学生の頃から 梶井基次郎が好きで
何度も 読み返してきた。
病気でしんどい思いをしている私には 内容的に ちょっときついなぁーって 思うところもあるけど(笑)
読んでしまう(笑)
どこに 惹かれるのだろう・・・ と考える
当時の日本の風景描写
何の変哲もない日常を描いているのだけど
美しい言葉の選択に ハッとさせられる。
・・・ 店頭に点けられた幾つもの電燈が驟雨のように浴びせかける絢爛は・・・ 「檸檬」
・・・ 裾のぼやけた、そして全体もあまりかっきりしない入道雲が水平線の上に静かに蟠っている・・・
・・・ 確かに清冽で豊かな水。 ・・・ 「城のある町にて」
なんとなく いいなと思う表現
・・・ 冬陽は郵便受けのなかへまで射し込む 「冬の日」
・・・ 雨や風が蝕んで やがて土に帰ってしまう、 と言ったような趣のある街で・・・ 「檸檬」
とか とか
まだ いっぱいあるけどね。