決断するとき という映画を観ました。
映画館でこの映画の予告を観た時にどうしても観ておかなければならないと思ったので、なんとか上映最終日にギリギリで観に行きました。
主演はアイルランド人俳優のキリアン・マーフィという男性です。
バットマンやオッペンハイマーなどの映画にも出ているんだとか。。。私は知らない俳優さんでした。
このキリアン・マーフィーが映画の原作である小説に惚れ込み、映画化をしたそうです。プロヂューサーはベン・アフレックやマット・ディモンという俳優陣なのだそうです。
この映画の舞台はアイルランドの修道院が運営するマグダレン洗濯所という女性収容所です。
とても地味な映画ですが、とても心を揺さぶられる映画でもありました。
なんといっても主演のキリアン・マーフィーの演技がとても良いです。
抑えた演技で自然だし、静かなカメラワークも良かったです。
この映画の主題は大変難しいものでした。
人間の尊厳とは、女性の尊厳とは、人間の良心とは、信仰心とは。。。
善とは、悪とは、偽善とは、といったところでしょうか。
根源的なテーマを扱っているものです。
このマグダレン洗濯所のことを私はまったく知りませんでした。
相当な昔の話なのかと思ったら、1990年代まであったそうです。
内容に衝撃を受けました。
聖なる職に就いている人の嘘というのは今もってなくならないし、
少女や女性の望まない妊娠や性的搾取というのも今もって根深くあることです。
この映画は重たいテーマを何か意見を言うでもなく、ただ淡々と事実に即したことを描写しているだけでした。
あなたならどうする? あなたが同じ立場ならどうする?
そして被害を受ける側だったらあなたはどうする?
被害を知ってしまった立場だったらどうする?と
たくさんの疑問を投げかけられている、そんな気持ちにさせられる映画でした。
時々、この映画はどうしても観ておかなければならない!と強く思う映画がありますが、この映画はそんな私にとっての必見の映画でした。
ハイアーセルフがどうしても今観ておいて!と伝えてきました。
とても良い映画だったけど上映期間は5日間くらいで短いし、
映画館の観客数はほんの数人でびっくりするほど少なかったです(^^;;
それでも観ることができて私はとても良かったです。
