「私、男性を見る目がないんでしょうか」
と
相談に来られた
J子さん（34才）のお話です。
華やかな顔立ちで
目立つ存在のJ子さんは、
おつきあいする男性は
いるものの
なかなか交際が長続きせずに
困っていました。
彼女に声をかける男性は
医者や
会社の経営者や
イケメン男子など。
交際が始まって
しばらくの間は楽しいのですが、
そのうちに彼から
行動を制限されるように
なってしまったり
あとは
浮気されてしまったりして
イヤになり、
別れてしまう
というパターンを
繰り返していました。
J子さんの恋愛が
続かないということは、
もしかしたら
自分がどういう相手を
選んだらいいのかが
わからないまま
交際しているのかもしれないなぁと
思いました。
私はJ子さんに伝えました。
「『恋愛は
基本的に
いろんな人間関係と同じ』
だと考えると
わかりやすいと思います。
たとえば
何か目標を達成するために
誰かと一緒に
仕事をしようとする時、
あなたは
どんな人と一緒に
仕事がしたいですか？
仕事ができそうな人？
それとも
あなたのために
なんでもやってくれそうな人？
私だったら
『この人だったら信頼できる』
と思える人と仕事がしたいです。
自分の強みも
そうでないところも
率直に伝えあい、
お互いに自立していて
自分のやりたいことを
やりながらも
相手のことを考えて動き
本気で関わり合いながら
共通の目標に向かって
進んでいける人。
こういう関係って
お互いに
自分らしくいることができるし
お互いに
相手にとって
何が一番いいことなのかを考え、
見返りを求めずに
動くことができて
大きな喜びや
充足感
心のやすらぎを
得られるのではないかと
思います」
そして
一緒に
自分を見つめなおす
ワークをしたところ、
J子さんは
「私、
今まで
どういう男性が自分に合うかが
よくわからなくて
ステイタスのある人とか
いっぱい稼いでいる人とか
ルックスのいい人
みたいな感じで
外見ばかり気にして
選んできました。
そっかー
だからうまくいかなかったんですねー
あと
自分のことが
よくわかってないのに、
自分に合う人が
わかるわけないですよね.。
このワーク、
もう一度自分でやってみます！」
と
明るい顔で言いながら
帰っていかれました。
今度こそ
本当に自分に合った方を
見つけたJ子さんから
嬉しいご報告をいただけるのを
私も楽しみにしています。
