どうやらスリランカ政府の非常事態宣言というのは10日間有効らしく、と、言うことは17日まではSNSは使えないらしい。
今ぼくはスリランカのキャンディという、スリランカの古都と言われている場所に来ている。
なぜキャンディにいるかと言うと、スリランカ最大の見所シーギリヤロックを見に行く中継地だからだ。
そして先日見てきた。
頂上まではかなりの距離を歩く。
入場料が4800ルピーくらい(約3200円2018年3月現在)と、超高い。
すごい強気の値段設定だけど貴重な観光資源だからしかたないのかな。
こいつのガキが世界遺産の遺跡のレンガをムシャムシャ食べてた。
このままでは犬の食欲によっていつかはなくなる定めの遺跡。
終始ラピュタの音楽が頭の中で響き渡る。
スリランカは高い入場料を取ってそれを研究費に費やして、ついにはとんでもない仕掛けを作ったものだ。
と、1人で関心して帰路に着く。
帰り、キャンディまで残り20キロを切ったあたりで武装した警官や自警団が目立つ様になった。
ここら辺が今非常事態宣言が出される事の発端となった所なのだろうか。3〜4人のライフルを持った警官なのか軍なのか、はたまた自警団の様な人が立ってる後ろの建物をよく見てみると、どれも襲撃された様な跡があり、まだ生々しい。
襲撃を受けたと言うイスラム教の人達が営む店だろう。
警察が事態をコントロールしているからか、特に混乱してる様子も全くなく、車の往来も滞りなくスムーズだ。通りには普通の日常が流れていた。
コロンボやキャンディの市内を見る限り至って平穏で、おそらくこれ以上事が大きくなる事はなさそうだ。けど、事件現場を通ると、まだキナ臭い煙が消えきっていない現場とそれ以外の街の平和さのギャップを目の当たりにして何とも言えない気持ちになる。
そしてもう3日ほどとゲストハウスにこもり切って絵を描いてる。
ゲストハウスは一泊約650円程で、日本のカプセルホテルの様な仕様になっている。
なので2階建ベッドをあてがわれるドミトリーのゲストハウスよりはプライベートがかなり保たれるし、各ブースが遮光カーテンで入り口が仕切られてる上、中には電気スタンドが付いているので24時間明るい。絵を描く上で明るい事はかなり大事で、細かい部分を描くのにどうしても十分な明るさが必要になる。さらに驚いたことにクーラー完備でシャワーのお湯の強さも申し分ない。
要するに絵を描くのにこれ程集中できる環境はなく、せっかくスリランカに来たのに観光そっちのけで絵を描いていたら、なんともう4日後にはインドへ向けて旅立たなければならないという事に気がついた。
ゲストハウスの兄ちゃんにエッラという所が素晴らしいから行ってみてと言われ、調べてみたら大変よろしそうだったので、今いるキャンディから電車の旅でも洒落込もうかと思ったが、時間がないのでやめた。
スリランカと言えば宝石。
その中でもラトナプラは言わずと知れた一大産地。
ここにも行って1週間ほど宝石屋でも冷やかして回ろうかと思ったけど、これもやめた。
とにかく時間がない。
明日は1度コロンボにバスで戻り、そこから南の先っちょの方にあるゴールといういかにもスリランカでの最終目的地に相応しい世界遺産の街を目指そうと思う。
と言うことを昨日も考え、明日こそはと奮い立ったけど、結局今日も一日キャンディにこもってしまった。
明日こそは動かねば。
それにしてもこの後どうしようかアイデアに詰まった。













