不倫を終わらせた夫は、
「もう終わったことだから考えないように」
「思い出したって仕方ないじゃないか」
「いい加減に前を向こうよ」
と言う方がいますが、
心が深く傷ついていない場合は、あまり思い出すこともないでしょう。
ただ、心が一度えぐられるぐらい傷つくと、その傷が修復されるまでは、何度も何度も「勝手に」思い出してしまうのです。
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「妻が何年経っても、不倫のことを問いただしてきたり、責めてきます。なぜ、妻の心は回復しないんでしょうか?」
というご質問をいただくこともあります。
不倫が発覚してから1年~3年ほどは、妻の心も不安定なことが多いです。
穏やかなときもあれば、突然不倫のことに触れて怒ったり、責めたりもします。
それも回復過程の一つです。
それ以上になると、何かしらの原因があることがあります。
原因として考えられるのは・・
1 夫に本心をわかってもらえずに、不安な状態が続いている
2 夫が嘘ばかりついていて、いつまでも安心できない
3 安心できることの積み重ねができていない
4 妻が夫以外の人に相談できる環境にない
等々が挙げられます。
心が回復をしようと怒りや悲しみの感情を吐き出しても、夫に寄り添ってもらえなかったり、本心をわかってもらえないと心は未消化のままです。
「わかってもらえた」と感じることが少ないので、自尊心を取り戻していくことも難しくなります。
わかってもらえない=また不倫をするときが来るのではないか・・?という不安にも襲われます。
その不安が大きくなると、「忘れた頃にまた不倫をするのではないか?」という不安が出てきます。
「不倫をしたことを忘れるな」という意味合いで、時々不倫のことで責めたり、不倫のことに関連付けて怒ることがあります。
妻からしたら、こんなに傷つくことは真っ平ごめんです。二度と同じことは繰り返して欲しくないのです。
でも、夫の方が不倫ではなくても他の女性と関わろうとしたり、妻の気持ちに寄り添うことができていないと、いつまでも妻の不安は払拭できません。
1~3までのことが何年も続いてしまうと、妻の心の回復も遅くなってしまいます。
単に、妻の心の弱さではなく、妻を不安にさせてしまうような行動が多いということです。
妻の心を回復させていくには、夫のサポートも必要不可欠ということになりますね。

