母が行けないので代わりに父と出席。


なんかなー

こんな世界にずっといたいなと思った。

一般客は閉め出して、広大な御苑の散りゆく桜を招待客だけで堪能。
風に舞う桜の花びらは幻想的。

一応訪問着でおめかしして。

やることは散策と、たまに出会うお知り合いにご挨拶するだけ。

しかるべきところに嫁いだら、
本当にこういう社交だけで過ごしていけたんだよね。

それを時間を切り売りする下層階級に落ちていく私…

父も頭が痛いだろうな。

お見合いって親の関係で持ってきてもらうもんじゃないの?って思わず口に出しちゃったんだけど…

そしたら、つてがなくてごめん、って…

パパに謝られたの生まれて初めてかもしれない。

ごめんね、こんな娘で。

自分でもどうしたらいいかわからない。

資本家の娘が生活を維持する方法は、つまり富の再生産の方法は二つしかなくて。

一つは持っている人か生産できる人に嫁ぐこと。
そしてそれができないなら、やっぱり自分で稼ぐしかない。

医者になっていれば診療科にもよるけどアラフォーで月収百万前後は勤務医でも役づきだから行けてると思う。
間違いなく五十は超えてる。

ふつーの事務とかはさらにその半額だもんね…
やってらんないというか…

あー死んじゃいたい。

年収1000万の人と結婚するのは簡単。
アラフォーアラフィフのおじさんたちで結婚できなかったのとかいるからね。
でもそんなのと結婚しても苦痛でしかないというか…

年収1000万以上
資産3000万以上
都心マンション3LDK以上
同居なし
実家も都心の一軒家でひとりっ子

だったら、顔が普通で清潔感があれば許せる気がする。
あとは好きなことやらせてくれたらそれでいい。

あーどーしよ。すべてがめんどくさい。

生きてる価値あるのかな。
私が子供を授かったとして、
ふつうの人生に価値を見いだせない私に育てられるのはかわいそう…

それとも、子供を授かるまでに、
価値観が変わるような誰かに出会うんだろうか。

わからない。

幸せかどうかは
まずお金があるかどうか。

お金がないのに幸せとは
私にはたぶん思えない。

お金がないと味わえない幸せを
知っているから。

ただ、お金だけあっても
幸せではないのは確かだと思う。

パートナーが、一緒にいてなさけなくなるような人だったら、たとえどんなに社会的地位があっても財力があっても自分が耐えられない。

私が一緒にいたいと思うような人が私を選んでくれたらいいのに。

まずはそーゆー人と出会うところからか…

気が重いけどフランス語でも習うか