空間のあるじ
回想カグラ(演・清水らら)
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おおざっぱでもないあらすじ(加藤弘之監督/小林靖子脚本)
いつものように明は保線中。
トンネル傍で点検していると、トンネルの中で汽笛が鳴る。
「まもなく列車が到着する」
誘導灯を構える明だが、進入禁止の白線は明の足元に書き込まれた。
レインボーライン総裁じきじきのアナウンスと気づいて明はいぶかしむ。
トンネル内で停止して前照灯を光らせる列車に気づいた明は、次のアナウンスに眉をひそめる。
「この烈車の指揮権を、トッキュウ6号に引き渡す」
明はトンネルに踏み込み、烈車に対面する。
大物車にさらに操重車を載せたようなトップヘビーの烈車が聳えていた。
6号専用烈車の話題は、5連の烈車にも届いていた。
チケットは相変わらず明の6号襲名におかんむりだが、車掌は有無を言わせまいとする。
車掌が専用烈車の話題を振ったのは…明と連絡がつかないからだとか。
乗り逃げと断定するチケットに怒るライトは、即刻通話する。
が、受ける明は着信したアプリチェンジャーをタオルでぐるぐる巻き。
さらにメットに押し込んだ。
ということで、明は専用烈車のマスコンを握る。
ぴょおおおおーっ! ばうんばうんばうん!
この時点で全国のお父さんたちはロボ変身プロセスをだいたい把握した。
とうとう恒例の商い神バンダイ様への貢物が現れたか…。
運転席でシェイクされながらも、明はこの暴れ馬を「調教しがいがある」と期待する。
それではがっちょん! 7時30分発・烈車戦隊トッキュウジャーが発車いたしまーす!

ということで、5人はいつものように秩父鉄道へ。
6号烈車の信号が消えた地点に近いらしい。
音信普通を心配するカグラに対し、ヒカリはまた明の人知れず…と素っ気ない。
トカッチは仲間に入りづらいのではないかと考える。
幼馴染の鉄の結束がある5人に割り込みづらいのではないか。
…と述べたものの、トカッチは教室でぽつんと読書する自分の過去を思い出す。
それを振り払い、こちらから明に働きかけるべきだと提案する。
これには我関せずのヒカリも3人同様にうなずく。
では手分けして捜索開始。
一方、キャッスルターミナル…
ゼット様は相変わらずミラーボールを見上げながらキラキラを回想中。
だめだこりゃモードのネロ男爵は妙に闇集めに張り切るし、ノア夫人はグリッタの挙式を目処に陰謀作成中だし。
そんな大人の事情は知ったこっちゃなく、グリッタ嬢は謹慎中のシュバルツを訪ねる。
助力を志願するグリッタの危険を案じ、シュバルツは退けようと言いくるめるが…
グリッタは2つのよかったことを告げる。
ゼット様が怖くなくなったこと…そしてシュバルツのために暗躍できること。
この時点ではシュバルツは押し黙るのだが…ねえ。
さて駅周辺。
産廃処理場で俺のレクイエムを聞きつけたのは、やっぱりトカッチだった。
トカッチは4人に通話しながらも、1人で明と交渉することにする。
みんなで取り囲むより話しやすいはずだ。
俺のレクイエムに拍手を送り、トカッチは明に歩み寄る。
明はトカッチの引きつった作り笑いをスルーして、廃材をネコに載せていく。
ガン無視してネコを押し始めた明に追いすがりって訴える。
途中から仲間になるのは大変だが、思い切って何でも話して欲しい。
分かり合うのが仲間への第一歩ではないか…
「お前の言う『仲間』がよく分からん」
元シャドー怪人ザラムは孤独な濡れ猫…知らないものは知らないので、さっさと言ってしまう。
痛烈な肩透かしによろめきながらも、トカッチは明を追う。
トンネルの中まで追いかけて、トカッチは専用烈車に対面して感激する。
明は烈車を紹介しつつ、廃材を手に「調教」を口走る。
呆気に取られながら運転席に登ったトカッチに驚愕の展開がーっ!
明は配電盤やら天井板を引っぺがす。
あわあわで止め…きれないトカッチをよそに、あくまでも「調教」だと。
要するに「改造」なのだとトカッチでなくても気づく。
レインポーラインの支給品だけに、トカッチは口車で止めようとあたふたする。
仲間として話をしたい…なあ…(媚
「…わからん…」
腹芸が通じる見込み…ゼロ…。

