年数を重ねてもまだまだやなぁと感じる毎日です。
バスあり 送迎も可能です。JR難波より 30分三郷駅
いつも読んでいただいてるみなさま。
ありがとうございます。
先日 とても嬉しいことがありました。
「ここに きてこうしてる時間が
わたしの至福の時間なの。
ずっと主人のお世話が本当にもう先がどうなるんだろうと思うと不安で。」
わたしの父と同じ77歳の お客様。
毎月フェイシャルにこられていますが、
こんな風に
肩の力を抜いてくださって
ご自身の本音をもらしてくださるのは
初めてかもしれません。
すでに毎月もしくは月に二度、
きてくださるようになって丸2年。
きてくださるたびに
「お迎えきていただくのが申し訳ないから
もうやめようか、と思ってるの。」
「今回でもう終わりにしようと思うの。」
「こんな歳だから変わらないでしょ。
もうやめとこうかしら。」
毎回おっしゃいます。
その度に
「お迎えは気にされないでくださいね。
〇〇様の近くのスーパーに寄りたいので。（≧∇≦）〇〇様のおうちに行く途中で
ちょうどガソリンをいれたかったので。」などと
お伝えしていました。
その度に
「そう？あなたのついでがあるなら
じゃあお願いするわ。」
と毎回帰り際、次のご予約をいれられる感じでした。
ただ、こちらも
もういくのやめようとおもうの。
毎回言われるものですから
もしかして無理やりきてはる？
やめるタイミングを探しておられる？
面と向かっては断りにくいのかな。
と
考えるようになりました。
それで
実はその日
また同じ言葉がでたら
「〇〇様が来たいタイミングで
ご予約またお電話いただけたらいいので
ご予約はまたお電話で されますか？」
とお伝えしようかと迷っていました。
そしたら
こんなお言葉。
「いつもニコニコして
お迎えきてくれて
あなたにどれだけ救われてるか。
本当にありがたいと思ってるの。
わたしの
唯一の至福の時間なの。この月に一回のこの日が楽しみで。」
頭がグワーンとなりました。
わたしは
「今回で最後にしようと思うの。」
が
「そんなこと言わないで来て下さいね。」と素直にお伝えしていい言葉を
もしかしたら
待ってくださってたことに
どんどんわからなくなってました。
いつも車で話される
お孫さんのはなし、
お嫁さんのはなし。
旦那様のお話。
近所のお話。
今日ははじめて
そのことがしんどいお話をもらしてくださった。
信頼関係が
構築されたことを感じました。
セラピスト業は
人間業。
智子先生がよくおっしゃっています。
わたしもいつも思います。
よく講座などで
ターゲットさんや
どんな方に来て欲しいか、などと
机上で
考えることがあります。
どんな接客がセラピストとして相応しいか。
もちろん大事。
そして
その先は。
わたしはおもいます。
そこにわたしの目の前にいるこの方に
中元 香で接すること。
一個人の中元 香が
目の前のこの方に心から興味をもつこと。
そして今日もわたしは
この方を心から愛おしいなぁと
思いました。
この方の
「お迎えも悪いからそろそろ来るのやめようかしら。」といいながら
いつもくださる手作りの佃煮が大好きです。
きっとこの言葉を発する意味が
その佃煮だったのかもしれません。
明日は
また大好きな お母さんのような 、お姉さんのような
長年のお客様が来てくださる。
楽しみで仕方ない。（≧∇≦）
奈良県 生駒 王寺
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