星組さん、桜華に舞え、感想④です☆
長々書いてまいりましたが、お芝居の感想、これで一旦終わります。
※ネタバレありです。
七海さん、川路さん西郷さんや半次郎さんたちのような、明朗で豪快なキャラクターとは対照的の、冷静で、寡黙そうな人。
自分の任務に忠実な存在でした。
薩摩から見れば裏切り者的な、大久保さんや川路さんサイドの人物の気持ちは、この中ではあまり描かれていませんでしたが
実際には、それぞれの想いや、信念が、あるのですよね。(･_･、)
この川路さんは、郷の出だとずっと馬鹿にされ続けてきた事が、彼の中で、同じ薩摩藩士への恨みにもなっているらしかったです。
その恨みを紅さん隼太に一言語るシーンと、
『これが最後の鹿児島になるだろう』と言うところ。
ここにだけ、この人の感情が見えた感じでした。
カイちゃん、この台詞良かったです^^*
壱城さん、山縣有朋しーらんも、今回良かったな(*^_^*)
馬車で市民をひいた場面の、あの冷徹な表情。
しーらん、良いわーー
抑えた芝居の中に、この人の厳しさ、威圧感、怖さがしっかり出ていて。
あの一場面だけでも、このお芝居の中での、この役の存在、印象付け、ばっちりでした。
あの場面での山縣さんは、冷たくて、憎く見える方が、正解な役ですよね。
うん。しーらん、ばっちり。
軍服姿も美しい。
しーらん、姿勢が良い方ですよね。
宝ジェンヌさんみなさん姿勢良いけど、わたしは特に、みっちゃん(北翔さん)と、星組男役さんの中では、しーらんが、立ち姿が美しいなと思いました。
しっかり綺麗に立たれていて。
だから軍服姿も、軍人らしく、ビシッと決まるんだろうなと思ったり^^*
そうそう。
冒頭の、薩摩藩士たちが袴姿で銀橋にずらっと勢ぞろいの場面、しーらんも出ていて。
この場面↓
ここ、みんなかっこよくて袴姿で、超テンションの上がる銀橋で
わたしはやっぱり、みっちゃんの次に、しーらんの立ち方や踊り方がかっこいいな~
♡と思って見ていたのですが
♡と思って見ていたのですがん？？
山縣さんて、薩摩だったか( °_° )？？？
いやいや、山縣有朋さんは、長州の人。
プログラムを見て、あの場面のしーらんは、ただのバイト役だと分かったけど、最初あれれ？？となりました。
山縣さんも、元々は長州で、足軽以下の身分の低い家の出だったそうです。
色々あるんだよね、きっと。。
この山縣さんに関しても、このお話の中では、この人側の心情の描写は特にありませんでしたが
その人の信念が生まれる事になった、その一人一人の背景や、それぞれの立場や。。
みんな、それぞれの強い想いが、1人1人の中に、あるんですよね、きっと。
薩摩藩士たち西郷さんや半次郎さんの、薩摩での仲間たち。
彼らもやっぱり熱い、かっこいい。
しつこいけど(笑)、最初、銀橋に薩摩藩士たちが袴姿でズラリと並ぶシーン、本当にかっこいい！！
！！やっぱりわたしは、男役さんの武士袴姿が、どうにも好きらしくて♡
それが銀橋に勢揃いされると、もう、わたしのテンションはだだ上がりなのです笑
笑♪侍よ舞え~、あの歌も好き。
2回目はこの時点で既にちょっと泣く(･_･、)
後半、彼らが鹿児島に帰ってきた場面~城山の場面は、みっちゃん中心に、本当にみんな熱い。
鹿児島に帰ってきたときのワイワイな姿にも、なんかもう、楽しそうな彼らに既にウルっと来ます(･_･、)
客席から登場するあのシーンも、すごく好き。
みなさん良い顔で、良いお芝居なんだよね。
この薩摩メンバーに入れた男役さん、若手さん、ほんと良いんじゃないかな。
