JW家族の長子ってツラ過ぎた・・ | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

長子は

いろんな意味で

「先達」

 

 

いってみれば

 

防風林?

防波堤?

 

違うな、

 

先陣?

特攻隊?

トライアル?

お試し?

人身御供?

 

ぴったりの言葉が見つからないけれど

 

 

 

 

最初を切って

一番苦労するんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

田舎の町で初めてのJWファミリーだったので

 

もちろん

自分たちも

JWとして生きていくことは

初体験

だったわけで

 

 

家族としても初体験

 

私個人としても初体験

 

 

そんなファミリーを受け入れる周囲の人たちにとっても初体験

 

 

 

 

 

 

ということは、どういうことかというと

 

 

 

 

 

世の中の一般的な人は

始めてみるものには

驚きと、ちょっと引いた態度と、妙な好奇心を持って眺めます

 

 

おそらく

学校の先生は

「輸血は宗教上の理由でしません」

とか

「国歌や校歌は歌いません」

とか

「給食の鯨肉は血抜きがしてないので食べられません」

 

 

なんてことを言う

初めての子どもに出会って

びっくりしたのだと思う

 

 

 

長女の私は

後に続く兄弟の先陣を切って

学校の先生やら親戚の方々へ

「証言」ってやつをしたわけで。。。。。。。。。。。

 

 

 

この「証言」ってやつは

ほぼほぼ強制されていまして、

(相手に、自分の信仰心をしっかり伝えることを「証言」という)

 

「証言」できないほど信仰心が弱いひとですか?

なんて、長老である父親に言われて

家を出る時に「励まされ」て・・・・・・・・・

(勇気づけられることを「励まされる」という)

 

 

私は

爆弾を抱えたような気持ちで学校に向かったものです。

 

 

私が「証言」をはじめると

先生たちの

驚いた顔。

自分たちの理解を超えたことをしゃべっている私を見る

なんとも言えない視線。

 

 

憐れまれているのか、

馬鹿にされているのか、

不思議なものを見るような、

とにかく、扱いに困っている顔、顔、顔・・・・・

 

 

そして、

そのあと職員会議の議題に上がっていたことは間違いないと思う

 

そして、そう思うことも

針のむしろのような居心地の悪さを感じてた

 

 

 

 

私は

初陣をきって

JWの生徒は初めての先生たちに「証言」をした

 

 

それは、私にとってひどく辛い嫌なことだった

そして、ひどく自尊心を傷つけられる反応を示された

 

 

そんな体験を

学校で、JW禁止事項に直面するたびに

何度も何度も経験した

 

 

 

 

にもかかわらず

妹たちは

私のあとに入学するわけで

すでにJW経験済みの先生たちなわけで

「ああ、あの家の子か。わかったわかった」

で済まされていた

 

 

 

全然違うはず!

私の苦痛と全然違うはず!

 

どんだけ私がしんどかったか!

 

ほんと、心の底から

長女をやめたいと思ってた!

 

 

 

 

 

 

外に対しては

まあ、こんな感じ

 

 

 

じゃあ、内に対してはどうかというと

ここにも敵はいるわけで

 

 

両親にとって

長女である私は

子どもとして一番早くいろいろ外部で経験してくる子であるわけで

 

 

 

どの家庭の長子もそうだろうけど

親の監視の目が一番厳しい。

 

 

 

親にとっても

「子どもとは、こういうことを経験してくるんだ。こういうことをするんだ」

と初体験

 

 

だから

私の経験は親にとっても初体験

 

 

あれもダメ、これもダメ、

が一番厳しかった

 

 

ちょっと異性の友人ができたりするとか

遅くまで世の人と遊んでるとか

日曜に集会を休むとか

 

許されなかったのに

 

 

 

それに引き換え

下の妹たちの楽なことと言ったら

腹立たしいくらい

ゆるゆるの親の監視

 

 

私の時はあんなに目くじら立てて

監視して、非難して、禁止したことも

 

 

妹たちは

いとも簡単に許してもらい

あるいは

見なかったことにしてもらって

 

 

ゆるゆるなJW生活を堪能していた

 

 

 

なんてこった!

 

 

 

 

 

私は

あんなにガチガチに監視されてきたのに・・・・・・・・・

 

 

 

 

許せない思いは今もくすぶっている・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

だけど

 

 

 

 

 

 

もうすんだこと・・・・・・・・・・