明日は初・高野山です。

このたび、素晴らしいご縁を頂いて、
高野山に初参拝の一日旅に
行けることになりました。

高野山はかなり遠くなので
（和歌山県なのですね）
東京からダイレクトに行くのはきついため
今日は大阪に一泊しています。

今日は大阪に行く前に京都で
11月24日まで特別御開帳されている
京都の仁和寺の観音堂にいきました
というのは・・・・
 

以前オーラソーマを学ばれていたRさんが
夏に仁和寺に行かれ、
ものすごくおススメだと
教えてくださったのですね。
▼▼▼

仁和寺の観音堂は
観音経そのままの世界が
壁に描かれているお堂でした。

美しい観音ワールドだけでなく
人間の陥る六道の恐ろしい絵も沢山(;'∀')

三十三間堂や浅草寺もそうですが
観音様をご本尊にされているお寺は
やはり、民の救済ということが
とても大きなテーマになっていますね。

今も昔も変わらない、
民衆が（私たちのことです(笑)）
最も、国の情勢や天変地異

世間の荒波を被るから・・・・

特に、このような旧いお寺が出来た頃は
疫病、戦争、富士山の爆発、天災・・・・ありとあらゆる苦難に
立ち向かう医療も技術も秩序もありませんでしたから
今の何倍もの困難を
最も末端の民衆たちが常に受けていたということ。

本当に大変な世の中だったのです。

少し前に、高野山行きの予習ということで(笑)
空海さんのDVDを観ました

そこで・・・とっても印象的だったのは
映画の始まりのころに
奈良の寺院に大勢の僧侶が集まり
観音経を読経するシーン。

旧い仏教の象徴として
観音経の読経シーンが
2回ありました

・・・神頼み的な
観音様に救いを求めるという在り方が
古いものとして扱われていたのかな？
と思います。

それと対照的なのは
映画の終盤のシーン。
 

迫りくる洪水を避けるために民衆が力を合わせて
堤防を作る場面です

空海さんが不眠不休の護摩行をされる傍らで
絶対絶命の危機を乗り越えて
民衆が力を合わせて堤防を完成。

空海さんば民を救うためにやったことは
人々の中の本当の力を目覚めさせ
奇跡を実現させることでした

救いとは何か？
を考えさせられるシーンでした。

しかし、
観音経を、外なる観音様に向けて
救いを求めるという方向性でなくて
私達一人一人が持っている
観音力の潜在力の目覚めに向けて読んだなら
どうなるでしょうか。

今、個人の時代を迎え
ますます私たちは
一人一人の愛と力と創造性を
目覚めさせる必要性に迫られています。

観音経が
新しい形で人類の進化に
役立つ時代になってのでは？
と個人的に感じています。

念彼観音力

彼方なる観音さまのチカラとは
私達の内なる観音力と
外なる観音様のお力の共鳴により奇跡を叶える
魔法の言葉なのではないでしょうか。

ルミエーラ叶朋佳

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