[ 12月 24 日 ]
[ プラチナ(白金)価格高騰 ]
国内のプラチナ(白金)価格が先週、初めて1グラム1万円を突破しました。
指標となる地金商最大手の田中貴金属工業が公表した小売価格(税込み)は、前日比
313円(3.2%)高い1グラム1万2円となりました。
2日連続で最高値を更新したのです。
米連邦準備理事会(FRB)が来年も利下げを継続するとの観測が広がるなか、金に対
して割安感..があるプラチナはまだ値上がりする余地があります。
[ 川 柳 ]
[ プチ贅沢 コーヒー飲むぞ コンビニで ] 100円コーヒーで贅沢気分。
[ 人恋し 誰か居ぬかと 行く病院 ] 病院は高齢者の集会場ですね。
左の写真は晴れた日の当社事務所前に聳えるスカイ・ツリー。右はスカイ・
ツリーソラマチ・ショッピング・モール12階のエクセル・シオーレ・カフェか
ら見える富士山。晴れた日は、この東側には筑波山もクッキリ見えます。
現在、金を世界で最も産出しているのは中国です。
その量は外務省の資料によれば2012年の時点で約400トンと日本の約50倍の産出量
を誇ります。
1970年台に世界の産出量の7割を占めていた南アフリカは、現在は鉱山施設の老朽化
や国内情勢の不安定化、電気供給の不安などからここ数年急速に産出量が低下し6位
に転落していますが、先カンブリア紀に形成された400kmにも及ぶ金鉱床が集中して
いるため、現在も金にかぎらずプラチナなどの豊富なレアメタルを産出しています。
現在2位と3位を争うのはオーストラリアとアメリカ合衆国でどちらも250トンと
230トンで、中国には大きな差を付けられています。
アメリカのあとはロシア、ペルー、南アフリカ、カナダと続き、8位のメキシコ以下
は90トン以下となります。
現在、世界最大の産出国は中国と言って問題ないでしょう。中国は国内の金需要の高
まりもあり、積極的に金鉱山とレアメタルの採掘を進めています。
今後もしばらくは、南アフリカなどの今までのトップ産出国を抑えて中国産の金が市
場の需要を満たしていくのは間違いありません。
ところで金鉱脈は古い地層からしか算出しないのでしょうか?
実は、海底にある熱水鉱床など、まだまだ様々な金鉱床が存在しています。
技術の発展によっては、今後思わぬ国がトップ産出国になる可能性は大いにありま
す。
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