空間のあるじ
校庭で遊ぶ生徒(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(小林義明監督/上原正三脚本)
シャイダー32話の原作登場…。
しんみりと雨の中、わかばのモノローグで雨宮三郎が現れる。
見送りの車の前を通り過ぎたわかばは、まだ降りない三郎と目が合った。
それだけのこと、わかばが通り過ぎた後になって、三郎は車を降りる。
三郎はわかばのクラスに転校してきた。
席はわかばの隣、ということで、袖摺り合うも他生の縁…
…の前に、クラスの馬鹿どもが足掛けの洗礼を試みる。
面白いようにヒットして、三郎は床に這い蹲る。
あっかんべー…顔にめり込むくらいグーくれてやっていいのに。
馬鹿どもは昼休みにも容赦しない。
教室から校庭を見下ろす三郎にちょっかい出す気になった。
わかばも正反対の心境で三郎を気にする。
誘い出そうと教室に戻るわかばより先に、三馬鹿が接近した。
アホなちょっかいを出しつつ、三郎を外に引っ張り出そうとする。
三郎は耐えかねて馬鹿を合気道で投げ捨てた。
3対1で挑みかかる。
鉢合わせしたわかばは三馬鹿を振りほどく。
先生も加わって、三馬鹿は振りほどいたが、三郎は学校を飛び出した。
わかばは正門まで三郎を追う。
三郎を呼び止めたが、三郎は黙して駆け去った。
校庭の脇を曲がったところで、三郎は烈と鉢合わせてもんどり打つ。
烈が詫びているうちに、三郎は立ち上がって去ってしまった。
変な子だとは烈は思ったが、三郎のポケットからこぼれ落ちた結晶に気づいた。
自宅まで走ってきた三郎は、必要以上に周囲を警戒する。
尾行してきた烈はいぶかしむ。
庭で待ち受けていた母も周囲を警戒しつつ家に招く。
自宅を確信した烈は、三郎の怯えを察した。
何かある…
その頃、三郎は父の部屋をノックする。
揺り椅子の父が応えている間に、母が朗報を伝える。
ベン、オヴィワン・レイクパルバ・ベジータ(船と連絡がトレタワ!)
三郎も返す
レイクパルバ・モールベジー(ホントカ!)
何者だ…?

そうと知らない烈が潜入ルートを探っていると、ダブルガールの姿に気づいた。
予定変更、烈はダブルガールを追う。
貨物駅の倉庫を曲がりっぱな、いきなり強烈な一撃を食らう。
見上げればタクラマカン。
襟を取られて吊り上げられる。
ニーキックと正拳突きを浴びせても動じない。
放り捨てられて自由になる。
タクラマカンはH鋼を振るって烈に迫る。
一撃はかわしたが、腹に突きを食らって墜落する。
とうとう脇腹にセンター前のクリーンヒットを食らう。
嵩にかかって迫るタクラマカンを飛び越え、キックで壁に突っ込ませる。
引っくり返ったタクラマカンはカマダブラーに戻った。
今度は鎖鎌を振るって攻撃する。
…鎖鎌って分銅を振って鎌は持つんじゃなかったっけ?
コンテナに飛び乗って、簡略蒸着でギャバン登場!
クラッシャーもぞろぞろ沸いてきて戦闘開始。
クラッシャーはコンテナ上と地上で殲滅、あっさりダブラー戦へ。
カマダブラーは鎌を投げてギャバンを絡め取る。
…いやだから鎖鎌は鎌を振り回す得物じゃないでしょ。
ギャバンを引き寄せてフォール…失敗して投げ飛ばす。
逆にギャバンは鎖の反動でキックを浴びせ、鎌を投げ返す。
ギャバンキックが頭に綺麗に入り、カマダブラーは吹っ飛ぶ。
バンザイしながらちゅどーん!
ギルマンティスやグリーンマンティスに見せられないこのあっさり感。
だが、ギャバンは単なる火遁と判断し、撃破したとはとても実感できなかった。
ドルギラン…
コム長官は例の結晶の分析結果を伝達する。
レイク星の水晶体だ。
バード星からさらに15光年先の星という。
コム長官は、三郎の正体をドクター・バーンズの息子ベンと予想する。
バーンズは放射能クリーンシステムを開発し、放射能汚染を阻止しようとしていた。
マクーの誘いをバーンズは拒否した。
マクーはレイク星の二大国を煽動し、核戦争を勃発させてレイク星を滅ぼした。
バーンズはベンを連れて地球へ亡命した、という。
コム長官は博士父子を保護するよう命じる。

