ホテルのチェックアウトタイムが迫っていたので、

一度部屋に戻って来ると、バックパックを

パッキングして、大きな荷物はフロント前に預けます。

そして再び外出。空港に向かう前に、ホテル近くにある

シュワルマ屋で、早めのランチをとる為です。。。

 

 

 

イラキ食堂

  

店頭の窓ガラスに、いろんな国の言葉で

貼紙されていて、この界隈で一際目立っていました。

辺りには、安宿が集中しているので、

たくさんの外国人バックパッカーがいるんでしょうね~。

壁に貼られた日本語のセットメニューは

4つあったので(下記画像参照)、どれにしようか

悩んでいると、店主が「ナス、ナス。」

一押しするので、ナスのセットをお願いしました。

注文してしばらくすると「まだ準備できていないから

ナスは抜きね~。」との事。「・・・・・」(私たち)。

では、なぜにナスを勧めたのだろう。。。

ナス抜きと言う事で、本来2.5JD(約300円)の

ところを1.5JD(約180円)にしてくれました。安い!

先程、ダウンタウンの街歩きで飲んだ

バナナジュースが効いていたので

量が少なめと言うのは、ちょうど良かったかも。。。

お食事を待つ間、あまりにも印象的なこのお店の

外観をカメラにおさえようと友人が席を立ち、

ちょっと離れたところから撮影していると。。。

突然、イラキ食堂の店主のおじさんが、

このお隣にある食堂の方と、大喧嘩を始めました!

どうも友人が撮影している時に、

隣の食堂の方が、友人に声を掛けていたようです。

それを見たイラキ食堂の店主は「うちの客を横取り

するな~。」と言った感じに、ケンカが突如勃発!

お隣の食堂の方は「知らなかったんだよ~。」

と言い返しているようですが、

興奮してしまった店主は、もう止まりません。

店主の息子が「もう、親父やめてくれよ~。」

と止めていますが、気がつくとまた私の友人を

指差しながら、文句を言いに行っていました。

多分いつもこんな感じなんでしょうね~。

店主の息子とお隣のお店の方は「また親父が

騒いで、ごめんな~。」と言った雰囲気でした。

ただ原因を作ってしまったお客としては

あまり居心地がいいとは言えませんでした。

でもお食事自体は、とっても美味しかったですよ~。

この安さでこのお味なら納得です。

そして、付け加えとして。。。

この店主のケンカ早さは特別と言った訳ではなく

アラブ人の方々に、熱い人が多いようです。

アンマンに戻ってきた日のタクシー運転手も

そうでしたが、ここ以外の場所でも大声をあげて

ケンカしている場面を何度か目にしました。

そう言えば。。。ヨルダンに初めて入国した日の

ホテルでも、経営者の夫婦が大ケンカ。

そしてヨルダン最後には、このお店の店主のケンカ。

私たちのヨルダン旅行は、

ケンカで始まり、ケンカで終わりました。

 
 

外観

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥97
 

ドリンクは選べるはずが、

席に着くとペプシが運ばれてきました。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥98
 

これが、壁に貼られていた日本語のセットメニュー

ミートは、ビーフの事です。

「うまい」を「美味い」と書いているところがポイント。

多分、日本人のバックパッカーに

書いてもらったんでしょうね~。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥99
 

うわ~、美味しそうなチキン!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥100
 

ドリンクの種類は豊富です。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥101
 

薄いパン生地状のものに焼いたチキンの外側を削って
ロール状に丸めたシュワルマは、とっても美味でした!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥102
 

尾っぽにボリュームのあるネコちゃんは

おとなしく食べこぼしを待っていました。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥103
 
 

 

イラキ食堂の1本隣の小道に

いつも大盛況のお店があります。

もうかなり満腹ですが

帰国前に食べておかないと。。。

 

 

 

Habibah(ハビーバ)

 

アラビー菓子の老舗店。

お店の入り口に食券販売機ではなく発券人がいるので

そこで欲しいメニューとサイズを指定し、

料金を支払うと、店内のカウンターにて

そのメニューをお皿に盛ってくれます。

私たちは0.5JD(約60円)支払い、

ハーフサイズのカナーフェを1つ購入。

2人で頂くことにしました。

このカナーフェはイスラエルに滞在中から

ものすごく気になっていたので。。。

温かいクリームやチーズが挟まっているのでトロ~リ。

甘いシロップも、とってもマッチしています。

日本にもあればいいのに~と言うくらい美味でした!

