
朝10時から夕方の6時まで10日間、毎日びっちり教えて頂いた雅楽。
いよいよ発表の日を迎えました。
皆で練習していた時に先頭で舞わされて、なかなか覚えられず、一度は首になりましたが(!?)最終的には舞人に選ばれ、四人で「登殿楽」を舞わせて頂きました。
右方の舞なので、淡い水色と鶯色の中間の様な色の装束です。この写真では後ろを上げていますが、2メートル位ウエディングヴェールのように垂れを引きずるので、方向を変えるのに苦労しました。
大変恵まれたことに、発表の場は国立能楽堂です。
一緒に舞った春菜ちゃんと、アメリカから参加しているSarahと、カナダから参加しているClaire。
あ、あと笙と舞をご指導下さった真鍋先生!!
日本人が日本語で説明を聴いていて理解出来かねるのに、二人とも全く日本語を知らないのですが、藝術家の感性で、誰よりも早く飲込んで表現しているのが素晴らしく、刺激を受けました!!
とても素直なので(人柄もそうなのですが)、癖がなく良いようです。
芸事を学ぶには頭で考えては駄目!!とにかく真似して学ばなければ!!!と小さい頃から叩き込まれている筈ですが、いつの間にか頭で整理して考えてしまうようになっていたんですね・・・
日本の音楽はそもそも拍が自由に伸び縮みするものですが、雅楽も譜面に書けない独特の間合いがあり、それを意識しながら練習していたつもりでしたが、実際に装束を付けて舞ってみると、どうしてその間合いなのが、どうしてこの動きなのか・・・などなど頭ではなく身体で感じ取ることが出来大きな収穫でした。
伝統芸能の中でもその時々の時代背景や風俗によって、大きな違いがあることを感じました。
1300年前頃に日本に伝わったと言われる雅楽。舞いながら、その時代へタイムスリップした様な感覚に陥りました。雅な世界へ・・・
一生懸命教えて下さった先生方、助けて下さった共演者の方々、いらして下さったお客様、素晴らしい機会を与えて下さった国際演劇協会の皆様に心から感謝して居ります・・・
