簡潔にまとめてみました。

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・ドイツ放射線防護協会の提言

1.放射性ヨウ素が多く検出されているため、日本国内に移住する者は当面、汚染の可能性のある、サラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取は断念することが推奨される。

2.評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子供、青少年に対しては、1kgあたり4bq以上のセシュウム137を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。

成人は、1kgあたり8bq以上のセシュウム137を含む飲食物を摂取しないことが推奨される。

3.日本での飲食物の管理および測定結果の公開のためには、独立した放射線測定所を設けることが有益である。

ヨーロッパでは、日本におけるそのようなイニシアチブをどのように支援できるか検討するべきであろう

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日本はこれに加え国産魚の摂取を控えることが必要。

ドイツの基準はかけ離れて厳しいと感じるが、実はそうではなく、最近の研究で心疾患に関して安全な体内レベルは5bqであり、このレベルを超えないようにすると1日辺りの摂取量は体重70kgの男性で1.6bq/kg、10bqを超えないようにするには3.2bq/kg。

※子供に関しては1日の摂取量は検出限界値以下でも危険

たとえば30kgの子供が1日、10bq取り込んでいると100日未満で危険値の600bq(20bq/kgx30kg)にも達してしまう。

さらに大人が1日、10bqを摂取した場合、600日後には危険値☆スピカのブログ☆彡

ICRP Publication 111(2009)より

2008年のベラルーシの死因52.7%が循環器疾患であることが注目される。
また、これを受けECRRのバズビー博士はベラルーシの子供へ汚染の無い土地への退避を勧告した。

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心筋の代謝は極端に少なく(1%)一度破壊されると元には戻らないそうです。
さらに摂取量に関して実現はかなり厳しく感じてしまいます。

続く