空間のあるじ
分教所の生徒(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(小西通雄監督/松田寛夫・安倍寿脚本)
あのガソスタ爆発バンクで有名なあのサタンローズちゃんが再登場ですよ。
ということで、OPのバックは懐かしい3話の回想。
相模湖でボート遊びしていたカップルは、突然湧き出してきたサタンローズに出くわした。
恐怖のあまり落水したカップルもろとも、サタンローズは相模湖の水を一気に飲み干す。
おわっ、いきなりドアップの笑顔は勘弁してくださいアンミツさん、こわっ。
ドクトル・オーヴァはレッドコブラに「どえらい騒ぎ」の期待を告げる。
あれ…レッドコブラが剥き歯じゃない…。
レッドコブラは水遊びの目的がさっぱりで困惑する。
サタンローズが水に弱い設定…って3話にあったかな?
ちゅか相模湖の底から沸いてきましたけど?
どう見てもガラの悪いチンピラの会話です。
そんな司令室が暗転、ギロチン帝王の通信が届いてオーヴァはかしこまる。
オーヴァプラン第1号作戦(サタンローズ発芽)は全宇宙の期待通り成功を収めたことを報告する。
帝王は激励し、オーヴァは第2号作戦の成就を明言する。
…さてさて、どんだけ地道な小作戦なんでしょうか。
輪転機…
大作と南は現場の調査に向かった。
湖底の荒野にぽつんと見慣れた植物が…
一方、国防会議では、東支局長がBF団の布石と推測して述べる。
幕僚は証拠を求めるが、あのサタンローズを見れば一目瞭然なのに、支局長は沈黙する。
幕僚は長官に爆破命令を求め、事態の収束を図ろうとする。
長官は沈黙するが、翌朝に爆撃を実施することになったらしい。
支局長は憮然としつつ帰還する。
その道中、レッドコブラ直々にビルの上で待ち伏せていた。
狙撃用意。
あんたなら一発で殺れそうですよ。
しかし、レッドコブラは運転手にハンドルを切らせ、自損激突事故で済ませる。
頭の包帯に腕を吊っただけで、支局長は生還する。
BF団の仕業かどうかは…回収した銃弾を調べてみれば分かるかもしれない。
銃弾をテーブルに置いた途端、オーヴァの声が響く。
無条件降伏とサタンローズの活動を予告して、銃弾は喋り終えた。
銃弾を開いてみると、マイクロテープが仕込んであった。
BF団の挑戦状、しかと受け取った。
ならば、安井博士に再び協力を仰ごう。
ということで、使命を果たしたレッドコブラに、オーヴァは博士の拉致を命じる。
久々に博士のかわいいお孫ちゃんに会えるかな…?

ということで、レッドコブラは安井研究所に乗り込んだ。
毎回毎回先頭でご苦労酸ですヒゲ団員。
ご同行願っているうちに、南と大作も遅れて到着した。
ヘッドライトのハイビームで門番の機銃掃射を散らして手榴弾攻撃。
一気に突入して書斎内で戦闘開始。
南のキックで先制し、カーペットを引っ張って全員転倒。
団員にカーペット被せて袋叩き、そして博士を確保する。
南が扉の脇で増援を倒し、部屋の中の団員は大作の麻酔ガスで眠らせる。
レッドコブラは葉巻手榴弾を浴びせて脱出した。
BF団撃退、2人は眠らせた博士を起こす。
…かわいい孫役の小林千恵ちゃんは今回出ません…がっくし。
偵察写真を一瞥した博士は、サタンローズと一発で見抜く。
1990年まで、視聴者は毎年1回は出会う羽目になりますけどね。
ユニコーンがサタンローズと確証を持てなかった違和感を博士に問う。
休眠しながらエネルギーを蓄えている状態と博士は考える。
いきなり巨大化して活性化した3話とは事情が違うらしい。
ならば、爆撃で殲滅できるか支局長は問う。
言語道断、サタンローズに熱エネルギーをくれてやるだけで、成長を促すだけだ。
支局長は国防省に作戦中止を進言する。
取次官は憶測+無名研究家の珍説を取り合わない。
聞く耳なしの縦割り行政、博士はいじける。
…ちゅか、3話の戦訓がまったく生かされていないのは帝国陸海軍と変わりませんな。
かくして総攻撃が始まった。
…あのね、ブラックバードは爆撃機じゃなくて偵察機なのよ。
無武装のはずだけど攻撃開始。
第1波攻撃で、サタンローズは触手を伸ばして開花する。
ひひひひゃはははは!
第2波攻撃に向けて、サタンロースは花から火炎放射、頭から大噴火。
溶岩弾をぶち撒き、ブラックバードは続々と撃墜された。
世界にたった32機しかないブラックバード、どうしてくれやがりますか。
防衛軍は第2次攻撃隊を出すのだが、デルタダガーじゃあな…
空爆をことごとく退けたところで、帝王が通信する。
第2号作戦大成功をオーヴァは高らかに報告する。
高笑いしつつも、帝王は第3号作戦の発動を命じる。

