昨日
精油は
ウイルスを不活性化
できないと書きました
精油には
抗菌力
(抗ウイルスではありません)の
高いものはあります
抗菌力の強さは
フェノール係数(石炭酸係数)で
表します
フェノールとは
消毒薬の細菌に対する消毒作用
のことで
フェノールを1として比較した
係数です
精油では
①オレガノ
②クローブ
③シナモンカッシャ
④パルマローザ
の順にフェノール係数が
高いです
フェノール係数は
一番高い
オレガノが20
です
一般的に
アロマ業界で
抗菌にと
言われている
ティートリー
ユーカリ類
ペパーミント
などは、フェノール係数が
2〜3です
構造式からみても
あまり抗菌力はありません
ここまでの内容は
無料オンライン講座
「抗菌作用の強い精油はなに?」
にも記載があります
テキスト
無料ダウンロードできます
JMAAでは
フェノール係数12の
パルマローザを用いて
抗菌スプレーを作る
レシピがあります
風呂場の抗菌にも
使えますが
ウイルスについては
インフルエンザが流行る時期に
マスクにスプレーして
ジップロックなどの袋に
入れてしっかり封をしておくと
パルマローザの抗菌力で
ウイルスのエサとなる
菌が
死滅します
エサがなくなったウイルスは
不活性化するため
マスクが再利用できる
という使い方です
精油が
インフルエンザウイルスを
直接攻撃して
不活性化しているわけでは
ありません
新型コロナに関しては
まだわからないことも
多いため
パルマローザを使った従来の
抗菌スプレーは
使いません
JMAAでは
今は
精油の話よりも
新型コロナの
感染対策についての話が
多いくらいになっていますが
新型コロナの
正しい感染対策は
それくらい重要な
ことだと思います