みっちゃんや さやかさんと、最後に仲間として、こんなに熱いお芝居が、一緒に出来て。。
天寿くんは、やっぱりお芝居上手い！！
前半の、みっちゃん半次郎さんとの芝居が好きです。てんてんのお芝居も、あったかい(*^_^*)
夏樹れいくんも良いです！！
瀬央くんの、あの若く真っ直ぐな熱さも良い。
あの目の熱さが。
この若者たちは、若くて青くて、真っ直ぐで、
戦うことでしか決着の仕方を知らない、、
そんな男たちだよね~
。
。みなさまの熱い芝居に、感動するわたしです。
後半のあの結束感が、ほんと良い。
本当に薩摩の仲間達に見えてくるもん(･_･、)
自分達の信念に熱く命をかける若者たち、そういう姿に、わたしは弱いです。
薩摩の女性たち音波みのりさん、隼太のお姉さん。
隼太を追い返す場面のお芝居、はるこちゃん、良かった！！
薩摩の人間として、心を鬼にして隼太を追い返すんだけど、心の中ではお姉さんとして、弟を思って、『ごめんね』と泣いているんだよね。
そういう、心の中の気持ちまで、すごく伝わってくるお芝居でした。
はるこちゃんも、上手いなぁ。(･_･、)
杏瑠ちゃん、半次郎さんのお母さん役。
彼女、前回の『こうもり』に続き、良い役ですね
みっちゃん半次郎さんとのお芝居で、『親より先に逝ったらいけんよ』と言うところ。
はい。ここでもわたし、まんまと泣いてしまうのです(･_･、)
この台詞も、確実に母親層を泣かせに来てるよね齋藤先生。。
でも、わたくし、まんまと泣いてまうの。
悔しい。。
今回、色々と悔しい、本当に。
でも泣いてしまうのよーーーん
ほかにも色々と良いなと思う事はたくさんあって
美稀千種さんの岩倉卿も良かったし
如月蓮くんの軍医さんも、風ちゃん吹優さんとの優しいお芝居、良かったな。。
若手さん達も、本当に頑張っていて、色んな生徒さんに、良い役があって。
わたしは星組さんの事をあまりよく知らないのですが、組子さんみんなに、ほんと上手く、役が振られている感じです。
色んな役を生かすの、齋藤先生やっぱり上手いなぁと思います。
退団されるみっちゃん風ちゃんだけでなくて、組ファンの方々、それぞれの生徒さんファンの方にも、良い、楽しめる作品じゃないかな。
色々と、よく考えられているな~と思うの。
卒業や引継ぎの要素にしても、
組子さん達の活躍にしても、
全体的なバランスも良いと思うし
話も、大きな破綻なく、最後に向けてまとまっていて。
齋藤先生の愛情は、なんか、あったかいなぁと思います^^*
そこに、星組生さんが、みなさんそれぞれ、役に命を吹き込まれて。
色々なところで、色んな人が、わたしの涙腺に来るお芝居なのでした(･_･、)
うん。
星組さん、やっぱり熱いです！
齋藤先生への笑える系のツッコミなんかも、ちょこちょこあるけど、、(笑)
城山の決戦前、薩摩のメンバーたち、みんなで一斉に、歌舞伎役者さんのように見得！とか。
あれちょっと 齋藤先生の演出に、わたしは笑えるの(*´艸`)笑
いきなり？見得？ みたいな(笑)
とか。
＂Samurai the Final！！(ﾊﾞﾊﾞｰﾝ！！)＂
とかさ。笑
そういう所にすら、
そういう所も込みで
このお芝居の全体の雰囲気が
わたしはまとめて、好きだなー。(･_･、)
ふー。
書き足りない事もありますが、
もう、ここらでよか。。
ですね。。
お芝居の感想、やっと終わります(^^;
ここまでお付き合い下さった皆さま、どうもありがとうございましたm(*_ _)m
ショーの感想も また。
ロマンス！も、良いショーですよね
ショーは2回目で、尚更好きになりました