話し方のスキルを学ぶ前に
やっておくこと

 

私が

結婚相談所のカウンセラーとして

婚活のお手伝いを

していた時の話です。

 

 

 

私が担当した

女性の方たちは

 

 

 

男性と

交際したことがない方が

けっこういらっしゃいました。

 

 

 

もしくは

 

 

 

20代の頃に

少しつきあったものの

イヤになって別れてしまい

 

 

 

そのあと

誰とも交際しないまま

40代を迎えてしまった方とか。

 

 

 

そんな彼女たちにとって

最初の難関は

初めてのデート。

 

 

 

データでのマッチングが

成立して

 「では一度お会いしましょうか」

となった時に

 

 

 

彼女たちが口々に言うのは

 

 

 

「何を話したらいいのか

わかりません」

  

 

 

「オトコを落とすテクニック

みたいな本を

読んだんですけど、

 

 

 

私には

とてもそんな会話は

できません」・・・・・

 

 

 

話し方のスキルや

テクニックを学ぶ前に

やっておくべき

大切なことがあります。

 

 

 

まず

 

 

 

目の前にいる相手と

つながろうとする前に 

自分の内側と

深くつながること。

 

 

 

「どう会話したら

相手に気に入ってもらえるだろう?」

 

 

 

テクニックを使うことばかり

考えていると

 

 

 

そこには

あなたの気持ちが

こめられていないので

相手の心にはまったく響きません。

 

 

 

また

そんな状況では

 

 

 

あなたも

目の前の相手をきちんと

見ることができません。

 

 

 

自分をそのまま
認めてあげることが大切

 

まず

本当の自分と

ダイレクトにつながること

が大切です。

 

 

 

言葉でいうと

 

 

 

自分を大切にして

そのまま認めてあげること

 

 

 

自分に対して

誠実でいること

 

 

 

でしょうか。

 

 

 

そうすると

 

 

 

目の前の相手のことも

あるがままに

見ることが

できるようになります。

 

 

 

一回目のデートで
すべてを伝えないこと

 

今まで

男性と交際したことがないという

K子さん(43才)のお話です。

 

 

 

彼女は

管理職として

バリバリ働いていて

 

 

 

仕事では

男性と話すことに

まったく問題はありません。

 

 

 

なのに

 

 

 

プライベートになると

何を話したらいいか

わからなくなってしまって

 

 

 

なんとか

2回目のデートにつなげるために

自分をアピールしなければと

必死になってしまって

 

 

 

いつも

まくしたてるような

話し方をしてしまっていました。

 

 

 

私は

ムリにアピールしなくても

魅力は充分伝わるので

 

 

 

一回目のデートで

自分のすべてを

伝えようと思わないこと。

 

 

 

それよりは、

まず大きく深呼吸して

自分の内側に

意識を向けること。

 

 

 

そして、

その上で

相手のことを

まっすぐ見て話すこと

 

 

 

を、いくつか

ワークをしながら

アドバイスしました。

 

 

 

そうしているうちに

 

 

 

K子さんは

凛とした雰囲気とともに

女性らしい柔らかさも

出てきて

 

 

 

入会して半年後に

5歳年下の

誠実そうな男性との

結婚が決まりました。

 

 

 

本当に良かったです。