田渕先生版『王妃の館』のことを
色々考える(^_^;)

なんだろ。。

感想にも書きましたけど
わたしは宝塚版見ながら
『王妃の館』の舞台だ~(*^^*)
とは
驚くほど
思わなかったんですよね(´・_・`)

何でだろうなと考えていたんですけど

こちらの作品を
吉本新喜劇みたいだと表現されている方がいて

ああー!確かにそれだわと(^_^;)
思いました。

役者さんのお決まりのキャラで笑いを取るところとか
後半ちょこっと人情話なところとか
さいごはめでたしなところとか

確かに田渕先生版
とっても新喜劇的な。

わたしは新喜劇も普通に好きなんですけどホッコリするし(笑)

でも
原作本を読んでいても
新喜劇の台本を読んでる感じとか
新喜劇が頭の中に浮かぶ感じとかは
全然、全く、
ありませんでしたけどね(^_^;)

なんで田渕先生版は新喜劇なんだろうと
それって何でだろうなと思ったのですが

わたしなりの考え。。

田渕先生版は
肝心の、作品タイトルにもなっている
シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ
王妃の館がですね...

田渕先生版、全然、魅力的じゃ
なかったのですよねーー。。(´;ω;`)

シャトー・ドゥ・ラ・レーヌが
ただのハコだった。。(´;ω;`)

ベルサイユ宮殿も。

え、まさかこれが
田渕先生の中での
ベルサイユ宮殿なの、、、と

全く豪華絢爛でも
華やかでも煌びやかでもない

ベルサイユの場面を見ながら
思いましたし。(´;ω;`)

そもそもこの話の舞台が
パリって感じが
田渕先生版
わたしは全くしなかったんですよね(´;ω;`)

そりゃエッフェル塔の背景は出てくるけど。
パリの町並みとかサクレクール寺院とか
スクリーンに大きく映し出されるけど。

舞台の上でパリの雰囲気を表現するって
町並みの写真をバーンと映して『はいパリです!』とか

演出って。そういう事なのかい。。

この宝塚版を見ていても
パリの街の あの雰囲気が
舞台の上に
全く、なーーい。。(´;ω;`)

王妃の館もベルサイユ宮殿も
魅力的でない、どころか
ただのハコ的な扱いですし(´;ω;`)。

パリのあの素敵な雰囲気
舞台の上に皆無だし。。

だからこれ、
『王妃の館』じゃなくて
新喜劇に近いものに
見えるんだと
わたしの中では思いましたm(*_ _)m


ディアナさん自身が投影されているはずの
シャトー・ドゥ・ラ・レーヌが...

ルイ14世の絶対的な権力と心の寂しさが投影されているはずの
ベルサイユ宮殿が...

パリのあのステキな雰囲気が...

全然まったく、舞台の上に
再現されてないんだよーーん
田渕先生ーー。。
(´;ω;`)

タイトル、王妃の館、な意味、あるのかい。。
話の舞台が、パリである意味、あるのかい。。

なんでそれらを表現することを
原作から
バッサリ無視されちゃったのか。。

そこはほんまに問いたいです(´・_・`)

わたしの中では、そここそさ。。宝塚でやる意味があるところじゃないかと思っていたの。

ベルばらとかを生み出してきた、宝塚の、チカラの見せ所なんだと
思っていたんだよーーん。。(´;ω;`)

これだと単なる
原作のキャラクター頼りの
役者さん頼りの
キャラ祭りではないか。

王妃の館にもベルサイユ宮殿にもパリの街にも
特に拘りがないのなら(ないとしか見えなかったです)
舞台、どこでもいいじゃん。。
なんばのうどん屋さんでも、どこでも。
て見えるから
新喜劇感なんぢゃないですか。。(^_^;)


ほんと、せっかく宝塚でやるのに
勿体ない_| ̄|○ il||li

なんで、大事な大事な、王妃の館やベルサイユ宮殿やパリの雰囲気を
手抜きしたような
無視したような
そういう舞台にしたんだろう。。

田渕先生、いかに大劇デビューとはいえ
わたしはそこはちょっと
正直、ガッカリだよぉ。(´・_・`)

今回のシャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)の、あのセットを見て。
あの外観や
あの部屋のセットを見て。

わぁぁこのホテル素敵ーーおねがいおねがいカナヘイきらきらカナヘイきらきら
いつか行ってみたいーーおねがいおねがい
いつか泊まってみたいーーーおねがいおねがい
とか。

この趣味の良い素敵な趣の館は
どんな方が建てられたんだろう...おねがいおねがい
とか。

どんな方が住んでいたんだろう...おねがいおねがい

そこにどんな生活があったんだろう。
そこにどんな物語があったんだろうカナヘイきらきらカナヘイきらきら

とかとか。

そういう、魅力的な要素とか。

魅力的な想像を
掻き立てられるものでは
全っっく、なかったんですよね_| ̄|○ il|

田渕先生が舞台の上に作られたシャトー・ドゥ・ラ・レーヌは。。(TT)