相模湖周辺に緊急避難命令発令。
支局長は博士に助言を請うが、博士も手がつけられない。
支局長は南に現場の避難誘導指揮を任せ、大作にロボ随伴でサタンローズ監視を命じる。
ジャイアントロボ発進・ま"!
あっという間に元相模湖へ。
サタンローズは旺盛に溶岩弾を飛ばしまくる。
大作は交戦命令を要求するが、支部長は博士のない知恵が湧き出るまで待機を命じる。
支部長は博士に食い下がる。
サタンローズが弱れば急所の口を開くはずだ。
しかし、地熱を吸収して成長している現状では弱体化しそうにない。
…確か3話では高電圧で弱体化できましたけど?
サタンローズの成長ぶりから考えるに、溶岩弾の到達範囲は関東全土に達するだろう。
支局長は国防長官を呼び出す。
国防省ではミサイル攻撃を検討していた。
…有人攻撃すら駄目なのに無人攻撃なんか効きませんよ。
支局長はこれ以上の餌を戒め、東京神奈川の全員避難を確約させる。
難色を示していた長官もようやく頷きながら後半へ。

湖岸の山林に着弾し、火災が発生した。
見かねた大作は指示を求めるが、絶望した博士からは何もアイデアが浮かばない。
皮算用中のオーヴァとレッドコブラに、帝王はしつこく進捗状況を尋ねる。
今や3号作戦はクライマックス中とオーヴァは大言壮語。
一方、避難は遅々として進まない中、南たちユニコーンは懸命の誘導を進める。
禿山に分教場の生徒を誘導してきた南は、点呼で2名足りないことを知る。
分教場に引き返す先制を引き止めるのが精一杯。
残ったゴローとカズミは、分教場を守ろうと踏み止まる。
不二香ちゃん、これ悪魔くんじゃなくてジャイアントロボですよ。
が、火勢は下の階段まで迫っていた。
一気に無謀な勇気がくじけ、2人は分教場に這い上がる。
分教場も延焼、2人は煙に巻かれる。
大作はロボを降下させて2人を手に乗せる。
救出完了、南は指示を支局長に求めるが、初めから打つ手なしの支局長は警戒続行が精一杯。
国防省のぼんくらどもも今さら乗り込んで、ロボの前線投入を求める。
溶岩弾を止める術がなければ、ロボでも止められない。
支局長は頑として動じない。
…ロボって3000度までは耐熱能力が実証されてますけど…
痺れを切らした大作も交戦許可を求めるが、煮詰まった司令部の面々は決断しない。
ひひひひへひゃはははは!
勝ち誇るサタンローズだったが、大作は赤富士ダムの存在に気づいた。
できたばっかりだが、上流のダムを決壊させて相模湖に流し込めば…。
大作の思いつきは…
博士はちゃっかり自分が気づいたかのように対抗策の全プロセスを一瞬で思いついた。
「直ちに赤富士ダムを破壊せよ!」
ま"!
メガトンパンチ一発で水が溢れる。
2発の大穴で相模湖に濁流が押し寄せる。
ひひひへひゃはははは?
歩かないサタンローズがもぞもぞしているうちに、ロボは一気に相模湖へ飛来する。
着水したロボは、サタンローズが口を開くまで待つ。
待てないサタンローズは、花を伸ばしてガスを放つ。
…ロボは生物じゃないからガス無意味ですよ。
溶岩弾が撃てないサタンローズは触手でロボに挑みかかる。
振り払って振り払って…口ぷはあ!
ロケット砲スタンバイ、じゃき・じゃき・かん・かっかっかっか!
連射
ひひひひゃはは…あーっあーっ…ま~っま~っあああ…ああああ…
ちゅどーん!
地球人たちは歓喜する。
一方、天国から地獄に落とされたオーヴァは次を誓う。
帝王はボソッと却下する。
モニターにすがりついて慈悲を乞うオーヴァに、帝王はモニター越しの爪光線を放つ。
「消えよ、オーヴァ」
本当に足元から頭に向けて、悲鳴を残してオーヴァは文字通り消えてしまった。
「余の命令を果たさぬ者」として見せしめを見せ付けられて、レッドコブラは震え上がる。
でもその後ろのヒゲ団員、17週連続で「余の命令を果たさぬ者」になってますが…。
そんなこととは露知らず、使命を完遂したユニコーンは見送られつつ相模湖を去る。

空間の詳細
分教場避難シーンで空間発動。分教場前の石段を駆け下りる生徒の中で、スカートの中を露わにしながら降りてくる子がこの子。大混乱のごちゃごちゃの中で見つけにくいのが残念。

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あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。