精油には
抗ウイルス作用があると
よく紹介されますが?
本当の意味で
抗ウイルス作用を持つ
精油が早く発見されればいいな
と期待しています
研究されていても・・・
【抗ウイルス作用の研究】
まず
新型コロナウイルスについてですが
日本アロマセラピー学会では
新型コロナウイルスに対する
アロアセラピーに関しての
学会統一見解(2020/01/31)
というのを出しています
/
幾つかの精油には抗菌作用(抗ウイルス作用)があります。
しかし新型コロナウイルスに直接的な抗ウィルス作用を示したエヴィデンスは、当学会が知る限りではありません。
したがって、現時点では、「新型コロナウイルスに精油が有効である」とするには時期早尚であるとするのが、日本アロマセラピー学会の統一見解です。
\
原文そのままです
新型コロナウイルスに効く
精油はないということです
幾つかの精油にあると書かれている
抗ウイルス作用というのも
どの程度かということもあります
インフルエンザウイルスについての
研究ですが
「植物精油の直接接触および芳香暴露の抗インフルエンザウイルス作用に関する研究」
こちらの実験は
☆動物実験である
☆感染細胞へ直接添加とあるので
感染した細胞に直接ではない場合の
精油の効果は不明
☆芳香暴露をしたケージの広さが
わからない
☆増殖抑制できた
ということから
□ヒトに対して有効なのか
□手指に対しても有効なのか
□スプレーの濃度で有効なのか
□ヒトがいる環境広さの部屋でも
有効なのか
□増殖抑制=不活性化ではない
などヒトやヒトがいる環境に
置き換えた時に
この研究からは
精油に抗ウイルス作用がある
と言ってしまうのは
危険だと思います
もし抗ウイルス作用が
あったとしても
エタノールを使って
スプレーを作った時点で
精油はエステル化してしまいますから
抗ウイルス作用はなくなります
他の研究も
「あくまでも試験管内で行った実験」
などと書かれていたりします
外の広い空間で有効かどうかは
わかっていないということです
イギリス式アロマテラピーから
NPO法人日本メディカルアロマテラピー協会
(JMAA)で学び直し
正しく知るということも
学ぶことができました
現在の研究結果では
ヒトに対してどうなのか
ウイルスを不活性化できるのか
といったことの
科学的根拠には
ならないのではないでしょうか
この研究結果を示されて
精油には抗ウイルス作用があると
言われても今の私には
怖くてウイルス対策に
使おうとは思えません
ウイルス対策には
エタノール70%以上
または
JMAAのミラクルシリーズ
が一番安全です
エタノールと
JMAAの基材ミラクルシリーズは
インフルエンザウイルスや
新型コロナウイルスなどの
エンベロープを壊すことができます
WHO・日本の政府機関による
臨床結果というエビデンスがあります
精油ではこのエンベロープを
壊すことができません
エンベロープを
壊せないということは
ウイルスを
不活性化できないということです
新型コロナウイルスについても
精油についても
精油の使い方についても
正しく知ることが
大切だと思います
新型コロナと戦えるほどの
抗ウイルス作用がないのに
あると思って使うことほど
怖いことはありません
今現在
抗ウイルス作用が
あると言える精油は
世界中のエビデンスからも
残念ながらありません
JMAAで
皮膚の構造を学び
基材によって精油の
皮膚への浸透が変わること
治療としてのアロマを学ぶと
イギリス式のアロマテラピーでは
当たり前だった基材を使うのは
間違いだったと知った時の驚き
昨年からは
ウイルスについても学び
精油の役割がさらに
明確になりました
まだまだ発見されていない
素晴らしい作用を持つ
未知の精油があると思います
アロマテラピーを教える者としては
ウイルスにも勝てる精油が
近いうちに発見されることを
期待しています
【最後に】
本日で
アメブロにブログを書き始めて
1年となりました
1年間
毎日更新を心がけて参りましたが
本日を持ちまして
ブログを休止させていただきます
1年間という短い間でしたが
ブログを読んでいただき
本当にありがとございました
Instagramは
継続いたしますので
ぜひご訪問お待ちしております
☆Instagram☆
↓
https://www.instagram.com/jmaa.lunarearoma.tokyo/
特定非営利活動法人JMAA
日本メディカルアロマテラピー協会
ってどういう団体?