さて。
僕は、猫好きです。哺乳類は全て好きだけれど、中でも猫は、特別。
僕自身、よく「猫に似て居る」と、言われます。
僕の家の近くには、猫が沢山暮らして居ます。
「猫屋敷」と呼ばれる(僕が勝手に呼んで居るだけですが)場所には、猫が屋敷の主のように存在して居るのです。
真夜中の散歩で、其の屋敷の前を通ると、彼等は集会を開いて居る事が有ります。
そんな時は、
「今晩和。」
と。ちょっと、鋭い視線に小さくなりながら、道を通させてもらって居ます。
多分。僕の予想では、彼の白猫が頭だろうな。
其の「猫屋敷」は、実は地主さんの御宅でして。地主さんは此の御宅の隣接した薬屋さんをなさって居ます。
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店仕舞いの後の薬屋の窓からは、赤いランプの灯が零れて居る。
大きく満ちる筈の月を、薄い雲が隠して仕舞った。
ぼんやりと、屋敷の庭園が闇に浮かび、集った猫達の呼吸は、聞こえもしない。
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今宵の夜間飛行。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆『猫』 と 『薬屋』*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
其れでは、またの御越しを。
ルウでした。


