手術の前日は食事22時半まで。飲み物は手術当日6時半まで。
麻酔が効きづらくなるかららしいのですが…朝起きてお水も飲めないのは辛い!から6時28分に目覚ましかけて枕元に置いておいた水をがぶ飲みしてまたベッドにもぐりました。
朝。
ゆーごんに「お腹の赤ちゃんにサヨナラしてくるからね。ゆーごんもさよなら、またねってしてね」と言ったら、お腹を撫でて「またね」
「また赤ちゃんお腹に来てくれるかな」と聞いたらゆーごん、「来る来る!」
なんだか頼もしいお言葉をいただきました。
病院の受付時間1時間前に左手の肘の間接内側に透明なテープを貼る。
点滴をする時の麻酔らしいけど…そんな痛くないよね…?
ネイルもとって、すっぴん(日焼け止めのみ)で病院に向かいました。
1時間ほどで呼ばれ、回復室に案内。ベッドがありました。
アクセサリー、ヘアゴム、下着も全て脱いで指定の服に着替えてお待ちください。ベッドで寝ていても構いません、といわれ待つこと40分ぐらい。
お腹の痛みが強くなってきていて、腰も前日から痛み出していたのでまだかなまだかな…と待っていたら、やっと呼ばれました。
手術室。
階段を2段上がって、手術台に浅く腰かけて寝てくださいと指示。
3、4人ほどの人がバタバタ早口で「血圧が~」「○○できました」「△△OKです」とすごいスピードで準備が進む。
左手の指にクリップをつけられ、右の腕に血圧をはかるためのものが装着され、衣服を脱がせられながら「眠くなるものが入りますよー」と言われました。
1ヶ月と少し前は採卵、そして移殖の時に似たような台に寝たな。
その時の赤ちゃんが、今から吸い出されてしまう。
看護師さんたちがバタバタ動く中、涙が止まらなくて「流産したんだな」と再確認。
1人の看護師さんが「大丈夫」とティッシュで何度も涙をふいてくれました。
右足を持ち上げられてふくらはぎを置く台に乗せられた辺りで意識はなくなり、手術の続きのようなセリフと、原色の細かいお花が沢山壁一面にぶわぁっと飾られた忙しない夢を見た。
手術が終わり何か声をかけられ、恐らく歩いて?車椅子?か分からないけど回復室に戻ってまた寝かされました。
そのとき現実のような夢のような、回復室のベッドの横の、壁の向こうに違う白い世界が広がっていて「あー目を開けてるけど夢見てるわー、寝よ。」と思って、泣きながら再びちゃんと寝た。
その後の夢はあまり覚えてないけどゆーごんがレゴで遊んでた。
ふと起きたら13時過ぎ。
とてつもなく気持ち悪く、クラクラする。
看護師さんがタイミングよく来てくれて、お水とお菓子を置いていってくれた。
「気持ち悪いです」と伝えると「お水を飲めば楽になりますよ」と言うので飲んでみたけど変わらず。
起きられそうになったら着替えてナースコール押してくださいね
といわれてなんとか着替えたけど、これは帰れそうにない…ナースコールを押したけど、私の様子を見た看護師さんが「歩き出すともっと気持ち悪くなって吐いちゃったりするので…吐くと楽になるんですが…。まだ横になってて大丈夫ですよ。よくなるまでゆっくりしていてくださいね」と言ってもらえたのでそうさせてもらうことに。
うつらうつら寝てるような寝てないような時間を過ごし、処方箋をもらって14時半頃出てきました。
すこしよくはなったけど気持ち悪い…
薬局でもぐったり。
ゆっくりゆっくり帰ってきました。最寄りの駅までお義母さんに来てもらえたのでよかった。
また5日~2週間の間に病院に行って経過を見てもらうことに。
術後。お腹の痛みもなくなったし、出血もまだそんなにでてない。3、4日後に血が出始めることもあるらしく、でもおかしなことではないらしい。
生理は早くて1ヶ月半後…それは見送らないといけないから、11月…12月とかかな、不妊治療は…
40歳になってしまう…。
時間がないのに。
でももう仕方ないですね。
従兄弟の奥さんは40歳過ぎてて自然妊娠でふたり子供産んでるし…。生まれるとこには生まれるんだよなぁ。
不思議だ。
今もまだ気持ち悪いので、ゆーごんをお義母さんにお願いして寝室で横になっています。
このまま寝てしまいそう。