14日木曜日。計画出産当日、朝九時から入院でした。
分娩室そばの個室に案内されて、点滴と血圧計、あと酸素濃度を調べるために右の人差し指に洗濯バサミみたいのを装着。
お腹の赤ちゃんの心音や張りが分かるようにぐるっと装置をつけられ、モニターからドッドッドッと心音の音がずっと流れてました。
10時半に子宮口を柔らかくする薬を1錠出されて飲みました。11時半に背中に麻酔の管を挿入。背中をグッと丸めて体育座りのような姿勢で、背骨の腰らへんの骨の間にカテーテルを入れる…らしいのですが、これが痛かった。
カテーテルを入れる前に麻酔の注射をしてもらいましたが、カテーテルが変な方に入ったのか右下腰らへんの中がグッと掴まれたような痛み、鈍痛。
痛いですーと言ったら、神経に触れたかな?だって。それヤバいやつじゃないの?
ゆーごんのときはスムーズに入った記憶があったので、不安になってしまった…。
でも2度目で成功。管が背中を通って、肩まできた管をテープで固定。
時間になると勝手に麻酔が入って行く仕組みでした。
麻酔が入ると右足の親指がじわっと温かくなり、助産師さんが言うには「それはいい感じです😊」と。
待ちに待ったお昼ご飯はとても少なくて悲しくなりましたが、あとから聞いたら麻酔が入ってるから、沢山食べてあとから気持ち悪くなって吐いたら大変なので量を減らしました、との事。
足りなさ過ぎてお腹グーグーだった😭食後1時間経ってから糖の検査をしたけど、115で120を超えていなかったのでクリア。
12時頃子宮口が2センチ開く。
その時点で麻酔もちゃんと効いていて、お腹の張りも続いているから今日生まれるか明日生まれるかは五分五分です、と言われた。
お産を進めるためにバルーンを入れたけど、感覚はあるけど痛みは全くなく、バルーンの膨らみもあまり分からず。
抗生物質ピクシリンを1錠飲んだ。何のためのかは謎 笑
14時頃、陣痛促進剤の点滴が始まりました。麻酔は変わらず定期的に自動で入っていってるけど、痛みが出た時ように自分でも麻酔が入れれるボタンも追加。
ゆーごんの時は麻酔が切れて陣痛MAXを味わったので、ボタンをもらった時はほっとしました。
その後トイレに行ったら血が出ていて、助産師さんに話したらバルーンのせいですねー、と。
麻酔が効いていたので足が正座したあとみたいに力が入りずらかった💦
生理痛のような痛みが出たので助産師さんに伝えたら「レベルは1から10、どれですか?」と聞かれたので2と答えたら驚かれて、「痛み強そうですね💦」と言われた。
おそらく痛み強いんだけど、痛いの大嫌いなんです…笑
そしてこの頃からお腹がとにかく痒くて、でもかいても触れてる感覚はあるけど痒みがスッキリせず…麻酔の副作用と言われた。ゆーごんのときはなかったのに、体質がなにか変わったのかな。
あと下半身がずっと寒かった。それも麻酔の影響で普通のことらしい🤔
17時頃内診の時バルーンが取れた。そのバルーンの大きさ分、子宮口3センチ開きました。子宮口は開いたらもう産むまで閉じないらしい。
17時半頃B群溶連菌が赤ちゃんにいかないための抗生物質の点滴が始まる。
助産師さんが内診の時「赤ちゃんまだ上の方にいるねー、まだ出たくなさそう…。あ、おしっこ最近いきました?出しちゃいましょうか!」と導尿。溜まっていたようで沢山出ました…笑 便もついでに出そう!と助産師さんが出してくれて、「これで隙間ができたから赤ちゃん下がってくるよ!」と。おしっこ出したら子宮口が5センチ開いたので驚いた!😳
「陣痛始まりましたよー😊」と助産師さん。手際もいいし、その助産師さんが色々しだした途端お産が進んでビックリ!
