青いヒコーキ雲

青いヒコーキ雲

大野智さんの目に映った景色
通った道
そこにはきっと幸せが落ちているはず。

ロケ地などをめぐって感じたことを
中心につづっています。

Amebaでブログを始めよう!

 

子供の頃、人で溢れるオリンピックスタジアムの

写真を見ていたら、隣の子に

 

「ここにいる人、100年後は誰もいないよね」

と言われ

 

ものすごい恐怖に襲われたことがあります。

 

では、いったい、今、この現実は 

何なのだろうと。 

 

 

 

人、生き物、時に建造物なども

いつかはその生命を終える。

 

当たり前のことですが

その現実を目の当たりにした時の

喪失感は

時に想像していた以上に大きいものです。

 

突然の場合は、なおさら・・

 

悲しみ、

苦悶、怒り

あらゆる感情を持ちつつ

 

もがいて受容できなくても

事実は変わらないのだから

 

やはり心安らぐ方向へと

舵をとりたいとも願う。

 

 

 

 

井の頭公園、フリスタの木の場合

 

 

その命は、

人の手によって

切り取られてしまいました。

 

お友達に教えていただき、いても立ってもいられず、

そこに辿りついていました。

 

昨年の春、元気に花を咲かせていたのが

かえって切ない。

 

公園の方に聞くと

テニスコートの新設と

土の道を舗道にする整備とのこと

 

老木で倒木の危険性も

あったのかな。 そこはわかりません。

 

 

 

 

このことをツィッターでつぶやいたら

 

「この景色を綺麗だと感じた

智さんの気持ちは作品に残る」

とコメントくださった方がいて。

 

あぁ・・そうだ。

その時の感情を

焼き付けるのが作品だとしたら

 

この木の生命を作品という形で

引き継いでくれた彼の

 

無心にそれを表そうとしている

姿が愛しくてたまらなくなりました。

 

 

桜の木だけでなく

 

智さんの通ってきた道

見たもの、聞いた音、味わったもの

五感を感じたい。

 

会って話をすることが

できないから

 

私たちは、

彼の作品や

雑誌、テレビ、ラジオなどでの

言葉、その表情の

ひとつひとつを

とても大切に思う。

 

 

 

 

たとえばロケ地巡りは、

その時、智さんがどんな環境で、

どんな気持ちだったかを

想像して

少しだけ

近くに行けた気になれる。

ささやかな喜びの一つ

だと思いいます。

 

 

そこで、今回は井の頭公園の近くの

ゆかりの場所を、紹介させてください。

 

 

らーめん小国さん

 

2001年6月30日(土) 

入って右奥のカウンターで

味噌ラーメンを食べたそうです。

日付入りサインもありました。

 

井ノ原君や松兄との

「PLAYZONE2001 "新世紀" EMOTION」

(2001年7月14日~8月17日)

の稽古の日々かな。

 

演じることに向き合える転機となった作品。

10周年のインタビューでは
当時は、芝居に関しては経験も興味もなく
毎日必死に練習したと。

演出家の方に稽古をつけてもらったら

まっすぐ家に帰って復習し

また次の日に稽古に行くのくり返し。


千秋楽の涙は新しく始まった、

ありがとうの気持ちの喜びの涙だったと。
 

 

この味噌ラーメンの味

どんな風に沁みたのかな。

(餃子もかなりおススメです)

 

 

 

 

次は、2015年5月4日のラジオより。

 

「お小遣いで、土曜日にジャンプと

駄菓子を買っていた。

駄菓子屋の隣に公園があって、

大きい滑り台があった。

そこで友達と話すのが

土曜日の決まりだった。」

 

 

確定はできませんが、

小中学校の近くの駄菓子屋ふじやさん。

1年半ほど前にお邪魔させていただいた

時の写真です。

 

駄菓子屋のブログを書いてらっしゃる方の記事に

詳しく紹介されていますので、

下にリンクを張らせていただきました。

 

(ただ、去年の秋くらいから、数回前を通ったのですが

 いずれもシャッターが閉まっていました。)

 

 

 

まさしくラジオの通り、隣に公園もありました。

滑り台は新しくなってしまったようですが。

 

 

子供時代の土曜日の午後

ワクワク楽しかったのでしょうね。

 

 

 

再び、井の頭公園に戻ってきました。

 

 

 

フリスタのもう一本の木。

こうして何度季節が巡ったのでしょう。

 

こちらも、かなり枝が伸びて

ちょっと心配です。

 

 

 

 

 

 

さて一休み。

智さん、グリーンカレーが好きだから

ここで食べていたらいいな、なんて願いながら

 

思いを巡らせます。

 

 

 

 

この世はうたかたの夢

なんていう通り

私たちは、皆、永遠ではない。

 

だから、ありきたりな言葉だけど

 

今、感じたことを。

 

見ている風景を

 

つど大切にしていきたいなと。

改めて思うのでした。

 

 

 

そして、作品たちを

生み出す思いにも

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

※らーめん小国さん https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13010181/

※駄菓子屋さん http://dagashiyaro.ldblog.jp/archives/54573550.html

※公園内グリーンカレーのお店 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005873/

 

 

 

※過去記事に満開の桜の妖艶な姿を紹介しています。

  もししかったら覗いてみてください。

 

 FREESTYLE 桜便り 井の頭公園

 http://ameblo.jp/lumina-bw/entry-11815678837.html