恋愛中毒。しげるチャンとのランデヴー。

カコのヒト。

しげるﾁｬﾝが
カコのヒトになって

あれから
色々あって

ここに綴ってる言葉が
全部、全部、
朽ちてしまうような
残念な事件があって。

しげるﾁｬﾝの
最後の声は
電話の向こうで
ヒールの音と喚く女の声が聞こえてて
ビックリして

涙目も出なかった。

１番
信じていたヒトが
１番
信じられなくなった。

あの電話
いつだったっけ？

傷ついた。

傷ついた。

あんまりショックで
アタシは
しばらく壊れてた。

それでも
ココを削除しないのは

なんでなんだろう。

元気に
笑ってれば
いいな。

愛(かな) しい。

『もう、いやだって』
って思っていたのなら
それでも、僕はいいけど

『サヨナラ』
って言ったのは
君なのに
なんで、泣いたの？

何度も、何度も、
声が聞きたくて
『コッチオイデ』
が聞きたくて

おかしくなって
しまいそうだ。

ココからソコまで
繋がる国道２号線は
今日も滲んで揺れた。

話たい事が
いっぱいあった。

この人を失うと
おかしくなってしまうんじゃないか。
っと思っていた
アタシの勘は当たってた。

バリ島のサンセット。

きっと
もう２人で観れない

って思っていた
アタシの勘は
当たってた。

アナタが言った

『最後の恋』

っというのは
当たってますか？

キラーチューン

贅沢は味方
欲しがります
負けたって
勝ったって
麗しのはザラにないの

貧しさこそが、敵

椎名林檎

躰、目当てのアタシと
財産目当てのしげるチャン

５月某日
離別。終演。

しげるチャンは
アタシと別れました。

でも
アタシは
アタシとは
別れられません。

ネリーが唄わない
白い端末なんて
もう、いらない。

メモリを
メールを
想いを
削除できません。

どれくらい
一緒に
過ごしたんだろう。

どれくらい
一緒に
過ごせたのかな。

喉の小骨が
取れなくて

死にそうなぐらい
もがいて
苦しいのに

死ねないし、死なないし。

赤い線も
青い線も
どっちも
ぶっちぎって
何もかも
爆発しちゃえ。