昨日は疲れてすぐに眠ってしまいました。
ルークが入院してから気が張って疲れるのか、
こんなに深く眠った事はないくらいに眠れています。
昨日のルークは、
まだ状況は何も変わらずでした。
強心剤をかなり使っているのに良くならず、
でも悪くなる訳でもないと言っていました。
一つわかった事は血中にかなりの量のエンテロウィルスがいたそうです。
エンテロウィルスは夏風邪の一種で手足口病などのウィルスです。
ですがそのせいで心筋炎になっているのか、
本当に心筋炎なのかは生検をしないら限りはわかりません。
ウィルスだとしたら元々の白血病という病気があり、
移植後出免疫抑制剤を使っているので、
ウィルスと戦う力がありません。
だからきっと体からウィルスがいなくなるのにも長い時間がかかります。
今ここでGVHDがらでたら大変なので、
免疫抑制剤の血中濃度を更に上げているし、
ステロイドも増やしています。
考えなくても難しい状況なんだとわかります。
このままこの病院にいてもいいのかと不安になったりもします。
移送前の主治医にも相談をしたら、
主治医の先生ももう少し落ち着いたら心臓の専門病院に移そうかと考えていると言っていました。
でも主治医の先生が今月中旬に退職されるのであまり時間がありません。
今のうちにセカンドオピニオンへ行くべきか、
悩んでいます。
今は会える時間はルークの顔をできるだけ見ていたい気持ちと、命を救うためにできる事をするべきという気持ちと。
母を亡くした時になんでもっとお見舞いに行かなかったのかとずっと後悔をしていたから、
今は医療のことは全て任せて、
ルークの顔をしっかり見ていた方がいい。
そんな風にも思うんです。
普通の心筋炎とは違う不整脈のでかたをしたり、
普通とは違う道を今も辿っていて、
どの先生もわからないとばかり言うので、
専門病院ならこういう普通とは違うと言われるような状況も経験があるのでは?
とも思えます。
専門病院に移っても長期入院になったら、
白血病の方はどうするのかとかも考えると、
病気に選びは尚更難しくなります。
ですが主治医の先生はいまは白血病よりも
心筋炎の治療を優先にすべきだと言っていました。
難しいです。
白血病も次に再発したらもう何もできないから。
心臓にダメージを受けたら、
移植適応外だと言われてしまいます。
再発もさせたくない、
心臓も治したい、
何としてでも生きてもらいたい。
ルークとまだ一緒にいたい。
すごく元気で体力をつけようと散歩に出かけた時。