そして月日が流れ、秋が来て冬が過ぎ、桜の咲く4月に・・・ちが~うニャ。


そして1週間後・・・じゃなく、7月14日(をいをい、2週間経っているニャ)、パパさんが銀行へ行った時に、営業さんの上司の人(以降、偉い人)が、パパさんを呼び止めたニャ。


偉い人 :「保証会社より工場部分の登記図面を提出して欲しいと連絡がありました。
     又、未登記物件があった場合、銀行としても担保に出来ないです。」


パパさん:「母屋と工場の間には鉄骨があり、鉄骨を撤去しないと工場部分の登記は出来ないと、
     測量屋さんが言っていた事は、先日(6月末)お伝えした通りですし、
     その時には『後で登記してもらえれば結構です。』と、仰っていたじゃないですか。」


偉い人 :「でも、保証会社からそういう要望が来ているので、鉄骨を壊して登記してもらえないか。」


パパさん:「壊したら保障しないと、保証会社が言っているので、それは無理でしょう。
     又、鉄骨部分を壊したとしても、重機が入らないので、手作業=解体費用の増大につながる
     為、それは駄目です。」


偉い人 :「あぁそうですか。」


パパさん:「工務店との契約書では、土地を分筆した状態で図面を作ってある為、
     未登記部分以外を担保にすれば、この問題はクリアすると思いますが。」


偉い人 :「それは担保価値が下がる為却下です。」


パパさん:「あぁそうですか。」


偉い人 :「では、工場部分の寸法が入った平面図を頂き、それを保証会社へ提出したいので、
     図面を作成願いたい。保証会社へは、私から連絡をしておきますので。」


パパさん:「わかりました。工務店と測量屋さんに早速連絡をし、大至急、図面を作ってもらいます。」



と言って、パパさんは銀行を出たニャ。
そして、すぐに工務店と測量屋さんに連絡をし、翌朝に来てもらう事にしたニャ。



夕方、偉い人がお家にやって来たニャ。


偉い人 :「母屋・鉄骨部分を含めた状態で、登記して貰えないだろうか。
     又、現在はおじいさん(パパさんのお父さん)の名義だと思うが、
     その名義のまま登記をし、後に変更して貰えば構わないです。」


パパさん:「その場合、登記費用や名義変更費用がかかってしまうので駄目です。
     又、名義人が違う状態で担保設定が可能なのでしょうか?」


偉い人 :「わかりませんね。」


パパさん:「(をいをい、わからないって・・・)う~ん、駄目ですね。」


偉い人 :「そうですか、わかりました。」



と、偉い人は帰って行きましたニャ。



そもそも登記をするしないでもめているのは、おじいちゃんが工場を作った時に、登記をしなかったからだニャ。

登記をする事自体問題は無いのだけれど、母屋と工場の間の鉄骨が、工場にぴったりとくっついていて、
工場の壁を直す為には、鉄骨の撤去が必要だニャ。
この事は、「お家の片付けをしよう。その12。」以降で、詳しく書くニャ。



さてさて、いつになったら着工出来るのだろうかニャ・・・。




続きはまたニャ~。