こんにちはニコニコ

モディリアーニのパリでの3日間を描いた映画
『モディリアーニ』を観てきましたカラーパレット
ジョニー・デップが約30年振りに監督を務めています。


あらすじ

(公式サイトより)

1916年、パリを舞台に芸術家モディリアーニの人生を変えた激動の3日間。警察から逃げながら、キャリアを終わらせてパリを去りたいと思うモディリアーニ。画家仲間のモーリス・ユトリロ、シャイム・スーティン、モディのミューズであるベアトリス・ヘイスティングスが彼を引き止める。モディは、友人であり画商のレオポルド・ズボロフスキに助言を求めるが、彼の心は混乱するばかり。やがて彼の人生を変えるコレクター、モーリス・ガニャと出会う。


​感想

(ネタバレあります注意



観ながら最後ボロボロ泣いてしまいましたが


この人のどのへんを指して"狂気"と呼ぶのかは

わたしは正直よくわかりませんでしたm(__)m


画家仲間のユトリロやスーティンと一緒にいる様子も

彼女のベアトリスと一緒にいる様子も

自分の絵を預けた画商ズボロフスキーに対する様子も

絵画コレクターのガニャとの対話も

その後のモディリアーニの行動も


別に何も変じゃない、

当たり前の心情で

全部"そうなるよね"😢😢

でした。


今でこそ、1枚100億円(!)とかで取り引きされるモディリアーニの絵ですが

生前、この映画になっている1916年頃には全然絵も売れず、当時の社会の中では全く知られていない人で。


望みをかけた絵画コレクター・ガニャに絵を見せたあとでの行動、それまでの自分を全部壊して燃やしていた彼の気持ちも、狂気というより、わたしには正常な反応のように思えました。

否定され続ける自分自身を壊している行動のようで。


別に褒められた行動ではないんだろうけど

だからといって、狂気的だとも思わない

行動の見た目は荒れていても、心の中はすごく繊細な人にしか思えなかったです。


そんなモディリアーニの様子を見ている、画家仲間の2人のセリフには泣きました😢

画家同士で通じ合えるものがあったんだろうけど

モディリアーニには2人がいてよかったなと。


映画の最後も、"あの人の中ではそうなるしかない"という姿に見えました。


現代のわたし達にとっては世界的に有名な画家ですが、彼の死後にそうなっていっただけで

生きている間、世間の人達に全く絵も売れずに評論家にも評価されない中で、ずっと作り続けていくって、どんな気持ちだったんだろうなと。

(たまにいるこういう不遇の芸術家の人、同時代の人達は本当に評価していなかったのか、何か理由があったのか、どうなんだろうなと思う。)



この映画の中でのモディリアーニは、特殊な人として描かれているというより、いつの時代にもいる普遍的な人の姿を描かれているようでした。


破壊的なものを自分の中に持っている人って、その反対のもの、内面の繊細さや静かさも、たぶんすごく強い人達なのかなと

小説や音楽の中にもそう感じることがありますが、この映画や、モディリアーニの絵を観ながらも、何となく思います。



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