箱根滞在中、ポーラ美術館に出かけました。
箱根ならではの環境を存分に生かした美術館で、広々とした明るい空間を抜けて地下に降りたところに展示スペースがあります。

今回はこちらの企画展が開催中でした。


 Copyright©2007 POLA Museum of Art, All Rights Reserved.

この時代、画家たちが何を求めて制作の場をフランス各地へと移していったのか。
それはキャンパスの上でどのように描かれていくのか。
その辺りを、多くの眩しい作品に加えて興味深い資料との両面から読み解く展示でした。
とても楽しめる内容で、心底から・・・満喫しました恋の矢


ポーラ美術館(正確には、財団法人ですが。)の収蔵品数が 9,500点と非常に多く、その対象も多岐に渡るので、その時々の企画展の内容によって展示される作品はかなり入れ替わりがあります。
それがひとつの魅力でもあります。



鑑賞を終えた後は、併設されたショップで何枚かのポスカードを選びました。
この日はいつもより多めの7枚を購入しました。

その一部です。




左から、ポール・セザンヌの「アルルカン」、アンリ・マティスの「フリュート」、マルク・シャガールの「町の上で、ヴィテブスク」。
「アルルカン」と「フリュート」は実際に展示されています。いずれもとても印象的だったのでポストカードを購入しました。
「町の上で…」は現在展示はありません、以前ここで見た時に買いそびれたままになっていたものでした。




上は カミーユ・ピサロの「エヌリー街道の眺め」、その場から動けなくなるような素晴らしい1枚でした。
下は ポール・シニャックの"Saint-Tropez,le quai,1899"です。ポール・シニャックの作品が数点架かっていたのですが、ポストカードの感じはいまいちだったので購入はしませんでした。こちらは、以前、仏サントロペのラノンシアード美術館を訪れた時に購入したものです。
今回の企画展はちょうどこの写真の「ような」感じでした。
懐かしさを誘う風景があり、いつか訪れたいと夢を見させる風景がありと、異なる筆致で描かれたフランス各地の風景が溢れていました。
素晴らしかったぁ~あひるハート②


私は美術館で購入したポストカードをアルバムに入れて保管しています。私の宝物のひとです。


が。

一枚だけ、納まらないカードが・・・・。



今年、ル・コルビュジエ展で購入したこれ。
彼が夫人を描いたテンペラ画です。
購入時は気付かなかったのですが、幅広でやや正方形にも近い形でKGサイズ(100mm×150mm)とは違うんですよね…
絵も個性的ならサイズも個性的でした (^^;