月曜。保育園にお迎えにいくとジーンがすこし元気がなく、絶え間なく空咳をしている。
嫌な予感がして、かかりつけの小児科におねいとチャリで漕ぎ着ける。
季節のせいか待ち合い室は人で溢れんばかり。
小一時間待っている間にジーンは熱がどんどん上がって、表情もなくなってくる。

やっと診察室に。
胸の音を聞いたとたん、主治医の顔色が変わる。
「今日はなにできたの?お姉ちゃんは一緒か。パパは遅くまで仕事?
このまま大きな病院行ける?」
珍しく慌てた様子の主治医に、これはヤバイなと思う。
そして、よりによって今日は旦那が夜勤。

慌てて空っ風のなか、チャリ漕いで帰宅して
めちゃくちゃなおにぎりを3つ作ってタクシー呼んで、
ジーンの耳でもお世話になっている医療センターへ。

たぶん、今日は帰れないかも。と思いながら行きの車内ですこしだけ、おねいとおにぎりをかじる。

慌ただしくトリアージを済ませると赤札のジーンはすぐに処置室へ。
呼吸も上がっている、サチレーションも危険水域。
すぐさま酸素を補給。レントゲンも撮影。

その間、おねいは良い子で絵本読んだり遊んでいる。

そうこうしているうちに両親がヘルプにきてくれて、おねいを連れて家に先にかえってもらう。

レントゲンの結果によると、軽い肺炎を起こしていて、ジーンの現状から判断すると今日は入院したほうがよいとのこと。
結局深夜に病棟に入り、そのまま現在入院5日目。

寂しい思いをしているおねいは、それでも両親を気遣ってくれて、いじましい。
夜勤明けからジーンの付き添いをしている旦那は腰がだいぶ辛そう。
でも、愚痴をいわれ続けると、労る気持ちも砂漠の水のように乾いていく。
結婚前はこんな愚痴の多い人だったっけ。
などと、不満が渦のように止まらなくなるので、なるべく軽く受け流す。

入院すると、本当にいろんな子供たちが。

完全看護なので、まだ生後半年くらいなのに、ずっと一人でいる子もいれば、
計画入院で夜も親が付き添いしている子もいるし。

我が家のように祖父母の手があれば、また親も助かるのだけれど、
一人でずっと見なければいけない人もいるし、
兄弟が小さいために、付き添えない親もいたり。本当にさまざま。
それぞれの大変さが心に染みる。

でも、看護士さんたちの仕事ぶりは本当に丁寧で適切で温かみがあり迅速で、
かつ、ベテラン保育士さんのような包容力。
こんなに仕事ができるのは、みんなよほど本来優秀だからか、
それとも小児病棟の看護士とゆう職場が人を育てるのか。

お医者さんごっこの好きなうちの姉妹が、こんな人になってくれたら。と思えるような気持ちのよい人たちばかりで。

この、突然の困難のなか、看護士さんたちの存在が大きな支えになりました。
今日こそは無事に退院できるかな。
愚痴は多いが働いてくれる旦那と一緒にジーンが戻って
みんなでクリスマスできたらいいなあ。