そうと知らないわかばは、上機嫌で外出した。
わかばはいつの間にか探り当てた三郎の家を訪ねる。
監視カメラでモニタリングしていた母子は困惑する。
どうやって声をかけたらいいものか…
わかばが空き缶に八つ当たりしていると、三郎から出てきた。
いつの間にか約束していた待ち合わせだったそうですね上正さん?
ボートに誘うわかばとは関係なく、三郎は「おもしろいもの」を披露するという。
それはそれは、わかばは上機嫌で三郎についていく。
河川敷ですれ違った小次郎さんは「デートかな?」と茶化すのだが…
「まあ、そんなとこ」
腕を組んで去る2人に小次郎さん大ショック…ほら脇見脇見…
ちゅどーん!
…という寂しい大人は置いといて、三郎は河原の廃車に誘い込む。
後部座席のシートを起こすと、水晶体をぷすぷす挿した装置が現れる。
三郎は1本抜いてわかばにプレゼントする。
一方、烈はミミーと雨宮家を監視する。
奥方は警戒しながら外出した。
ミミーは三郎の母と自然に考える。
が、バーンズ夫人が亡命前に他界している情報は烈に届いていた。
じゃああの特撮常連ゲストの安原義人夫人は何者なんだ?
ということで、無人の雨宮邸に潜入。
奥の部屋へ…
踏み込む寸前に発破が起きた。
リビングに押し戻されるや、ダーツの的からビームが飛ぶ。
2発かわして奥の部屋に飛び込む。
バーンズは悠然と揺り椅子に揺られていた。
バーンズの問いに答えて烈は名乗る。
バーンズは烈とミミーの呼びかけを拒絶して振り返る。
だが、ミミーが悲鳴を上げて烈にしがみつく間に、バーンズはくず折れる。
烈はバーンズの覆面を恐る恐る剥がす。
銀ぴかの人形だった。
バーンズもすでに他界し、生存を演出していたことを烈は見抜く。
声もコンピュータが受け答えを予測して発していた。
で、どうなるの…ぱかぱかぱっぱかぱかぱっぱかぱかぱっ!

そうとは知らないわかばは、廃車の助手席に座る。
運転席に鎮座した三郎は、わかばに目を閉じて水晶を握るよう告げる。
この車は、特別急行・銀河行きです。
…東京―大阪間を運行する急行列車に乗り換える特急ですか…なんて無粋なこと言っちゃいけないな。
念ずれば数千数万光年の世界…。
わかばが目を開くと、アンドロメダ星雲が見えてきた。
三郎の運転にあわせて、隕石群の中を突き抜ける。
三郎はブレーキを踏み、正面の宇宙蛍を指し示す。
わかばは扉を開き、眼下の火星を見下ろす。
三郎は注意を促し、もっと面白いところを目指してアクセルを踏む。
ところが、目指す惑星が突然爆発した。
三郎とわかばは思わず伏せる。
窓を叩く音で三郎は目覚めた。
偽母カスミが起こした。
カスミが目配せすると、視線の先にハンターキラーとダブルガールがいた。
もはやこれまで、累がわかばに及ぶ前に、三郎は車を去る。
わかばが目覚めた時、三郎とカスミの姿は小さくなっていた。
わかばが呼んでも、三郎は振り返りもしなかった。

