家族は全員離塔しています
JWからの脱塔は
私が高校3年生で自然消滅的に離れたのち
何年かの間に
子どもが全員脱塔し
両親も
父親が長老であったにも関わらず
排斥 と言う憂き目?に会い
めでたく全員が脱塔を果たしたのです
家族が順に離塔していった頃のことは
すでに離塔していた私には
全く関心が無くて
いつ、誰がどんな言い訳をして
離塔を許されていったのか記憶にない
脱したものの
家族がそのことで一致団結したかと言うと
そんなことは全くなくて
せっかく
家族がみんな
世の人になったのだから
何のお咎めも束縛もなく
自由に人生を楽しめたかと言うと
そんなわけでもなかった
楽しく家族で
食事に行くとか
旅行に行くとか
何か楽しいことを
家族でできるようになったかと言うと
NOだった
離塔したところで
何故か
陰を引きずるところがあった
なぜだろう?
両親が
自らの意志でなく
排斥と言う不名誉な形で
離塔したからだろうか
ぱ~っとJWを脱ぎ捨てて
新しい人生を歩きだそう!
という話は一度もなかった
家族全員で
そういう意志表示をして
新しい家族として歩き始めればよかったのに
なぜか
暗い影をいつまでもまとっていた両親
子どもたちも
なぜかどこかわだかまりのある日々を送っていたのだと思う
JWとして生きた間に
染みついたあれやこれや・・・・・
おいそれとは
ぬぐい切れない心の染み
人の心とは
不思議なもの
それだけ
影響力のあるJW
きっと
この空の下にも
たくさんの離塔してもなお
陰を引きずってしまっている人がいるのでしょう
いつか
すっきりできる日を願ってやみません
同じような
思いをする人がひとりでも減りますように
辛い思いをする人が
ひとりでも少なく済みますように
冬になると
いろいろなことを想い出します
どうか
心が温かくなるような日々を
元JWのみなさんが送れますように
私も