権威者にならない | 舞のように美しい中国武術「木蘭拳」のブログ

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木蘭拳(モクランケン)は舞のようにゆったりと優雅な
中国武術の新拳種です。

ヒーリングの施術と指圧の施術を習ったとき


どちらの先生方からも共通して教わったことがありました。


それは、

「クライアントに対して権威者にならないように努めること」でした。



わたしたちは、


「認められたい」、「すごいと思われたい」、「もっと必要とされたい」と


思うことがよくあります。


でも、これをクライアントさんに向けてはいけない、ということでした。


クライアントさんにとっての権威者にならないためです。





クラスの中でも時には、 “目に見えないもの” を感じて伝えることで


最良の気づきへの近道を提供できる可能性を

広げることができます。


(↑どうしてもまわりくどい言い方になってしまうのですが。)



でも、そこに


「認められたい」、「すごいと思われたい」、「もっと必要とされたい」


この類のエネルギーを混ぜることで、


自分が権威者として振る舞うことと同じになります。


そしてそのことから

支配的なエネルギーが主導権を持ってしまうようになります。



そうならないよう強く意識して努めたいです。





施術や仕事に関わらず、

この権威者エネルギーがひょっこり出てくることがあります。




先日、大学のときの友人と久々に再会してたくさん話すことができました。


会えなかった時間のぶん、

絶対に失いたくない友人と思っているぶん、


会話のなかに

「認められたい」、「すごいと思われたい」、「もっと必要とされたい」 が

出てきてしまいました。


でも、わたしの中の彼女への愛が

この好ましくないエネルギーに気づかせてくれました。



たとえ初めて会った人にでも、こうして気づくことができるように


これからも日々修行していきたいですニコ