王妃の館が
全然 魅力的なホテルだと
魅力的な建物だと
何か深い素敵な物語が詰まっているものなんだと
田渕先生の演出では
わたしは全く思えなかった(TT)です。

そもそも王妃の館の主だった
ディアナさん(ゆうりちゃん)の扱い、
田渕先生の脚本
むっっっちゃ薄いし(´;ω;`)。


パリの雰囲気もないし。。

田渕先生版を見ながら
わぁぁパリに行ってみたいなぁおねがいおねがいとか
また久しぶりにパリ行きたいなぁラブラブとか

なります...??
残念ながらわたしはなりませんでした(TT)

でも原作本を読んでいたら
パリも
王妃の館も
ベルサイユ宮殿も

ものすごーーーーーーく
魅力的に描写されていて

ものすごーーーーく
そこへ行きたく、なるんだよ。。(´;ω;`)


王妃の館、シャトー・ドゥ・ラ・レーヌの
その魅力を
ガン無視された今回の演出が

それがわたしの中での
(原作)『王妃の館』とは
ちがーーーーう(´;ω;`)。。

だって、『王妃の館』、なのですよ。

なのにその、王妃の館、シャトー・ドゥ・ラ・レーヌの、その魅力は
原作から
バッサリ無視て。。(´;ω;`)

わたしの中で
田渕先生版にタイトル付けるなら
『王妃の館』じゃなくて
『爆笑!光と影の男女〇人珍道中』
とかにするかなと。(^_^;)

ええ、ええ
センス0なタイトルですよ(^_^;)

でも、王妃の館の、シャトー・ドゥ・ラ・レーヌの、そこの魅力はバッサリ無視なのに
『王妃の館』と名乗るよりは

『男女〇人珍道中』の方が
まだ合っているような気がします。。

王妃の館と、
月と太陽のように対になっていると思う、
ベルサイユ宮殿にも

ベルサイユ宮殿なのに
宝塚での舞台化なのに

ベルサイユ感が
全然なーーーーーい(´;ω;`)。。

ベルサイユ宮殿って。
豪華絢爛、この上なく煌びや、この上なく贅の限りを尽くして作られた宮殿カナヘイきらきらカナヘイきらきらカナヘイきらきらカナヘイきらきら
イメージですが

そして台詞でも
『こんなにも豪華絢爛なのに、どこか寂しい』みたいに言われているけど

田渕先生の演出
あのベルサイユ宮殿の中、、
全然そんな感じじゃないし。(TT)

ベルサイユ宮殿のハズなのに
豪華絢爛でもなければ
なんかちょっと..残念な、、セットというのか

ガッカリ感だし。(´;ω;`)

宝塚でやるのに
ベルサイユ宮殿のセットに
ベルサイユ感がないって。
豪華絢爛さも華やかさも
ベルサイユ宮殿のセットから何も感じないって
ほんとどういうこと。。_| ̄|○ il||li

そういう意味では
植田先生のヅカベルばらは
やっぱりすごいわ。
舞台上のどこをどう見ても
豪華絢爛、華やかさ満点。

ベルサイユ宮殿感、どこを切っても、舞台の上に、あるので。

ちなみにわたしも、パリにも、ベルサイユ宮殿にも行ったことありますよ。。
だって、タカラヅカもベルばら(漫画)も、大好きですもの。そりゃ行くよ。
そういうヅカファンの方はきっと多いはず。


田渕先生。。
これが先生の中でのパリなのかい...?
先生的な、ベルサイユ宮殿なのかい...?
王妃の館、なのかい...?(´;ω;`)

王妃の館がちっとも魅力的じゃない、、
ベルサイユ宮殿に豪華絢爛さベルサイユ感がない、、
舞台の上にそもそもパリ感がない、、
ていう。。

しつこいけど
パリの街の魅力を、舞台で、表現するって。
スクリーンに、町並みを映すことなの?(^_^;)

違うよね
そういうことじゃないよね(´;ω;`)

なんだろ。。
例えば舞音とか。
ベトナムが舞台でしたけど。
ベトナムの町並みを映したりは
全くしていなかったけど。

いかにもアジアンな空気感が
舞台の上に
演出で
表現されていましたやん。。


グランドホテル。
シャンデリアと椅子と柱だけのセットでしたけど。
舞台の上にあるのは
魅力的なホテルの空間でしたよね。

そこはかとなく雰囲気漂ってましたよね
完全に素敵なホテルでしたよね
素敵なホテルの空間でしたよね。(´;ω;`)