 
 

このブースで、料金を支払います。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥106
 

奥のカウンターでお菓子を受け取ります。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥107
 

これを購入!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥108
 

カナーフェは、ちょっと重めのお味ですが

意外に、ペロリと頂いちゃいました!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥109
 

 
 

ファラ・ホテルでバックパックをピックすると、

ホテル近くのバス乗り場に向かいます。

そしてここで、空港バスが発車する

ムジャンマ・シャマーリー行きのバスを待ちますが、

土曜日のお昼と言う事で、

30分たっても目的のバスはやって来ません。

(イスラム圏では、金曜日の15時前後から土曜日の

15時前後までが、日本で言う日曜日にあたります)

焦ってきた私たちは、バス停のすぐ脇にあるセルビス

乗り場に向かい、セルビスに乗車する事にしました。

セルビスはルートが決まっている乗り合いタクシーで、

乗客が4人集まると出発します。

1人1JD(約120円)と、バスより値上がって

しまいましたが、1時間に1本しかない空港バスに

乗り遅れたら、もっとお金がかかってしまうので。。。

セルビスの運転手に誘導された車に乗り込むと

既に2人集まっていたので、すぐに出発しました。

発車した車内で他の同乗者が、

運転手に1JD(約120円)渡していましたが。。。

予想通り、おつりをもらっていました。

観光客が、本来の金額で乗り物に

乗るというのは、本当に難しいですね~。
エティハド航空のリコンファームをしていない
私たちは、

最低でも出発の2時間前にはクイーン・アリア空港に

到着したいところですが、あんなに余裕だと

思っていた時間が、もうさほどありません。

発車したセルビスは、ダウンタウン内の渋滞に

巻き込まれてしまい、かなり焦りましたが、

ダウンタウンからちょっと郊外に出ると、車は爆走。

急いでくれているのか、単に運転手が

急ぎたいだけなのか分かりませんが、

ムジャンマ・シャマーリーに到着した時には

乗りたい空港バスは、まだ出発していませんでした。

無事、バス代3JD(約360円)を支払って、

クイーン・アリア空港へと、所要約1時間。

到着すると、チェックインカウンターは大混雑。

搭乗手続き行い、時間通りに飛行機に搭乗します。

やっぱりアラブ圏は、日本と文化がかけ離れている分

本当に楽しめるな~と思い出に浸りながら

エティハド航空の飛行機は、日本に向かい離陸です!

 
 
ファラ・ホテルのネコが、見送ってくれました!
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥111
 

ダウンタウンにある、セルビス&バス乗り場

左に停まっている白い車がセルビス。

セルビスは白。タクシーは黄色のボディーです。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥112  

 

ムジャンマ・シャマーリーのバスターミナルに到着

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥113
 

バスターミナルでは、出発まで15分程

時間が出来たので、売店を覘いてみます。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥114
 

このジュースを購入。多分100円くらい。

アラブ首長国連邦のものでしたが、本当に美味でした!

  
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥115
 

空港バスの座席の下に、日本語を発見!

このバスは、日本製のようです。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥116

 

空港バスの7TH CIRCLE停留所にも

選挙のチラシが。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥118
 

アンマンのクイーンアリア空港から、

エティハド航空にて、まずはアラブ首長国連邦の

アブダビに向けて出発です!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥119
 

ビジネスクラス!ではなく、

エコノミーの1番前に着席。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥120
 

イスラム圏の飛行機では、必ずあるのかな?

離陸前のコーランのお祈り。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥121
 

アンマンからアブダビ行きの機内食

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥122
 

アブダビから日本行きの飛行機で出てきたお食事

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥123
 

食後のデザートとネスカフェ

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥124
 

日本に到着直前のお食事

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥125  

 

朝6:00に起床。7:00からの朝食を頂くと早速外出。

アンマンには7つの丘がありますが、

その1つジャバル・アル・カラア山の頂上にある

アンマン城を訪れる為です。

暑くなる前に、登頂してしまいましょう!

