『デンマーク×代官山 白鳥の王子展』
明日までなので良かったらぜひ行ってみてくださいね。
アンデルセン童話の『白鳥の王子』が
とても美しくユニークな演出で、映画に甦っています。
この作品の重要な演出であるデコパージュを制作され、
さらに、衣装や舞台道具もデザインされていて
自国と自国の芸術へのリスペクトと愛を感じます。
ストーリーは、悪い王妃の魔術により白鳥に変えられた
11人の兄(王子)たちを、若き王女が救うというものですが、
一環してあるテーマは、
純粋さ、心の清らかさは何よりも強いこと。
そして、エゴを脇においた、大きな意思をもったとき
人は何にもまして強くなれる、ということです。
途中、エリサを陥れようと、悪い王妃が呪いをかけようとしますが
そのあまりの清らかさ故に、呪いがかかりません。
呪いの溶け込んだバスタブの湯に美しい花が咲きます。
11人の王子にかけられた呪いを解くために
棘草でできた11枚の衣を手で編み、その間沈黙を守るという
大きな試練を全うする王女エリサ。
エリサの芯にある、清らかさ、信頼、そして
大切なものを守り抜こうとする強い意思。
この意思には、ひとかけらも
小さな私の意思は入っていないのです。
小さな私を超えた、
大きな意思、神聖な意思の何と強いことか。
魔女の疑いをかけられ、火あぶりの刑場に向かう間も
棘草の衣を編み続けるエリサ。
死への恐れすら、エリサを揺るがすことはできません。
といっても。。。このお話はハッピーエンドで終わります^^。
ああ、本当に良かった!と心から思いました。
映画をみながら、沢山の気付きがありjました。
一つは、
イエロー(小さな私)の意思と、
ブルー(大きく神聖な)意思の対比。
そして、もうひとつは・・・・
映画には二人の、魔女が出てくるのですが、
一人は、エリサの父(王)の後妻に入った悪い魔女。
もう一人は、エリサを陰ながら助ける場面で
何度も違う人物として登場する良い魔女。
魔術に関して、私は全く知識がありませんが、
魔術というものは、使う人の意図が反映されるものだと思います。
どのような心を持って使うかで
悪い魔術にも、良い魔法にもなるのですね。
何をするかではなく、どのような質をもたらすか。
エゴとコントロールを脇に置いて
ただ、最善がなされる、という意図のみを持って行うのか、
そこが、全てにおいて一番大切なことですね。
アンデルセンの童話は、子供のものではありません。
深い深いスピリチュアリティが溢れている、
大人のための教えだと思いました。
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