「生理痛のような痛みが出てきたら自分で麻酔入れてくださいねー。あと立ち会い希望なら、ご家族に呼んだらすぐ来れるように一報入れておいてください!」と。
そして「座ってあぐらかきましょ、赤ちゃん下がってきやすくなるから!」と言われてあぐらをかいていたら、
18時頃内診で「破水しそう!もう分娩室行きましょう!」と交代した新しい助産師さんに言われて、アセアセ分娩台へ。
おしっこ出てからの展開がとにかく早かった。
18時半、助産師さんに「もう破水しそうだから、夕ご飯食べ終えたら人工的に破水させますね!」と。そんなことできるの!?とビックリ笑
20時過ぎに被膜。助産師さんが指でやったのかな、見れませんでしたが、内診のようなことをしてる時に
「プツッ」
となって破水。結構ドバドバでたらしく、着ていた入院服も濡れたみたいだけど、別に何も感じず笑
その頃には陣痛も無痛でなければ結構痛い所まできていたらしい。お腹の張りも定期的になっていて、助産師さんも「絶対今日生まれます」と断言していた。
ただ子宮口が手強いらしく、「妊娠中はこの丈夫な子宮口は素晴らしいんですけどねー」と助産師さんも苦笑い。なかなか開き切らないらしい。
子宮口を柔らかくするためにおしりにブスコパンを打たれた。刺さったのはわかったけど痛くなかった。
そのあと赤ちゃんの向きを確認され、「左を下にして、横になりましょう。うつ伏せに近い状態で。左足は伸ばして、右足は曲げて、足の間にこれ挟んでください」と大きな8の形のバランスボールのようなものを挟まされた。
お股を広げて赤ちゃんの道が広くなるように。
21時過ぎに先生が来て内診。子宮口が開いてきてると。
その後急にぐっと内側からおしりが押されてる感覚。腰もぐっと押されてる。お腹の張りも感じるようになってきた。
「いきむと楽にはなるけど、早い段階でいきむと浮腫んだり傷が大きくなったりするので今はまだいきまないでください。そのまま押されててくださいね。その圧が痛みに変わることは無いですから!」と言われた。
その押されてる感じが強くて、怖かった。
ご家族に連絡してください、といわれて急いでLINE。
少し前までゆっくり向かってきて大丈夫ですよぉ、だったのに、おしりの押しが強くなってきてからは
なるはやで!と助産師さんに言われた。
でも、
「いきまない限り赤ちゃん生まれないから大丈夫ですよ。無痛はそれのコントロールが出来るんです😊」と。なんかすごい、無痛!!
ゆーごんのときは下半身自体に感覚がなく足もぐらんぐらんだったから、いきむときもお腹に力が入らなくてたいへんだったけど、今回のお産は同じ無痛分娩だけど全然内容が違う!と思った💦
22時20分頃旦那とゆーごんが到着。お腹の張りとお尻の圧は同時に起こるので、起きてから行きみ開始!
おへそを見て、脚を開いて、息を吸って、止めていきむ!!をお腹が張る度に繰り返した。
おばさんの助産師さんも加わり何度もいきむ!
徐々に赤ちゃんが出てきて
14日 22時57分 2818g 50.5cm
オギャッと男の子が生まれました。
ゆーごんのときも思ったけど、本当に、赤ちゃんが入ってた!と…
こんな大きな子が私のお腹に入ってたんだと。
オギャッと泣いたあと静かになってしまって、おばさん助産師さんが「ちょっと肺広げましょ」と離の台に赤ちゃんを持ってってカチャカチャなにかやってました。
心配で、もしもう泣かなかったらどうしようと思っていたけど、オギャオギャッと泣いたりエッエッエッエッと言ったりしてたので一安心。
そのあとカンガルーケア。
ゆーごんのときは短い時間だったけど、今回は1時間ぐらい?とても長く赤ちゃんを胸の上に乗せて過ごさせてもらえた。
立ち会いも前はもっと短かったけど、家族4人でゆっくり過ごせるぐらいの時間があった。
写真を撮ってもらったり、ゆーごんも赤ちゃんのほっぺつんつん、手を触ったりおでこを撫でたり。
ゆーごんのときも陣痛20分体感したのは大変だったけど、そのあとは麻酔も効いて冷静で、落ち着いたお産ができたなぁと思っていたけど、今回はそれよりもっと落ち着いた、素敵なお産ができました。
お昼とかゴロゴロ寝ていただけだったし…笑
ただ陣痛が始まってからはあっという間でした。立ち会いも間に合ってよかった。
無痛なので体も元気だし(๑و•̀Δ•́)و
ゆーごんと旦那さんは0時頃帰り、そのあと一緒に寝室に入ったらしいですが、ゆーごんは「お母さんに会いたい」と泣いたらしいです。
そのあとLINE電話がかかってきて、顔を見ながらお話してそしてゆーごんは寝ました。
初めて私なしで寝てくれたゆーごん。
お兄ちゃんになったね。
私はそのあとしばらく分娩台に置かれ、1時過ぎにやっとベッドへ。
寝て起きたら部屋を移動します、リピーター様なので特別室が利用できますがどうしますか?と。
シャワーがついている部屋、というだけだったのですが、ぜひその部屋で!とお願いしました。
清掃もあるので12時頃移動しましょうーとなり、その日は就寝…
お腹、その頃には腰や足も痒くなっていたのもあるし、なんか興奮冷めやらぬ感じもありなかなか寝つけませんでした💦3時過ぎだったかな、やっと寝れたのは🤔
ああ、でも無事出産できてよかった。1年前の泣いていた自分に教えてあげたい。
1年でこんなに変わるなんて。