今日は、女性と一度もつきあったことがなかったH之さん(45才)のお話です。

 

「このままでは一生結婚できないかも」

 

とあせり始めて

私のところに

相談に来られたH之さんに

 

私は迷わず

結婚相談所に入ることを

おススメしました。

 

なぜなら

 

彼が

婚活パーティーなどに参加しても

女性に声をかけることが

できないのではないかと

思ったことと、

 

家業の不動産業を

一部任されていて

年収がかなり高かったので、

 

そのことを

アピールポイントにすれば

なんとか結婚が

決まるのではないかと

思ったからです。

 

東京近郊で

広い土地を所有し、

代々農家をしていた彼の一族は

 

農地だったところに

高層マンションを次々と建てて

とても裕福に暮らしていました。

 

なのに彼は

 

「条件で選ぶのではなく、

自分の人間性を

きちんと見てもらった上で

選んでほしい」

 

ということで

 

本当は

年収が2000万円くらいあるのに

結婚相談所には

400万円と偽って申告したそうです。

 

マンションの管理会社に

勤めるサラリーマンとして

婚活を始めたH之さん

なかなかお見合いまで進んでいかず

 

ようやくお見合いできても

女性とどう接したらよいかが

わからずに

ことごとく断られ続けました。

 

しかも

 

私がいくら変えるようにいっても

いうことを聞かずに

 

お見合いの席ではいつも

 

5年前に

お気に入りのデパートで買ったという

チェックのシャツを着ていました。

 

彼が結婚相手に求める条件は

 

40才~50才くらいまでの女性で

子供がいてもOK

ということだったので、

 

アドバイザーは

50才前後の女性に彼を紹介し続け、

お見合いを設定していきました。

 

そうしたら

 

そのなかに

ようやく

彼と結婚したいという女性が

現れたのです。

 

子さん(52才)は

看護師をしながら

一人で男の子を育ててきた

シングルマザーです。

 

お子さんが成人したあと

病弱だったご両親を看取り、

一人になってしまった子さんは

 

これからの人生を

共に楽しく過ごせそうな人が

ほしいと思い、

入会してきたそうです。

 

「最初はじゃがいも

みたいな人だなぁと思ったんですけど

 

彼の純真なところが

いいなぁと思うようになって。

 

彼とだったら

これからの人生を

楽しく穏やかに過ごせそうだなぁ

と思いました」

 

と語るA子さん。

 

結婚が決まって

彼の本当の収入を

知らされた時は

本当にびっくりしたそうです。

 

今は

昼は二人で

スポーツクラブに通い、

 

夜は

彼の親が所有している

マンションの最上階で

 

夜景を眺めながら

ゆったりと過ごすことが

なによりの喜びだそうです。

 

いつまでもお幸せに。