名古屋
ハワイアンロミロミ
“Lomilomi” とはハワイ語で「揉む、こねる、押す、マッサージする」という意味、古代ハワイにおいては治療として行われてきた伝統的なハワイ式のマッサージです。
神にささげ られる儀式として行われ、王族のみが受けることを許されていました。
現在, 日本で一般的に「ロミロミ」といわれるものは、ハワイ島(ビッグアイランド)のアンティ・マーガレットが、カフナであった彼女の祖父から教わった門外不出であるべきロミロミを継承させるため、血族内の継承という禁を破り、家族以外の人々にロミロミの技術を伝えたものである。
古式ハワイアンロミロミは、ハワイアンスピリットからのサポートを得られるよう「今日の施術に神の英知が行われますように。」との祈りで始まり、感謝の祈りで終わることで心と身体と魂を癒し、修復する。
ロミロミの歴史
ハワイの人々はすべてのものに神が宿ると信じていました。木々や植物、地上に存在する動物や魚、石、全てです。自然の力をアクア(神)として崇め信仰していました
長い間限られた王族の間だけで守り続けられ、家系内でのみ継承され続けてきた門外不出の秘技、ロミロミを、多くの人に伝承したいと、親族の反対を押し切り、ハワイアン以外の者に初めて門戸を開いて伝えたのが、ロミロミの最高権威マーガレットマ シャド女史です。私たちがハワイアンロミロミを施せるのも、故マーガレット・マシャドのお陰なのです。
ハワイのマナが込められていると言う事が癒しのマッサージに繋がるのでは、ないでしょうか?
古代ハワイアンは、自然との共存を信仰しており、その中で全ての自然から マナ(神聖な気、エネルギー)を授かり、 そのマナをカフナ(ここでは祈祷師や神聖という意味)から通じて、 ロミロミマッサージが施されたと言われています。 ちなみに、当時のロミロミマッサージはカフナから選ばれた弟子や 先祖代々家ごとに限られた者だけに継承され、門外不出と言われてきました。 しかし、1970年以降、故アンティ マーガレット氏によりロミロミが世間に広がりました。 アンティ マーガレットがいなければ、今のロミロミマッサージが一般的になる事は ありませんでした。ここでも重要なのは、技術だけではなくハワイのマナが込められている という事が癒しのマッサージにつながるのです。
ロミロミの特徴
オイルを使用し、手・腕・肘をリズミカルに動かし、全身に心地よい圧をかけながら、筋肉のコリをほぐし血行を促進し、気・血液・リンパの流れを正常にし、心と身体のバランスを整えていきます。
通常のマッサージの違いは何?
その答えはPule(お祈り)。
ロミロミの考え方は、あくまでもヒーラーは神であり、セラピストは神とクライアントの間に入ってただ祈り、尋ねるだけ。そうするとで自然と大地のエネルギー「マナ」がセラピストを通してクライアントに伝わり癒していく、ロミロミは非常に奥深く神聖なものなのです。
アロハと祈りはロミロミの基本。愛情をもって身体に触れること。あなたの手が優しく愛情に溢れるものならばクライアントはあなたの心の誠実さを感じるでしょう。神の魂があなたに届き、神の癒しがあなたとクライアントに流れていくのです。