5連烈車にはトカッチを除き帰還していた。
緊急事態通報、クライナーが急接近してきた。
体当たり自爆も予想される猛スピード…5烈車は緊急発車する。
車掌がトカッチに事情を通信して出発進行!
肉薄したクライナーは、体当たりではなくロボ変形して烈車を銃撃する。
ロボにはロボ戦、1号は烈車合体をコール…しかけて止めた。
進路の線路に巨大鉄フェンスが飛び出してきた。
崖の上から見物中のシャドー怪人は行き止まりを宣言する。
急制動…は間に合わない。
車掌は咄嗟にポイントを切り替える。
フェンス直前で急カーブに入り、フェンス直撃を免れる。
フェンスシャドーの独り言によると、烈車捕獲が目的で、施主はグリッタだそうな。
独り言は、現場に到着したトカッチと明に聞かれたかも。
烈車ごと全員捕獲の野望が果たせなかったと知るや、フェンスシャドーはクローズを放つ。
クローズの一斉射撃をかわし、ならばトッキュウチェンジ!
…ということしたが、アプリチェンジャーはメットの中。
戦闘しながら変身イタシマ~ス!
2号変身完了。
明も戦闘しながらメットの中からアプリチェンジャーを引っ張り出す。
ちょっと遅れて6号も変身イタシマ~ス!
とはいえ、クローズがうじゃうじゃいる序盤戦、フェンスシャドーは2人をクローズに任せる。
ということでフェンスシャドーは初志貫徹。
フォーク型杖で地面を突き、烈車の側面から無数の爪を突き立てる。
振り切ろうにも爪の列は烈車を正確に捉えてくる。
崖を軽く飛び降りたところで、烈車は爪の列に囚われた。
窮状に気づいた6号はドリルレッシャーを召還する。
ドリルレッシャーをクライナーロボに差し向ける。
だがしかし、クライナーロボはドリルレッシャーを抱えて無力化した。
元クライナーのドリルレッシャーは、あっさりクライナーロボの右腕に連結した。
フェンスシャドーはクライナーロボを烈車に向かわせる。
埋めちゃえ!
クライナーロボは崖を切り崩し、烈車に浴びせかける。
運転席で1号は食い下がるが、埋設作業は進行しても烈車は動かない。
仲間が生き埋めになる惨状を見せ付けられる2号は吼える。
2号が怒りを溜める隙に、フェンスシャドーは2号をフェンスで取り囲む。
身動きが取れない2号めがけて、フェンスシャドーはビームを浴びせかける。
杖の一突きで地雷炸裂。
トカッチは変身解除して弾き飛ばされる。
6号はトカッチの腕を取って撤退を促す。
仲間を捨て置けないトカッチは6号の腕を振り払う。
崖を滑り降りるトカッチにクローズがわらわら襲い掛かる。
剣の一撃がトカッチの左脚を切り裂いた。
見ちゃいられない6号が飛び込み、クローズをなぎ払う。
ユウドウブレイカー全開で一気に殲滅。
なおも留まろうとするトカッチに向けて、フェンスシャドーは杖から光剣を浴びせる。
6号は割り込んでことごとく叩き落とし、トカッチもろとも姿を消した。
取り逃がしはしたが、烈車を捕らえたフェンスシャドーは8割がた満足する。
一方の車内では無事に全員集合したものの、脱出はままならない。
ヒカリがサポート烈車に気づいたので全員召還…ならず無反応。
遂に電源が落ちた。

トカッチ側からの通信も反応がなかった。
トカッチは現場に戻ろうとするが、明は引き止める。
救出を焦るトカッチに、明は救出不能の現状を冷静に告げる。
見殺しと受け取ったトカッチは、明を振りほどいて現場に…傷の痛みで倒れ伏した。
手当てを進める明を突き放し、トカッチは仲間の身を案じる。
ライトたちは…封印された記憶が帰ってくる。
  新しい学校になじめないトカッチは、ひとり本を読みふける休み時間を過ごしていた。
  ライトはいきなり焼肉大食い自慢の話を吹っかける。
  ミオはライトの他人行儀な「転校生」呼ばわりをたしなめる。
  トカッチの本名は難しすぎる…ヒカリは納得しつつ、ニックネームを尋ねる。
  もちろんトカッチ。
  カグラは速攻でかわいいニックネームに反応した。
  よし、覚えた!
  ライトはトカッチを外に誘い出す。
自然に仲間に迎えてくれた。
5人であの町に帰るんだ! あの烈車で!
踏み出す足がよろける前に、明はトカッチを受け止める。
「初めてお前の話が分かった!」
トカッチはホッとする反面、手立てはどうしたものか困惑する。
明はトンネルを指差す。
調教は途中だが、2人いれば動かせるはずだ。
…CM…
搭乗完了、警笛一声!
2号に助士を託し、6号はマスコンを動かす。
ビルドレッシャー発車!
DD51タイプの哀愁いっぱいの警笛は反則だ…。
烈車の中は蒸し暑さと酸欠に襲われていた。
その中でも、ライトはトカッチと明を信じて待つ。
それでも、埋設作業は続いていた。
カグラとミオを皮切りに、ヒカリも意識を失っていく。
フェンスシャドーがほくそ笑む頃、ライトも遂に白目が…
ここで警笛一声!
さあてビルドレッシャー現着です。
クライナーロボが迎撃ビームを放つが、至近弾にもなりゃしない。
クライナーロボに突進、6号はつるべを引く。
操重車がバックホーを伸ばしてクライナーロボを殴り倒す。
追い抜きざまにつるべでバックホーを操作しながら連打を浴びせる。
跳ね飛ばされたクライナーロボは、ドリルを山腹に突き刺して抜けなくなる。
クライナーロボがもがくと、振動で足を取られたフェンスシャドーが滑り落ちる。
邪魔者は消えた! 今のうち。
ビルドレッシャーはレッドレッシャー埋設地点に横付けする。
6号の指示に従い、2号はバックホーを振るって土砂を払いのける。
土砂が取り除けられた窓越しの光で、ライトは目を覚ます。
何がなんだか、窓の外を覗く隙に、6号はクレーンを操作する。
乗客もろともレッドレッシャー先頭車を吊り上げた。
救助を確信したライトはみんなを呼び起こす。
レッドレッシャー据え置き完了!
扉をこじ開けたライトを押さえつけ、3人は外の空気を堪能する。
ビルドレッシャーを下車し、トカッチは4人に駆け寄る。
ああ感激の再会なのに、ミオ姉さんのショーパンの隙間が気になるこのアングルは何?
抱き合う6人を6号とクルーの皆さんは安堵して見守る。
水を差すタイミングでフェンスシャドーは光剣を浴びせる。
6号が再び割り込んで全弾粉砕。
となれば、みんなで変身イタシマ~ス!