一方、烈とミミーは地下室を発見していた。
放射能クリーンシステムの設計図が貼られていた。
もう完成の域に達している。
バーンズの死後、ベンが継承して完成に漕ぎつけたと烈は確信する。
幼いベンの才能と執念にミミーは感服する。
帰宅したカスミは2人を見咎めて叫ぶ。
烈は宇宙刑事の身分を名乗り、ベンに気さくに呼びかける。
だが、カスミは敵意剥きだしでベンを庇う。
防犯扉が下り、2人は地下室に閉じ込められる。
アラームが鳴り、自爆装置が作動したと烈は悟る。
瞬間蒸着で扉を破って脱出成功。
…政宗さん、コード詠唱もないのにプロセス回想ですか…。
ミミーもインコ化して無事だった。
せっかく完成したシステムを捨てて、ベンとカスミは逃亡する。
マクーの皆さんは貨物駅で待ち受ける。
ハンターキラーはバーンズへの面会を要求して2人を取り押さえさせる。
カスミはクラッシャーを振りほどく。
ここに来て、政宗さんがカスミの正体を明らかにする。
バーンズが作ったベン護衛アンドロイド。
ということで、木村さんに成り代わってJAC影武者がクラッシャーをなぎ倒す。
しょうがないなぁ…ハンターキラーはカマダブラー人間体をけしかける。
カスミの目からビームを浴びてタクラマカンからカマダブラーへ。
カマダブラーは立ち上がって威嚇する。
ベンを促してしんがりに立つカスミの思惑に反し、カマダブラーは退路に立ちふさがる。
カスミはベンを押しのけ、一人でカマダブラーの攻撃を浴びる。
一度転がされ、二の太刀を受けたものの、殴打の隙にバックを取られる。
隠れたベンも思わずカスミを呼ぶが、カスミは天高く放り捨てられた。
落下の衝撃でカスミは炸裂して散る…ダークQお面在庫処分1個完了…
たかがロボット、されど母代わり、駆け寄るベンをハンターキラーとダブルガールが取り押さえる。
ギャバンは高らかに「待てー!」を叫ぶ。
ダッシュから光球化、加速して人垣に割り込み、ベンを奪い返す。
惰力で貨物駅のワム8に飛び乗り、蒸着済みながら名乗りの儀。
ハンターキラーの命令一下より先に、ギャバンが打って出て戦闘開始。
まずはクラッシャーを脚捌きで殲滅。
早々にカマダブラーと対峙する。
鎌をかざして斬りかかるが、ギャバンは懐に飛び込んでキックをかます。
カマダブラーは鎖を飛ばしてギャバンの足首を取る。
引きずられる前に、ギャバンが先に飛び込んでカマダブラーを蹴倒す。
あーあ駄目っぽいなカマダブラー
…ということで、マクー空間に引きずり込め!
察したギャバンはサイバリアンを呼ぶ。
イントロも高らかに、チェイス・チェイチェイ・ギャバン!

カマダブラーは、物陰から鎌ブーメランで攻め立てる。
かわしながら、ギャバンは投擲ポイントを探り当てる。
バレちゃ仕方ない、カマダブラーは現われて格闘戦に臨む。
やっとこ鎌で斬りつけたり鎖で引っ張ったり、互角になってきた…通常の三倍で。
ギャバンは鎖を引きちぎってピンチを脱する。
ギャバンのパンチは受け止められ、廃墟の窓に放り込まれて第2ステージ。
ここは一抱え大の瓦礫が降ってくる廃墟、カマダブラーもターザン攻撃を交える。
うまいことかわしていたギャバンだが、カマダブラーにフォールされて上空の宇宙空間へ。
宇宙船上での押し合いの末、ギャバンは廃墟に放り捨てられる。
着地したギャバンも、Zビームでカマダブラーを撃墜する。
カマダブラーの反撃をまともに食らい、ギャバンは第3ステージの水門に放り出される。
カマダブラーは鎌を剣に持ち替え、一気にギャバンを圧倒する。
ひとしきり耐えたギャバンもOPインストに乗って抜刀する。
一度は弾き飛ばされたが、足技でカマダブラーを蹴ったついでにキャッチする。
そして、レーザーブレードに・火~をつーけろ~!
さらに、光の速さでギャバンダイナミック!

空港の誘導灯の列をベンは行く。
非礼を詫びるベンを烈は気にせず励ます。
レイク星復活のため、旅立つベンを見送る。
握手の後、ベンは結晶をかざしてテレポートしていった。。。
一方、教室に三郎が現われることは二度とない。
わかばは廃車体に走る。
水晶体の装置に代わって、三郎が摘んでわかばに渡した野菊が取り残されていた。
しんみりするわかばを烈が呼ぶ。
涙ぽろぽろのわかばに烈は寄り添う。
やがて、わかばは一番星を見つける。
三郎の星かもしれないと烈は呟く。
わかばの初恋は終わった。またそのうち次の恋が始まるさ。


空間の詳細
三馬鹿の三郎いじり協議シーンで空間発動。三馬鹿の手前で登り棒にぶら下がってる女の子、棒から脚を離した瞬間にぴちぴちの半ズボンの裾から白線が出現する。

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毎度のことながら、エキストラじゃな。。。