演出で作り出すって
そういうことなんじゃないの。。

なんか全体的に
田渕先生が、この原作を舞台にする事への
拘りが
一体どのへんにあったのか
全くよく分からなかった
わたしでした(--;)


田渕先生の演出は
シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)とか、ベルサイユ宮殿とか、パリの街とか
そういう、このお話の中での、大事な建物や街の魅力は
たいしてどうでも良いんだと。

そういうお考えで
これは作られたのでしょうか。。
としか、わたしには
思えませんでした(´・_・`)

そこ、大事ぢゃん、、、
このお話の中では。とっても。(TT)

シャトー・ドゥ・ラ・レーヌも
ベルサイユ宮殿も

このお話の中では
ただの物語の舞台とか
ただの建物とか
そういうものでは全くないはずです
本当は。

そこの魅力は
とっても大事でしょぉぉぉ。。(´;ω;`)

わたしの中ではこのお話(原作)

登場人物の魅力:王妃の館やベルサイユ宮殿やパリの街の魅力
=5:5

くらいな感じなんですけど。

田渕先生版は
王妃の館とかベルサイユとかパリの魅力とか
そこを表現する事は
バッサリと
無視された演出でした。(;・∀・)
と、わたしには感じました。m(_ _)m

だから余計に
『王妃の館』を見ている感が
しないのー。。(TT)

。。もったいない。。_| ̄|○ il||li

ほんと、せっかく、宝塚でやるのに。

王妃の館も
ベルサイユ宮殿も
パリの魅力も

そこの魅力は、バッサリて。。
ほんとどういう事なのよー。。(´;ω;`)


登場人物が面白いのは

原作者さんが
その魅力的なキャラクターを
産み出されたのであって。

宙組の生徒さんが
魅力的に演じられているのであって。

じゃあ田渕先生には
王妃の館とかベルサイユ宮殿とか
そっちの魅力を
存分に
舞台の上で
表現してほしかったよね。
わたしはね(´;ω;`)

ほんと田渕先生の今回のこだわりは、一体どのへんにあったのだい(^_^;)??

愛ちゃんを カツラキャラにして
りくをオカマ役にして
その相手役をあっきーにしたこと?
ですよね~...カナヘイうさぎ


キャラ祭りであっても
王妃の館の魅力無視でも

1時間半に
とにかく作品を纏められたところや

新喜劇的に
お客さんウケてるところとかは

良かった。。の、か(^_^;)??な??

普通に役者さん方を見ていたら楽しいと思うのだけど

わたしは正直
『原作からキャラだけ借りました』みたいな
原作のキャラと役者さん頼りの、こういうやり方は、全然、好きじゃないのだよね(TT)。

好きな原作本なら尚更のことで。

ヅカ版るろけんとかも
たぶんそんな感じだったのでは。

原作のキャラクターが魅力的で面白いものは、何はともかく、役者さんの力があれば、世の中的には、きっとうけは良いのでしょうし。。


今回のも
宙組生さんのキャラ作りは
ほんと楽しいので

パリとか王妃の館とかベルサイユ宮殿とか、そこの魅力は演出ガン無視かよ..._| ̄|○ il||li
とか

そのへん気にしなければ
新喜劇的な宝塚なんだと思えば
普通に楽しい作品、、??
なのですよねたぶん。。

わたしは新喜劇 普通にすきだし
宝塚もすきだし
原作『王妃の館』も好きだけど

『王妃の館』は
新喜劇じゃないんだよ。(´;ω;`)

そこだけはとりあえず言いたい。


シャトー・ドゥ・ラ・レーヌの魅力なんだよ。。
ベルサイユ宮殿なんだよ
パリの魅力なんだよ

そこ、このお話の中では
とってもとっても
大事なことなんだよーーん。。(´;ω;`)

田渕先生版には
そこがないから
新喜劇なんだよーん。。

と思ってしまう
超うざい
わたしの頭の中です。(--;)

あー、、宙組公演中は
わたしの中での原作本の記憶は
脳外の
体外の
どこかに一旦
大事に閉まっておきたいわ。。


田渕先生版を楽しまれているみなさま
水をさしてすみませんm(_ _)m

宙組生さんの演技はほんと楽しいですよね。

そこはほんと良いと思うのだけど。

なーーんか
このキャラクターと役者さん頼り(にわたしには思える)脚本演出のやり方は
わたしは本当に、あまり好きではないわ。。


でも
そもそも深く考えるような作品ではないですもんね。
『新喜劇(*^▽^*)たのしい♪』
それで、良いんだと思います。。

そう思えない、わたしの頭の中が、大変残念だっていう話でした_| ̄|○ 

まだまだ修行が足りないわ。。
今度こそ自分で自分なりにもっと楽しみます気合いピスケ