民家を抜けて辿りついたアンマン城に

2JD(約240円)を支払って入城。

昨日のローマ劇場同様、かなり良心的な価格です。

想像より広くて、のんびり見学していると

アンマン市内にあまり観光地がないせいか

たくさんの観光バスがやってきてしまいました。

と言うことで、混雑する前にこの場内にある

国立考古学博物館を見学してしまいましょう!

ここにはあの、死海文書があるんです。

死海文書は、ヘブライ語聖書の断片を含む

約850巻の写本の集まりです。

文書は、紀元前2世紀から紀元後1世紀の間に

書かれているもので、事実上唯一のユダヤ教聖書の

文書であり、聖書本文の内容が写本を通して

劣化されることなく比較的正確に伝えられてきた歴史を

証明するものとして、貴重な資料になっています
1947年にイスラエルの死海北西にある

要塞都市クムラン近くの洞窟で、若い羊飼いが

洞窟からヤギを出そうと洞窟に石を投げ込んだところ、

その石が約2000年間巻き物を収めていた

たくさんの陶器の1つに当たり、発見されました。

なのでてっきり、この死海文書はイスラエルにあると

思っていましたが、1951年ヨルダン考古遺跡局長

の指揮下において、現地住人のベドウィンと共に

発掘調査が行われ、11の洞窟から資料が発見・

回収された事から、ヨルダンにあるようです。

ただ、イスラエルにも立派な死海文書の博物館が

建っていると思ったら、1955年にイスラエルは、

7つの主な死海文書のうちの4つを手に入れたらしく、

それらが展示されているようです。

そんな世界が注目する死海文書を見学すると。。。

あれ?と拍子抜けするくらい、博物館の1室に

他の展示物と差別化される事なく展示されていました。

もっと光りの当たらない暗室の厳かな雰囲気の中、

展示されていると思っていたのに。。。

ここも、かなり小さな博物館だったので見学終了。

また、アンマン城内の遺跡巡り再開です。

各国の都心部にある観光名所って、内容の濃さは

さほど期待出来ませんが、ここアンマン城は、

なかなか見ごたえがある上、山頂にあるので眺めもよく

遺跡に興味がなくても、来る価値はあると思いました。

 

 

朝、ダイニングで私たちを出迎えてくれた

ホテルの番犬ではなく、番ネコ

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥4
 
朝食コーナー
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥5
 

かなり質素。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥6
 

街角の焼きたてパンは、とっても美味しそう♪

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥7
 

物をゴミ箱に捨てない国なので

朝は、たくさんの清掃係が掃除をしています。

見違えるほど、きれいな状態に。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥8
 

昨日訪れたローマ劇場の展望台が、途中現れました。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥10
 
一瞬、パリのモンマルトル?と思わせる階段が続きます。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥12
 

でも現実は、こんな感じ

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥11

 

アンマン城に到着です。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥14
 

早速、入城!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥15

 

チケットオフィスを入ると、小綺麗な広場になっていました。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥16
 

まずは、入り口入って右手(西~北側)に広がる

上側のテラスから見学。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥18
 

一際目立っていたヘラクレス神殿跡

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥22
 

ローマ聖域?から南ゲートを眺めると、眼下に

ホテルから上ってきた坂道が続いていました。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥20  

 

では、城内にある国立考古学博物館に入ってみます。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥25
 
化石から始まります。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥27
 
骨がたくさん展示してありました。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥32
 

こんな感じに、壺に入っていたようです。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥31
 

古い黄金のアクセサリーも展示してありました。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥35
 
そしてここが、私のアンマンメインとしていた所
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥37
 

死海文書です!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥38
 

うわ~、本物だ~。紙に書かれた写本の断片。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥39
 

死海文書は、紙(右下)に書かれたものの他に、

銅の巻物(左下:銅版にペンで彫られている)があります

 

すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥40
 

次の部屋には、建物の装飾に使われていた、

ナバテイア人の「美と多産の神」のレリーフが。。。

 

すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥43
 
ローマ彫刻も展示してあります。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥47
 

こちらは、棺のようです。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥48
    

博物館を後にします。住居跡を通って、北側へ。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥53
 

ウマイヤ・モスク跡

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥54
 

中庭から眺めた、ウマイヤ・パレス

両側には、スークがあったようです。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥55
 
内部は、こんな感じです。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥58
 
出口付近に、不思議なマークを地面に発見。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥59
 
パレス北側には、列柱通りが続きます。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥61
  

北側ローマ寺院の壁を進み、謁見ホールを抜けると。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥62
 
突き当たりの展望テラスからは
1度に3000人が礼拝できる
ヨルダン最大級のモスク

キング・アブドゥッラー・モスクが見えます。

きれいな青いモザイクタイルのドームが印象的。

  
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥64
 

では迷路のような住居跡を抜けて、宮殿方向に戻ります。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥67
 

大きなウマイヤ貯水槽
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥69
 
ビサンチン教会跡

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥72
 

城内には、たくさんの穴や洞窟がありました。

貯水や倉庫だったようです。

  
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥73
 

入り口に戻ってきました。

では、左手(東側)にある下側のテラスへ。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥74
 

眼下に見えるローマ劇場までは、

かつて階段でつながっていたそうです。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥76
 

下側のテラス1番奥までやって来ました。

こちら側には遺跡はほとんど無くガラ~ンとしています。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥77
 
アンモナイト・パレスがあるのみです。 
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥79
   
出口では、ネコが朝の体操中でした。

「シェイプアップ体操、始め!いち・・・」
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥81
 

「に・・・」

  
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥82  

 

アンマン城を出て、丘を下ります。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥83
 

 

 

本日の夕方、私たちは日本に帰国しますが

空港に出発するまで、まだ若干時間があります。

と言うことで、ダウンタウンを散策してみましょう。

ダウンタウンは、もうかなり歩きましたが

明るい時間に歩いた事はなかったので。。。

ここは相変わらず活気に満ちています。

食料品スーク近くでは、ものすごい臭いがしたり、

こんなものが売り物になるの?と言うものが

売られていたり。。。

のんびりダウンタウンをお散歩していると

アンマンの方の生活が見えてきて

とっても興味深かったです。

では、そろそろホテルに戻りましょう!

 
 

街歩きの始めに、カフィーヤを購入♪

ちょっと前に日本でも、男の子が首に巻く

ファッションが、流行りましたよね~。

これは本来、アラブ人男性が被るもので、

パレスチナ出身者は、黒白のものを、

沙漠出身のバドウィンは、赤白のものと

使い分けているそうです。

中国製のものは1JD(約120円)から購入できました。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥86
 

道には、この看板のようなものがたくさん出ていました。

宝くじみたいなものなのかな?
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥85  

 

バナナジュースを購入。100円くらいだったかな?

かなりこってりで、重めの味です。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥87
 

ダウンタウンのランドマーク、

アル・フセイン・モスク前にやって来ました。

人と車で大賑わい。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥88
 

大聖堂を改装したこのモスクには

残念ながら入る事が出来ませんでした。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥89
 

サトウキビジュース屋さんが、あちこちに。。。

左の機械上にある穴にサトウキビを挿していくと、

下からジュースが出てきます。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥91
 

ペットショップではありません。食用です。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥90
  
歩道を占拠していた、ぬいぐるみたち。

子供達が喜びそうな発色ですね~。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥93
 

数軒おきに、香水を配合してくれるお店が現れます。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥95
 

そしてこちらも、あちこちで見かける床屋さん。

女性のお客様は、全く見かけませんでした。

髪の毛というより、お髭の手入れが重要のようです。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑥96
 

 

No2へ。。。 

 

