最近Blogで繋がっていた方のお子さんが天国に旅立ちました。

ルークと同じ病気でした。

私はショックで…
ただただショックでかける言葉もなくて
何日もずっと考えていました。

でもやっぱりかける言葉は見つかりません。

私はそういうのが下手くそで…

言葉が人の心を救う事もあるけど
傷つけてしまう事もある。
どれほどの痛みなのかもわからない私は
どんな言葉をかけられる?

ただただそんな事を考えていました。

でもずっとその方が心配で今となってはどうしてすぐに言葉をかけられなかったのだろうかと後悔しています。
心配しているって気持ちくらいは伝えられたのに…

いつもどんな時も私の口から発する言葉が
優しい言葉ばかりだったらいいのに。

そんな事を思ってしまいます。




長く病院にいたから天国に旅立っていく子供達を何度も見送る度に昨日まで一緒に遊んでいたはずなのに…という喪失感を私も感じてきました。
そして病院という今まで生活していた場所から家に帰り子供を亡くした親は今までいた場所も失ってしまう。

闘病中は社会から離れて病院という隔離された場が自分の居場所になって、そこで同じような病気の子を持つ親や先生や看護師さん達と何年も過ごしていたのに、
亡くなった後は病院から出され、
社会からも離れ、
居場所を失ってしまう。

辛さを分かち合う場所や、
亡くなってしまった後の家族や親の心のケアが必要だといつもいつも思ってしまいます。

病院は病状を分かち合う事を嫌がるし、
亡くなった事を知られないようにしたがるし、
だから亡くなっても誰にもわからないようにひっそりと退院していくしかない。
一緒に闘ってきた親達の繋がりもあるのに。
病気の子供達を不安にさせない為の配慮という事はわかるけど、
でも入院中だけじゃなく親達へのサポートは必要だと思う。
実際に苦しんでるママ達を見てきたから…


もっとできる事はないのかといつも思う。
今の私には、
ルークの事が落ち着くまでは難しいけど、
でも残された親や家族のケアがとても大事だと思う。
前を向いて歩いて行くためにも。


亡くなってからだけじゃなく、
病気に嘆いている時も、
病気と向き合えるようになった時も、
病気に挫けてしまった時も、
病気をそのまま受け入れられた時にも、
病気に負けてしまった時にも、
どの時にも子供と共に戦っている親達のサポートがもっともっと必要だと思う。