空間のあるじ
秋本恵子(演・渡辺恭子)
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おおざっぱでもないあらすじ(田中秀夫監督/上原正三脚本)
いつものように多摩川沿いを運転中の大は、陽子良一姉弟に出くわす。
姉妹は犬の散歩中。
橋の下に捨てられていた雑種のステと良一は謙遜するが、陽子にしてみれば家族の一員。
大はいい犬と読んだ…同感。
ということで、伏線をぽとんと置いて姉妹と犬は家路に急ぐ。
そんなほのぼの画面にサブタイコールのBGMこわいょぅ…。
ということで不思議宮殿。
無傷で地球を手に入れようとするポー様の遠回り過ぎる侵略作戦が発動する。
子供を半獣化して、家庭に送り込むことにした。
珍獣の染色体を移植すれば、改造は簡単なこと。
戦わずして家庭を占領できるとクビライ様は察する。
しかしヘスラーは、親がバケモノを受け入れるかどうか懸念する。
さすが弟がクモだと考えることが違う。
ポー様はペットのことを知っていた。
家族同様にペットを慈しむ地球人なら、半獣にも対応できるのではないか。
ということで実験することにした。
海よ…母なる不思議の海よ…メロメロ誕生。
ポー様は人獣同居計画のテストに珍獣を同行させることにした。
魔女の人間体に化けたメロメロは、意気揚々と出動する。

ということで、騙されるレギュラー5人組。
下校中にふと空を見上げると、にこやかに魔女が舞い降りてきた。
降り立つ魔女を目の当たりにしながら5人は警戒する。
うまい変装と茶化す面々に魔女は歩み寄ってアピールする。
スペースシャトルが宇宙に行く時代に魔法使い?
けちょんけちょんに仮装認定された魔女はコケつつも魔術を披露する。
テレポートしつつ杖からガスを吹き出して花壇を出現させる。
魔女は蝶に化けて飛んできた。
ということで、魔女は夢をなくした子供のため魔法の国からやって来た…と言う。
確かに悪夢のような魔法の国だな…。
そこで、魔女は願いをかなえてやろうと言い出した。
引っかかったのはワタルとルミ。
ワタルは一日中のんびりできる犬になりたいと考える。
ならばルミは鳩を希望する。
渡りに船と魔女は快諾する。
しぎしぎ・るわっ・しぎしぎ・るわっ
呪文を唱えて杖を向けると、2人はリクエストどおりの動物に変わる。
ルミ鳩は電線に飛び乗って上機嫌、ワタル犬も得意げになる。
だが、人間のまんまの恵子は肝心なことに気づいた。
元の姿に戻るにはどうするのか…
魔女いません…
ということで、ワタル犬を持ち込まれた父ちゃんはえらい剣幕で怒り狂う。
どうせワタルとグルになった冗談だと、母ちゃんもワタルを呼びつける。
ところが、ワタル犬は喋り出した。
父ちゃん母ちゃんは唖然とする。
ワタル犬は夕べの晩飯やら夫婦喧嘩やら、ワタルしか知らない家庭の情報をリークする。
父ちゃん母ちゃんの結論はあっさり決まって嘆きだす。
そんな情報は、ステと遊んでいた大に良一が通報して発覚する。
大たちはワタルの八百屋に乗り込むが、父ちゃん母ちゃんはえらい剣幕で追い払う。
ワタル犬はレタスの陰から騒動を眺めていたが、大は気づかなかった。
ワタル犬は人間体に戻って子供部屋へ。
未練たらたらで振り返った良一は、元に戻ったワタルに驚く。
マジシャンにからかわれたものと大は結論付けた。
が、子供部屋をのぞいた父ちゃん母ちゃんが見たものは…
漫画見ながらワタルの声で笑う犬。
父ちゃん母ちゃん泣けてくらぁ…。
一方、魔女はもう一方の効能を確認に来る。
秋本家も鳥篭を囲んでお通夜状態。
鳩をルミと信じ込んでいる秋本家を覗き込んで魔女はほくそ笑む。
…要はすり替えたんですね。
大のジムニーを察して、魔女は姿をくらました。
さっきの結論放り捨てて、下車するなり、大は焼結する。
シャイダースコープで透視…ルミ鳩はシンギンが化けていた。
いきなり窓から乱入したシャイダーは、問答無用で鳥篭を2階から放り捨てる。
シャイダーを追ってきた秋本家の皆さんは、逃げ去るシンギンを目撃して凍りつく。
一方のワタルん家。
高座に上げられたワタル犬にわんこ飯を捧げながら、父ちゃんは明日のステーキを約束する。
そんな部屋にもシャイダー乱入。
父ちゃんが喚こうと、ワタル犬を2階から放り捨てる。
ノッソリが正体をぶちまきながら逃げ去った。
シャイダーはノッソリを追う。
いきなり戦闘機3機編隊が襲撃してきた。
Aパートなのにバビロス召還。
急旋回しながら搭乗、豆鉄砲に耐えながらバックを取り、一撃で全機撃墜してCMへ。

