少し吹雪吹いてるね  sugar  town
世界の音を消して
見送っていたいの   sugar   town
何処までも続く雪景色


雪って好きです。
振り始めも、一面に積もった時も、そしてその雪が溶ける時も。
雪は、魔法みたいです。
美しいもの、汚いもの、その全てのものが真っ白な雪に埋もれて見えなくなる。
降りしきって、積もりつ持って、すべての純白の世界になる。
道端のたまったゴミの山も、朽ち果てた花や木も。
まるで、この世界の醜いもの、汚れたもの
一切が消えてしまった様に美しく変わる町。
だけど、朝が来て、日が昇って、少しずつ
少しずつ、その純白の雪が溶け始めて、いつか又、ありのままの街にもどる。
まるで、一瞬の夢だったかのように。
雪解けの街の汚さって好きです。
好きって言うより、愛おしいという感じかな。
道路の隅に追いやられた泥にまみれた雪。
すれすれの美しさです。
だから、やっぱり、雪って好きです。
純白の透き通った雪も、雪解けも。
雪は、私の心に純粋さや透明さを
見せてくれるとおもうのです。
雪の季節が近づくと、何だか元気になって
心が何かを求めます。
心の休息というのかな。
最近、読書に浸っています。
とは言っても、その内容はいろいろで、流行の小説、エッセイ、言葉の本、ファッション雑誌、週刊誌、漫画達、画集、写真集にも。
きょうのキラ君、オレンジ、ストロボエツジ、今日は、明日の僕に恋をする、など。
何度も何度も、よみかえしています。
そういえば、図書館通いは、していないから、本屋さんでは、見つけられない古い本
絶版になった本を探しに行ってみようかしら。
小さなときめきを探しに。
本を読むことだって、特に深い意味や
これこれの理由がある訳では無いけど
今、私の心が活字を求めているのは、確かなよう。
活字を通して、いろいろな人たちの生き様を垣間見るっていうのかな。そういう、興味が凄くあります。
ずっと、体調を崩していたけど、ようやく
健康を取り戻して、精神的にも、何かを、
やりたくなって、立ち止まって考えている時かなって思ったりします。
今年もまた、雪の季節が近づいて来ました。
いつも、暖かいんじゃなくて、外は、雪が
降っていて凄く寒いのに、家の中は、ストーブやこたつがあって、寒さと暖かさが、変わりばんこにやつてくる。
小さな火だったり、たつたひとつのほかろんだったり。それだけで暖かい。
そんな感じが好きです。雪って好きです。やっぱり、雪って好きです。ほんのりとした薄明かりの中に、貴方がいて、その後ろを何となくついていきたい。
そんな風に人を好きになったり、
愛した。


雪でした    あなたの後を
何となくついていきたかった




雪は好きです。





雪国を訪ねてみたい
そこは、わたしのちいさなあこがれ
ああ、今日もまた窓にもたれ思う
冬の旅を

雪でした


あなたの後に何となくついていきたかった


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