今日でシカゴ誕生178年。
つまり178歳の誕生日らしいです
写真を拝借…



さて、一昨年からカレッジで、インテリアデザインの勉強をしていますが、
その中で知ったアメリカの住宅リフォーム関連の人気サイト

Houzz
http://www.houzz.com

Houzzは、インテリア・リフォーム関連の専門家と、リフォームをしたい人たちをつなぐサイト。サイトには、500万を超えるプロの実績例の写真が掲載されています。

カテゴリに分けられた実績写真を見られるだけでなく、その写真の中でタグ付けされた家具や小物類は、そのタグをクリックすると詳細情報へとび、そのままそこでその商品を購入することもできます。

また、気に入った写真や商品は、Ideabookと呼ばれる自身のフォルダにスクラップブックのように保存することもできます(ログイン登録が必要)。

そしてそこで収集した実績例を元に、このサイトから気に入った専門家にリフォームの依頼ができる、という仕組みです。

アメリカではインテリアデザイナーは有資格者。カレッジなどで必要単位を取得した後、一定の就業経験が必要なので、かなりの時間を要します。また州によって法律が違いますが、基本的に、有資格者でないと、"インテリアデザイナー"と名乗ったり、名刺の肩書きに書くことができないのですが、"自称"インテリアデザイナーも多く、要注意です。

そういったトラブルがアメリカでも多いようですが、このサイトの中では、内容や地域性を考慮した相場を検索して、見積額を出すこともできるので、これまでわかりにくかったリフォーム業界の透明性にも貢献しているようです。

サイトにはほかに、掲載写真に関連して、リフォームに関する情報記事が掲載されていたり、掲示板のようなものもあり、
カレッジの課題関連で材質についてわからないことがあったときに掲示板で質問すると、プロが回答してくれたりもしました。

なので、授業の課題の材料集めには、とても役立ちました。このサイトは、インテリアデザイン学生にもとても人気で、あまりにこのサイトからばかり情報を集めるので、Houzz使用禁止令がでた課題もありました(^^;)


このサイトを知った一昨年頃は、このサイトを紹介する日本語記事は全くありませんでしたが、昨秋あたりから、注目され日本でも紹介されてる記事が出始めました。また、日本で人気のインテリア・DIY・家具・雑貨のサイト、iemo(イエモ)は、このHouzzをお手本にして日本風にアレンジされたサイトだそうで、2013年秋に設立されて以来すぐに人気になり、1年後の昨秋には、DeNAに買収されました。

私も初めてこのサイトを見たときに、楽しい! このサイトの日本版があったらいいな! と思いました。
あぁ、ビジネスチャンスを逃したか・・・笑。

Houzzも2009年に設立されて以来、急成長。Houzzの日本版、Houzz Japanもリリースされる予定、と2月のアメリカでの建材見本市で発表されていました。

サイトは、オンラインカタログのようでアップされている写真はクオリティも高いので、見るだけでもとても楽しく、わくわくします。ご興味がありましたら、是非のぞいてみてください