体調不良のため1回お休みしました。
今回は平点前逆勝手でした。
逆勝手とはお茶を点てる人と
お客様の位置に関係します。
通常 お客様側を 「客付」
その反対側を 「勝手」 もしくは「壁付」
と呼んでいます。
炉を使った点前は別として
基本 ほぼ たたみ一畳の内で行います。
点前を行う人の向きを基準に
右側に客付が順当な向きとなります。
その反対 左側に客付が逆勝手となります。
点前の名前では「勝手」を使うのに
説明はお客様との位置関係を使います。
まず 点前を行う畳へは右足から入ります。
同じく出るときは左足からです。
これは常に勝手側の足からという決まり事です。
座った状態から立ち上がった際の
出だしの足も同じように勝手側の足からです。
風炉釜(勝手側)と水指(客付側)の位置も
反対になります。
棗(茶入れ)と茶碗は左右変わりません。
右側を格上と考えるので必ず棗が右側です。
置く位置も水指を中心であることに
変わりませんが
茶筌が水指の中心で(順手は棗)
棗はその茶筌から指4本分客付側に
茶筌の手前側と棗の向側の点と点が
一つのライン上に来るイメージで配置されます。
(順手は棗の手前側と茶筌の向側)
なんの説明もなく配置を教わり
最初はそういうものだとばかり思っていましたが
これには意味があることに気づきました。
物と物との間に手を割り入ってはいけないという
基本法則があります。
棗も茶筌も右手で主に取り扱います。
それぞれの中心点が互い違いになっていることで
並んでいるようで並んでいないのです。
今回の点前でいうと棗を右手で扱うと
茶筌との間に手を割り入ってしまうこと
になりますが
並んではいないのでその法則を破ることには
ならないのです。
棗と茶碗はそれぞれの中心点を
ひとつのライン上に並べます。
茶碗が左側なので必ず左手で取り
右手に持ち替えるというひと手間が必要です。
基本を論理的に組み立てると応用も
腑に落ちます。
つづく。