前回のblogのコメントをまだ返せていなくて、
すみません。
読みながら色んな事を考えていました。
こちらの病院にきてから知り合ったママさん達から、
前にお話を聞いた事がありました。
まだルークが入院したばかりで、
小学校へ上がる前でした。
こちらの病院で知り合う子は前の病院とは違い、
標準治療ではもう治らない手探りな治療をしている子ばかりです。
病名すらつかない子もいます。
何年もの闘病生活を過ごしています。
でも子供達はみんな明るくて元気でそれでいて優しい子ばかり。
とても重い病気だなんて思えない位、
子供達もママ達もいつも明るいんです。
そんな時に同じ部屋の男の子のママ達と帰り道で話をする機会がありました。
こちらの病院は院内学級に入らなくても、
院内学級へ通う事ができるので籍を移さない子もいるんです。
入院中は院内学級、
自宅に一時退院している時は地元校に通えます。
1ヶ月毎日入院している訳じゃなくて、
点滴治療をしている間だけ入院して、
回復待ちの期間に地元校へ通う。
凄いなって思いました。
お友達がいて学校が楽しいから❓
と思ったけどそんなに子供の世界は甘くはないと言っていました。
毎日通える訳じゃないから、
その間にクラスの様子はどんどん変わっていて、
自分の居場所はだんだん無くなっていく。
ステロイドで大きくなった体を、
デブとからかわれる。
そんな事は毎日のように普通にあるよって。
こんなに頑張って頑張っているのに、
外の世界にでても優しくなんてない。
神様は本当に不公平だと思う。
そう言っていたママさんの言葉をよく覚えています。
外の世界はそんなだから、
だんだんと病院が自分の居場所になって、
だから病院では自分が出せるし居心地がいいみたい。
と前は嫌だった病院が小学校生活を経験してから、
自分の居場所は病院なんだと感じるようになったと話してくれました。
その時に話したママさん達とは、
状況がよく似ていて子供達も仲良しで、
本当に毎日毎日支え合ってきました。
でも今はもういません。
ルークくんには生きて欲しい。
ずっと応援してるから。
そう言ってくれたのをずっと忘れないです。
そんなに頑張って学校にも通わせていたママさんですら、
学校に行くとかそんな事はどうでもいい。
それよりも生きていられるかどうかだから。
と言っていたのを思い出します。
学校をどうするか悩めるうちはまだ幸せな事なんだなと思います。
だからいっぱい悩みながら、
1日1日を過ごしていきたいです。
明日は始業式。
行けるかどうかもその日にならないとわからないけど、難しく考えずに行けたら行く、行けなかったらそれでいいと緩く見守りたいです。