昨年度。
こどもの保育園での保護者会で、
「この保育園はどうやってこどもを怒るんですか?やり方を教えてください」
と、質問がでていた。
前にも書いたけれど、こどもを預けてる保育園は、きっとほかの保育園に比べると、全然怒らない!!
(勤めてる保育園が怒りすぎ?)
そして、保育園側からの返答はこうだった。
「怒りませんよ。」
まぁサラッと言ってました。笑
※当時の保護者会対象年齢は0.1.2歳
「この歳のこどもに怒るとね、こどもは怒られた感覚はあっても、大人が何言ってるかわからないんですよ。だからまず、こわいイメージをうえつけない。
そして、危ないときは、そっと離す。うちの保育士ってのはそれがプロでね、危ないなと思ったら呼びかけて注意しながら、ほかの興味がありそうなことを見つけてあげるんですよ。
何をやりたかったか、話せる子は聞いて、話せない子には代わりを見つける。
それで、こどもたちはOKなんです。怒りはじめたら、どうですか。毎日子供たちと触れ合うわたしたちは、あっちこっちで怒りまくりですよ。
でも、聞きませんし、効きませんよね。」
って園長が言ってて、お母さんたち、たしかに~って笑いがおきてました。
こどもを安心して通わせてあげられる自慢の保育園なの♪
(自然食だし布おむつだし、自然派にはもう最高。キャラものNGだったり秩序感かなりあったり、賛否両論ありますが…)
そして昨日買った和久田ミカさんの本も少し読んで、昨日は意識して「怒らずに」生活してみた。
○○○たまご事件○○○
よるごはんの準備中、るんたさんは卵とワカメと豆腐の味噌汁を作ろうとしていました。
ちびるんちゃんはお手伝いしたくてあっちをうろうろ、こっちをうろうろ。
余裕ないときは「あっちいってて」と追い払っちゃいますが意識してみました。
「じゃあこの卵まぜまぜしてくれる?」
頼んだのは卵をまぜるおしごと。
持ちやすい持ち手つきのビーカーに、割った卵、ミニサイズの泡立て器。
やりやすくセットし渡した1分後。
「がしゃーん」と音がし、振り返ると、流しに卵が流れている。
るんたさん、流しを見て、「あらら、卵、流れちゃったね。」と言うと
ちびるんたん、「うん。。ごめんなさい。。」と、すぐに謝れました。はなまる!
いつもなら、ママから「なんていうの?」とまくしたてられる可哀想なちびるんたん笑
流れてしまったので、ママは新しい卵でちびるんたんのおしごとをやってしまいました。
するとちびるんたんは…
「ちびるんたんも、やりたかった」
「おてちゅだいしたいの」
「たまごながれちゃったなぁ」
と、しょんぼりしながら台所にはりついている…
そうかそうかと聞きながら、
乾燥ワカメを取り出していたら、
「ねぇママ、ちびるんたんワカメさんならやってもいい?」
と乗り出してきました。
「どうぞ~♪ここに立つと、こぼれないでできるよ」
と、必要な分のワカメをわたすと、
慣れた手つきで(カメにエサをあげるときのようにw)ワカメをお鍋にぽとん♪
「ほらみて!!ちびるんたんが入れたワカメさん、ワカメになってきたよー!!」←乾燥ワカメなので戻ってるってことね
と、ご満悦。
ごはんを食べるとき、
ちびるんたんからひとこと。
「こんどは、たまごちゃん、ながれないね。(流さないようにするの意)
ちびるんたんとママでつくったスープ、みんなでたべるとおいしいね」
(2人で食べてるけどねw)
こどもなりに反省するし、役に立ちたいし、自分の主張言えるし、
うんうん、聞くって大事だね~
ほんとだ~
と、思ったたまご事件でありました。
ミカさん書籍に、感謝。
保育園に、感謝。
こどもに、感謝。
食材に、感謝。
最後に、流れたたまごちゃん、ごめん。
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