大はバード星と交信する。
やっとこアニーの出番です…先週頑張りすぎたせいかな。
ワタルとルミは行方不明のまま。
コム長官はポー様の企みを正確に読み取る。
改めて長官は救出を厳命する。
案の定、2人以外にも子供たちは囚われていた。
ポー様が覗いたラボでは、改造実験が進行中。
鉄格子越しに改造を見せ付けられて嘆くワタルとルミその他をポー様は確認する。
ポー様は親の反応を見て、人獣同居化計画の実行が可能と結論付けた。
今度はすり替えトリックではなく、本格的に移植してしまおうとメロメロを放つ。
魔女は懲りもせずに恵子たちの前に現れた。
ふっしぎし~ぎ~まっかふし~ぎ~る~わ~
縫いぐるみに取り囲まれて怯える恵子たちの前にヤーダが現れる。
ヤーダはワタルとルミに化ける。
2人は恵子たちを手招きして、魔法使いに弟子入りしたと告げる。
2人は呪文を唱えて、犬と鳩に化ける。
再び人に戻って、弟子入りを薦めて駆け出した。
恵子も良一も信も乗り気になった。
追いかけようとする3人を、ステの散歩中に見咎めた陽子が引き止める。
聞く耳なし、3人はワタルとルミについていく。
陽子とステは食い下がって追いかける。
そんな陽子は、あっさりギャルに囚われて雑木林へ。
誰もいなくなった道をジムニーが通りかかる。
取り残されたランドセルに寄り添うステを大は見た。
一方、陽子も子供たちと一緒に牢に放り込まれた。
長いこと改造を見せ付けられていたルミから事情を聞いて、一同はようやくマズイ展開を悟る。
一方の公園。
大は一同の行方を掴めずにステにぼやく。
ステは知っていた。
陽子の残り香をたどって駆け出すステを大も追う。
ステは地下の坑道に突入する。
後楽園ゆうえんちの裏に飛び出したところで、ステの足が止まった。
大が周囲を探っていると、いきなり棒が顔面にヒットする。
杖を振りかざした魔女が出迎える。
魔女はテレポートして、大の背後から突きを入れる。
吹っ飛ばされた大は小ジェットコースターへ。
魔女は大を背後からチョークする。
魔女はメロメロに戻って大を突き落とす。
墜落しながら焼結!
EDに乗って着地点に待ち受けるミラクラーをなぎ倒し、デッキに飛び上がって名乗りの儀。
そして恒例の焼結システムの紹介。
それでは恒例ヘスラーの「征伐!」から戦闘開始…ならず
乗り付けたアニーの銃撃で出鼻をくじく。
サムアップを交わし、シャイダーの方から先制攻撃開始。
あ…そういえばアニーの見せパン白い頃でしたね…。
ミラクラーを蹴散らすと、第二段階にギャルの皆さんが取り囲む。
火薬玉の炸裂からアニーを抱いてデッキにジャンプ。
したたかに銃撃を浴びせると、ヘスラーとギャル軍団はテレポートして消える。
シャイダースコープで行方を追うと…
ラボに逃げ込んでいた。
一石二鳥、バトルシャイアン召還。
搭乗してシャイアンロケットで突破口を開く。
乱入し、ミラクラーとメロメロを振り払う。
ギャルは牢から引きずり出した子供たちを人質に食い下がる。
あと一人忘れてませんか?
時間差でアニーが飛び込み、けんせいの銃撃を浴びせかける。
怯んだところでシャイダーは打って出る。
人質効果まったくゼロ。
ミラクラーを蹴散らし、鎖で拘束された子供たちを解放する。
さらに改造装置を銃撃して破壊する。
一瞬にして、半獣化していた子供たちは回復した。
救出した子供たちはアニーにお任せ。
シャイダーはラボに留まってメロメロと格闘する。
ならばフーマ側も、不思議時空発生…。
発生に気づいたシャイダーは、とどめの銃撃で装置の完全破壊に成功した。
ただし、やっぱり不思議時空へ。

シャイダーは鉄球を仕込んだ石柱に迎えられる。
石柱をことごとく蹴倒すと、ようやくメロメロが現れる。
通常の4倍の不思議獣、劣勢になってもテレポートで姿を隠す。
メロメロに投げ飛ばされて第2ステージの採石場へ。
シャイダーは抜刀するが、メロメロはまたも姿を消す。
反撃のない長い長いかくれんぼ、シャイダースコープで探り当てる。
ビデオビームガンを向けられたメロメロは、観念して姿を現す。
OPに乗ってシュート、ものごっつい爆炎に煽られてメロメロが吹っ飛ぶ。
逃げを打つメロメロを追ったシャイダーは、メカニカルな壁に取り囲まれる。
ぶん回されて落下したステージで、メロメロは杖の一突きで迎える。
OPのアキラ節のまんまレーザーブレード発動。
発動したらシャイダーのペース、ざくざく斬る。
メロメロがやけっぱちの杖投げを試みても、シャイダーは叩き落す。
ところがこれは次のステージへの投入スイッチだった。
杖の発破と同時に、またも採石場に飛ばされる。
メロメロはマントに化けて急襲する。
弾き飛ばされたシャイダーだが、立て直して問答無用のブルーフラッシュ!
ちゅどーん!
しかし、フーマはしつこく鬼瓦戦艦を投入して食い下がる。
しゃあないな、ではバビロス召還!
さっそくシューティングフォーメーション。
ビッグマグナムではいちゅどーん!
今度こそ不思議時空が晴れた。

朝…
秋本姉妹は良一を待つ間にステと戯れる。
飛び出した良一を陽子は引き止め、変身ごっこに釘を刺す。
言われずとも、もう変身ごっこは懲り懲りの面々だった。
大とアニーは、功労者ステを見届けて走り出す。

空間の詳細
弟子入り志願シーンで空間発動。公園のスロープによじ登る瞬間、大開脚のスカートの中が覗ける…はずのポーズなのに、フィルムが劣化してよく見えない。かろうじて、登りきって立ち上がるまでの前かがみになった瞬間に、薄暗い影が裾の奥に見える。見慣れたエピソードなのに、これまで気づかなかったのがもったいない。

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あるじのその他の分布地
女優水島よう子のデビュー当時が彼女。乙女塾や欽ちゃん劇団を経て、声優としても活動していた。Wikipediaの経歴は最近のものがないが、事務所HPのプロフィールは残っている。