宮崎ブーゲンビリア空港へ、鯖寿司を買いに行ってまいりました。
宮崎市内にある株式会社海鮮さんの鯖寿司なのですが、冷凍のものはネットでも購入できるんですけど、生のものは宮崎ブーゲンビリア空港 2F 売店でしか、購入できないようです。
こちらが、株式会社海鮮さんの「焼鯖寿司」税込950円と「鯖寿司」税込900円です。
「焼鯖寿司」は、脂がのった鯖を粕漬にし、香ばしく焼いて酢飯と合わせて棒寿司にしたものだということです。
「鯖寿司」の方は、やはり、脂がのった日本海どれの鯖を使用しており、特製の酢に漬け込み、鯖のうま味を最大限に引き出したものだそうです。
そして、鯖寿司の隣に陳列してあった、「幻の赤しそ寿司」税込800円も気になりましたので、購入してまいりました。
こちらです。
こちらは、大分県佐伯市の髙橋水産株式会社さんの製品なのですが、何が幻なんだろうと思って調べてみました。
「大分県佐伯市米水津の宮野浦地域に伝わる「赤丸寿司」は、特製の甘酢でしめた地魚を赤しそで巻いた寿司であり、昔は、漁にでる時に木桶いっぱいに詰めた赤丸寿司を重ねて保存食として食べていた。しかし、今では、幻の寿司と言われるくらい、作る家庭も少なくなってきている。」
そこで、髙橋水産株式会社さんでは、伝統の赤丸寿司を食べやすく工夫し、佐伯 米水津宮野浦地域に伝わる手法で「幻の赤しそ寿司」を生産しているんだそうです。
また、こちらの製品は、鯖ではなく、鯵を使っておられます。
さて、さっそく盛り付けてみました。
「焼鯖寿司」と「鯖寿司」が6かんずつ、「幻の赤しそ寿司」は5かん入っておりました。
まず、「焼鯖寿司」ですが、焼き加減が絶妙で、皮目がパリッとしており香ばしく、肉厚で脂がのった鯖と、酢飯とのバランスが良く、大変、美味しくいただきました。
「鯖寿司」の方ですが、こちらは焼いてない分、より脂の旨味を感じました。
焼鯖同様、身は大変分厚く、脂の旨味が、酢飯の程よい酸味と相まって、すごく美味しかったです。
甲乙付け難いですが、わたしは、「鯖寿司」の方が好きですね。
最後に、「幻の赤しそ寿司」ですが、こちらは、赤しその香りと食感、酢飯の程よい酸味、そして鯵の旨味、それぞれが主張し過ぎずに、うまく溶け合っていて、お互いを引き立てていて、とても美味しいお寿司となっております。
なぜ、こんなにも美味しい郷土料理が、幻といわれるほど、作られなくなったのか、不思議でなりません。
昨今の少子高齢化、人口減少問題などが、関係しているのかもしれませんね。
おすすめの三品です。
ちなみに、午前中くらいには売り切れることもあるらしいので、買いに行かれる際は、早い時間に行かれることをおすすめいたします。
〇宮崎ブーゲンビリア空港 2F 売店「日向屋」
住 所:〒880-0912 宮崎県宮崎市赤江宮崎空港2階
電話番号:0985-51-5111
営業時間:6時30分~20時10分
定 休 日:なし
駐 車 場:あり(買い物や食事をされますと、2時間無料となります。)