私たちの日本への帰国便・エティハド航空の

リコンファームは、出発の48時間以内との事でしたが

すっかり過ぎてしまったので、ダウンタウンにある

観光案内所に向かい、アンマンにあるエティハド航空

オフィスの場所を、聞いてみる事にしました。

ところが、観光案内所の窓口の方や他の観光客の方を

巻き込んで探したものの、結局オフィスの所在は

分からなかったので、リコンファームは断念し、

その近くにあるローマ劇場へと向かう事にしました。

33列6000人収容出来るヨルダン国内最大の劇場。

とは言うものの、客席の傾斜がきついせいか

案外こじんまりとした印象で、ヨルダン以外も含めて

今まで見たローマ劇場の中では、

かなりかわいらしいな?っと、思ってしまいました。

ここは観光客というより、地元の方が多く目に付き

皆さん、のんびりと寛いでいるようでした。

ローマ劇場のステージ脇には、ヨルダン伝統文化

博物館が併設されていたので、入ってみます。

民族衣装や装身具や、マダバ・ジュラシュで発掘された

モザイクタイルも展示されていましたが

エントランスを含め、5部屋しかなかったので、

博物館見学は、あっという間に終了です。

そしてこのヨルダン伝統文化博物館の反対側には、

ヨルダン民俗博物館があるようでしたが、

現在改装中だったので、ローマ劇場を後にします。

その東側には、オデオンがありました。

ここはローマ時代、コンサート会場に

使われていたそうで、当時上演の際には、

木製か布のテントが天井を覆っていたらしく、

現在よりも高い建物だったと考えられているそうです。

私たちが訪れた時は、このオデオンには誰も

いなく静かたっだので、ちょっと寂しい感じがしました。

そして、ローマ劇場を見た後と言う事もあり、

かなり小ぶりな劇場と言ったイメージでした。

ちなみにこのオデオンを含め、ローマ劇場と

ヨルダン伝統文化博物館との共通券は、1JD

(約120円)と、かなり良心的な価格です。安いな~。

 

 

この正面にある鉄格子の入り口を入った

左手がチケット売り場で、右手がローマ劇場

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤60
 

ローマ劇場に入場!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤61
 

上ると、ちょっと息切れが。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤62
 
正面を上りきった所に、門のようなものがありました。
 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤64
 

地元の家族が、寛いでいます。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤65
 

ダウンタウン中心方面の眺め

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤67

 

ここから、お隣のオデオンも臨めます。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤66

 

ほとんど地元の方ばかりでした。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤68
 

ヨルダン伝統文化博物館入り口

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤69
 

不思議な人形が出迎えてくれます。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤70
 

ベール?!

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤71
 

ちょっとかわいい民族衣装も。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤72
 

こちらは、モザイク・コーナー

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤73
 

そしてここは、オデオン。。。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤74
 

あっという間に上れました。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤75
 

先ほどのローマ劇場

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤76
 

逆側からの眺め

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤77
 

しばらくダウンタウンを歩いて行くと

街の中心に、ニンファエウムが現れました。

かつては、この前には川が流れていて

妖精ニンフの聖なる噴水があったそうですが。。。

隣接する食料品スークの喧噪に飲み込まれそう。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤78
   

 

 

次は、アンマンに来て未だ未開の地、

新市街に行ってみることにします。

バス乗り場前にあるジューススタンドのおじさんに

目的地に向かうバスを教えてもらいながら

乗り込んだバスは、ちょっと混雑していたので、

セクハラに合わない安全な場所をキープです。

途中、若い男性が気遣って席を譲ってくれました。

その後も坂を上ったり下ったりしながら約30分。

アンマン市街の西側にある、7TH CIRCLEの

バス停に到着すると、早速その前にある、

CーTOWNというスーパーで、お土産を物色です。

価格交渉がなく買い物ができるのって、

日本人の私にとっては、本当に楽チンです。

その後は、スウェフィーエという地区にある

一際賑わうワカラット通りを散策。

ここは広い歩行者天国になっていて、

スターバックスがあったり、高級チョコレート屋さんや

ブティックがあったりと、さすがアンマンで最も

おしゃれなスポットと言われているだけあります。

今までのアンマンとは全く別の顔を持っていました。

でもこういう雰囲気は日本にもよくあるので、

ダウンタウンの方が、私は好きかな~。

さあ、そろそろお腹が空いてきたので夕食にしましょう。

私たちが選んだ最後の晩餐は。。。バーガーキング!

