こんにちは、シングルマンションのラムラックスです。
連休前から、ご無沙汰してしまいました・・
お正月以来の大型連休、いかがお過ごしだったのでしょうか?
私は息子の大好きな
しんかんせん
じょうききかんしゃ
でぃーぜるきかんしゃ
↑ひとくくりに「電車」と言うと怒られます。。確かに電車は新幹線だけですけどっ
を楽しみに行ってきました。
新幹線以外はレトロ感溢れる車両と駅舎で、古い建築好きな私も楽しめたので、
息子と二人、夢中になっておりました。
また後日、写真アップしますね。
今日はここ早稲田からも近い、目白台の建物です。
設計:大森茂・臼井弥枝(ひろし)
竣工:1936(昭和11)年
もともとは細川家の下屋敷で、昭和30年に和敬塾が買い取ったそうです。
南側にある「永青文庫」も、もとは敷地の一部だったそうです。
かの細川首相も幼少のころ住んでいたことがあったそうですね。
こんな邸宅の暮らしってどんな感じでしょう??
石造りの出窓部分
よくドラマの撮影で使われているのを見ますね。
サスペンスドラマの富豪の家とか、怪しげな雰囲気の家などが多いです。
内部は入口入ってすぐに卍模様の手摺りのついた大階段があったり、
アーチ型の仕切りが特徴的な食堂があったりと、
完全な「洋風」ではなく、「和」な部分もけっこう見受けられました。
庇部分
こんな庇部分にも手を抜かない、丁寧なお仕事ですね~
銅板のアーチが綺麗です。
銅板の厚み、今では使ってないんじゃないの?っというくらい厚いです。
屋根は山小屋っぽい?
屋根だけ見るとスイス辺りの山間部にある家っぽいですね。
下の方が少し反っている破風の部分に、チョウナではつったようなハツリ装飾があります。
正式になんて言うのか、忘れてしまいました。。
和敬塾さんは「事業仕分け」されなかったのでしょうか?
こんな一等地に広大な敷地を持っていて、「無駄」とか言われなかったのでしょうか?
それくらい、とにかく広いです。
この辺の地域にず~っとこの感じで馴染んでいるので、
このままでいて!と思っている方々は多いと思います。
最後に、目白台にある銭湯の紹介です。
和敬塾の北側、目白通りを横切り、路地に入ってすぐの場所にあります。
昔の銭湯建築ってお寺風な物が多いですね。
入母屋で軒先が反った屋根、唐破風の正面入口、というパターンが多いです。
こちらの月の湯も、そのまんまですね。
入ったことはないのですが、天井は格天井でしょうか?
だったらホント、王道ですね。。


