昨日、電車で隣に座っていた30代くらいの男子二人の会話。

 

「なんかつまんないなーと思って

R子に連絡してみたら

車ですぐに飛んできたよ。

 

欲しいものがあったから

そのまま出かけて

いろいろ買ってもらって

 

帰ってからは

掃除してもらって

食事作ってもらって。

 

オンナって本当に便利だよね」・・・

 

顔を見ることは

できなかったのですが、

 

話しぶりからすると

けっこうイケメン君で

 

しかも

女性を扱うことに

かなり慣れている様子です。

 

きっと

R子さんは

彼のことが大好きで

 

休日に連絡が来たことが

本当に嬉しくて

車で駆けつけてきたんだと

思います。

 

そして

 

かいがいしく

彼の世話をして

 

「私があなたと結婚したら

こんなことも

あんなこともしてあげられます」

 

「だから

私を結婚相手に選んでください」

 

一生懸命

アピールしたんだと思います。

 

気をつけてください。

 

こういう女子の心理を

利用して

いい思いをしようとする

男子もいるんです。

 

ちょっとワルそうで

 

でも

なんとなく寂しそうで

なんかほっとけない感じ。

 

そういう男子に

母性本能をくすぐられて

 

「あの人には

私がついていないとダメなの」

 

みたいに思ってしまい、

離れられなくなってしまったら

大変です。

 

心のどこかでは

 

彼が

結婚しようと思っていない

ことはわかっているし

 

自分でも

こんな人と

結婚してしまったら大変だ

 

とわかってるんです。

 

でも

 

寂しいから

 

もう

彼以上に好きになれる人は

現れそうもないから

 

というような理由で

それを見ないようにして

尽くし続けていると

 

あなたの

自己肯定感は

どんどん下がっていき

 

それとともに

 

彼も

あなたのことを

だんだん

ぞんざいに

扱っていくようになります。

 

男子二人の会話を

聞いていたら

ふーっと

 

エプロン姿のR子さんが

彼のために

部屋中をそうじして

 

彼の好きなものを

食卓に並べる

けなげな姿が

 

頭の中のスクリーンに

浮かんできました。

 

R子さんも

 

いつか

自分の本当の気持ちに

気がつく時が

来ると思います。

 

その時はまた

彼女が

まっすぐ前を向いて

歩いていけますように

 

と心の中で祈りました。