アンマンに来た時から、気になっていたので。。。

店内に入ると、何やら大騒ぎ!2階席で

大勢の子供たちが、お誕生会を開いているようです。

ただ店内はその声がするのみで、私たちが頂いた

1階席には、他にお客さんはいらっしゃいませんでした。

小さめワッパー + コーラー 3.19JD(約380円)と

オニオンリング 0.9JD(約110円)、

0.65JD(約80円)のTAXをとられ、

合計4.74JD(約570円)。

確かにこの金額は、新市街は物価が

高めとは言うものの、この国の物価を考えたら、

ちょっと高過ぎるのかも知れないです。

お隣の地元のハンバーガー屋さんには、

大勢のお客さんが集まっていました。

頂くと。。。お味は、まあ予想通り。

失敗がなかったので、まあ、「あり」でしょう。

食事を終えると、店内は空調が効いていて

かなり寒かったので、早々にお店を出ます。

さあ、問題はここから。。。

既に時間は20時を過ぎていました。本日は木曜日。

ヨルダンでは、日本で言う日曜日にあたりますが

日本の日曜日以上にあらゆる場所で影響が出ます。

近くのバス停でダウンタウン行きのバスを待ちますが

なかなかやってきません。

もしかしたら、バスが終わっちゃったのかも。。。

と、不安がよぎります。

そこに1台のマイクロバスがやってきました。

アンマンでは、いわゆる日本のような大型バスと

ロケバスのようなマイクロバスが走っています。

私たちは大型バスを待っていましたが

このマイクロバスの運転手に「このバスは、

ダウンタウンに行くの?」と聞いたところ、

乗れ乗れと手招きされたので乗り込む事にしました。

運転手の息子さんらしき小さな男の子に

バス代を支払い、しばらく乗っていると、

ダウンタウンとは全く違う方向に曲がって行きました。

アンマンは一方通行が多いので、行きと同じ道を

通らない事が多いとは聞いていたものの

その後も全く軌道修正をする様子がありません。

すると、ダウンタウンのイメージとは真逆の

人気の少ないバスターミナルに到着しました。

ここが終点だと言って全員下ろされます。

運転手のすぐ後ろに座っていた私は

「ダウンタウンって言ったのに!」

とばかりに声を掛けると、その運転手は、

このマイクロバスのすぐ後ろに停車していた

大型バスを指差し、あれに乗れと言っています。

「分かったよ~。」と、ふてくされながら私は

狭い席をまたぐように立ち上がると、私の足と足の

間に何やら得たいの知れないものが。。。

思わず「ヒャ~!」と大声を上げてしまいました!

何と、振り向き様の私の足と足の間に、先ほどの

運転手が、手を入れてきて触ろうとしたのです!

ただし本日私は、一瞬スカートに見えるキュロットを

着用していたので、セーフでしたが。。。

あんにゃろ!こんなダウンタウンから離れた

バスターミナルまで連れてきておきながら、

セクハラまでするとは!

バスの中ではセクハラが多いっていうから、

安全と言われる運転席近くに座ったのに、

最後にバスを下りた為に、かえって運転手の

セクハラの標的になってしまったとは。。。

観光客には何をしてもいいって思っている人は多いと

聞いていたけれど、本当なんですね~。

声を上げた私に対して「何かあったの?」とばかりに

涼しい顔をしている運転手が本当にムカつきました。

近くにあんたの息子がいるんだぞ!

親として、恥ずかしくないの~?

その後私たちは、大型バスに乗り込み

見覚えのあるダウンタウンに突入。

無事、ホテルに戻ることが出来ました。

明日はいよいよ、帰国です。

 

 

バスの車窓から見た、

7TH CIRCLEにあるCーTOWNというスーパー

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤79
 

スーパーでのお買い物が終了する頃には

辺りはすっかり暗くなりかけていました。

 
すずまゆ♪の、表参道ランチ日記-ヨルダン⑤80
 

どんどん夜になっていきます。

 
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スウェフィーエ地区にあるワカラット通り

 
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ここには、高そうなブティックが並んでいました。

そして私たちが訪れたこの時期アンマンは

選挙前だったらしく「選挙に行きましょう!」看板が、

至る所で目に付きました。

 
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夕食を頂いた、バーガーキング

 
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ガラーンとした1階席

 
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こちらが本日の夕食

 
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ここは、バス停ですが。。。バス停の標識を

隠すように貼られているのは、選挙ポスター

 
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