突然だが、私の中には人には見られたくない真っ黒で汚い部分と、綺麗でいいい人に見られたい気持ちがある。

前者はモグロさん
後者はマシロさん

小学5年生の時に生まれた二人とは長い付き合いである。

普段はマシロさんが上手に立ち回り、
育ちのよいお嬢さんや仕事を一生懸命頑張る働くママ、優しい妻や可愛い嫁に擬態している。

その反面で心の奥底でモグロさんがぶつぶつと小さな不満や妬みを呪詛のように呟いているのだ。


上手く擬態できてたのに…
ある日、夫の浮気によって崩壊したマシロさんの記録を綴ってます。

よければ覗いてやって下さい。