「ようやくパートナーが

見つかりそうです」


と、

しみじみと話す

T子さん(47才)の

お話です。 

 

休日は

お気に入りのカフェで

ゆったりと

くつろぎながら

 

本を読むのが

なによりの

楽しみだという

T子さんは

 

会社と自宅と

カフェを

行き来しているうちに

 

気がついたら

40才を過ぎていました。

 

そして

 

「このままだと

もう

結婚できないかも」

 

と危機感を感じて

焦って婚活を

始めようとしたものの

 

なかなか

うまくいきませんでした。

 

彼女は

小さい頃から

女の子らしいかっこうを

するのが苦手で、

 

いつも

Tシャツかシャツに

Gパンという

格好だったそうです。

 

そのため

社会人になっても

 

いつもパンツ姿で

スカートをはいたことが

ありませんでした。

 

そして、

お化粧もあまり

しないし、

 

髪やお肌の

お手入れなどにも

あまり関心がないようでした。

 

話すと

あったかいハートの

持ち主で

とてもステキな方なのに、

 

あきらかに

外見で

損をしてしまっています。

 

そして

 

パーティーなどの

華やかな場で

自分をアピールするのが

本当に苦手で

 

結婚相談所に入るのも

抵抗があるし、

 

友達に紹介を頼むのも

恥ずかしくてできない

ということで、

 

どこで

どうやって

パートナーを見つけたら

いいのかが

全くわかりませんでした。

 

私は

男性の参加者が

それなりにいそうな

 

趣味のサークルに

参加してみることを

提案しました。

 

T子さんには

 

まずは

いろんな男性と

触れ合って

 

男友達を

増やしてほしいと

思ったからです。

 

いかにも婚活らしい場

だと緊張してしまう

T子さんも

 

これなら、

楽しみながら

交友関係を

広げていけそうです。

 

T子さんは

いくつかの

趣味のサークルに

参加するようになり

 

そうして

彼女のモテ期が

やってきました。

 

何人かの男性と

毎週のように

会うようになっ

T子さん。

 

その

あまりの快進撃に

私もびっくりし、

 

どうして

そんなに

モテるようになったのか

聞いたところ、

 

彼女は

教えてくれました。

 

「サークル活動のあと

みんなでお茶を

飲んでいた時に

 

メンバーの1人が

 

私が気になっていた人に

何の仕事を

しているのか

尋ねたことがあったんです。

 

それで、

その

 

気になっている彼と

話ができるようになるのには

どうしたらいいだろう

と考えて、

 

彼の仕事についての本を

何冊か読んで

 

次に会った時に、

彼の仕事について

少しだけ具体的に

質問してみたんです。

 

そうしたら、

彼から

 

『女性で

ボクの仕事について

いろいろ興味深く

話を聞いてくれたのは

あなたが初めてだ』

 

と感激されて、

それで

デートに誘われるように

なったんです。

 

それで

 

『男性は

自分が関心を持っている話題で

盛り上がれると本当に

嬉しいんだなぁ』

 

ということが

わかって、

 

それからは

他のサークルでも

 

気になっている人が

どんなことに

関心を持っているのか

リサーチして

 

あらかじめ

本を読んで

知識を入れておき、

 

その話題で

会話が

盛り上がるようにしたら

 

『あなたと

もっとお話ししてみたいなぁ。

 

今度の日曜日は

空いてますか?』

 

みたいな感じで

誘ってもらえるように

なったんです」・・・

 

いつのまにか

きちんと

お化粧をして

スカートをはくようになった

 

T子さんの髪は

ツヤツヤでした。

 

近いうちに

嬉しいご報告がいただけると

いいなぁと思っています。