OPに乗ってがちゃんがちゃんがちゃんがちゃんがちゃんがちゃん!
烈車戦隊トッキュウジャー!…相変わらず6号の余りもの感が半端ない…。
クローズの突入から戦闘開始。
トッキュウジャーは乗り換えの上で待ち受ける。
今回のここはどうやら俺の死に場所ではないようです、6号も発車。
目的不明の乗り換え乱戦中、黄色い2号がまた美味しいとこ持ってく。
シンゴウハンマーで一挙殲滅成功。
いつものポーズでゴーグルに触れると…ない! ない! レールがない!
ピンクに戻った5号がレールをロープにしてました…。
1号は6号と乗換えを図るが、なんにも変化しなかった。
6号に乗り換え機能は不要=乗り換え不能とチケットから聞かされ、1号しょんぼり。
そんな中、フェンスシャドーは1号と6号を柵で取り囲もうとする。
6号は最後の一面を押さえつけて封鎖を阻止する。
1号は柵を飛び越えてレールスラッシャー用意、レールリボンでフェンスシャドーを拘束する。
フェンスシャドーを投げ飛ばして6号の一撃を浴びせる。
レンケツバズーカ完成、2号が選んだレインボーラッシュは「落石注意」
フェンスシャドーは柵を広げて粘るが、落石多すぎ…ぷち・ちゅどーん!

巨大化したフェンスシャドーは、刺さりっ放しのクライナーロボを救出する。
これはタッグ戦になりそう…
ということで、今回はじーちゃんじゃなくてビルドレッシャーの初陣。
ということで、6号は2号を指名してビルドレッシャーに誘う。
…と、1号と5号もついていっちゃう。
ならば乗らなきゃ損ですクール3・4号。
ということで、みっちりの運転席でちょっかい出す1号を静止しながら…
「烈車合体!」
ジャックナイフ式にビルドレッシャーが立ち上がり、合体してないけど乗車完了ビルドダイオー!
ビルドダイオーは右腕のバックホーを振りかざして石つぶてを浴びせる。
突撃するクライナーロボを右腕一本であしらう。
バックホーの爪でざっくり切り裂きバケットブレイク成功。
解放されたドリルレッシャーを左腕に装着、ビルドダイオードリル完成。
フェンスシャドーは柵でビルドダイオーを取り囲む。
どう操作していいものか…t、4号が直感でつるべを適当に選んで引く。
びんご! ドリルが回って柵をぶち破る。
柵を破れば、一方的なフルボッコ開始。
6号は5人にすべてのつるべを託す。
一斉に引きおろして、ショベルドリルダブルクラッシュ!
ご乗車ありがとうございましたー!!

烈車に誘うカグラの手を振りほどき、明はビルドレッシャーの仕上げに戻ろうとする。
初顔合わせ当時は相性最悪だったヒカリは先送りを促し、烈車招待を食い下がる。
唐突にライトはいきなり駅弁大食い自慢の話を吹っかける。
ミオはライトのお馬鹿トークをたしなめる。
トカッチは記憶に新しい懐かしい対話を思い出して微笑むが、気づいたことがあった。
明に仲間意識を押し付けていただけだったこと。
気づいたついでに、明にガン見されていることにも気づいた。
明が守りたい虹の中に、5人が帰るべきレールも入れておくという。
本当の気持ちをぶつければ通じることをトカッチは知る。
明は本物の6号になった。

空間の詳細
回想シーン終盤で空間発動。広場に出てボールパスのあと、一斉に走り出したことろで、ちびカグラのワンピが翻って黒スパが現れる。黒スパとはいえ、いい形状の白黒です…。
第1駅の段階から待ち望んでいたちびカグラのスカートの中がようやく出現した。
個人的にはちびミオのショーパンの隙間の方が…いえ、何でもないです。

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あるじのその他の分布地
日曜朝の顔としては、プリキュアシリーズのCMに出ていたことがある。
役柄上はカグラが妹キャラでミオが姉さんキャラだが、ちびミオ石井薫子より2歳年上で芸歴もちびカグラの方が長い。