空間のあるじ
小川まゆみ(演・蝦名由紀子)
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おおざっぱでもないあらすじ(畠山豊彦監督/押川国秋脚本)
ロボコンは上空からパパさんの車を探す。
それにはわけがありまして…
小川家でもパパさんを待ちわびていた。
だが、下車したパパさんは浮かない顔…
北海道旅行を決めたのはいいが、飛び込み同然で予約が取れない。
マミとシシムはあからさまにがっかりモード。
来年こそはとパパさんは慰めるが、先送り感ぷんぷんで2人はむくれる。
ママさんも北海道に未練たらたら、新婚旅行のやり直しが…
ママさんが箪笥の奥から婚約指輪を出してきたことにパパさんも気づく。
指輪を収納…となれば、パパさんにはとどめの一撃…。
お通夜気分の小川家の真ん中で、ロボコンは北海道に行かせたいと願うのだが…
思い出しましたよ。
去年の夏に行った深川の桜山レジャーランド。
ということで、園長さんに直談判。
太っ腹な園長さんの一存で、小川家は万々歳となった。
皆さんベタ褒めでロボコンも上機嫌。
そんなわけで、レッスン中のロビンちゃんを強引に呼ぶ。
ガンツ先生の許可が…しかしロボコンはガンツ先生のえこひいきをお見通し。
ところが、ちゃんとモニタリングされていました。
甘えるな、頼るな、一人で行け…うらら~!

ということで東京港。
最新のさっぽろ丸だあああああ!
ところが…パパさんは課長が急病で明日出勤が決まってしまった。
パパさんは千歳に直行することにする。
が、新婚旅行の時とまったく同じパターンでママさんはおかんむり。
パパさんは小川家をロボコンに任せて無念の直行へ…。
さあてさっぽろ丸は苫小牧を目指す。
上甲板で海を堪能するマミとシシム…に反してママさんしょんぼり。
励ますわが子に空元気。
空気を読んだか読まないか、ロボコンは赤上げて白上げてで気を紛らわす。
…案の定、「白上げないで」から崩れました…。
とりあえず、ママさんも爆笑できた。
そんなこととは知らないロボメロは、ロボコンを追いかけようと慌てていた。
小川家前で町田巡査を待ち受ける。
フェリーなのか飛行機なのか…どっちもです。
ということで、町田巡査に八つ当たりしてロボメロは飛び立った。
そんなこととは露知らず、さっぽろ丸ではプールを堪能する小川家…。
ママさんはロボコンのお気遣いがありがたい。
だが、調子に乗ったロボコンがプールにどぼん寸前。
ママさんは腕を取ってストップしたが、逆に引っ張られてお約束のどぼん!
一方、パパさんも千歳に着いた。
懐かしーいダヴィンチヘリの全日空、しかもボーイング727だぁ!
てことで、小川家は苫小牧から深川駅へ車で直行、どんぴしゃりでパパさんも国鉄にて到着。
ところが、ロボデキも降りてきた。
押しかけ家庭教師を口実に許可をもらったそうで。
そんなわけで桜山へGoだ。
これが市営遊園地か…と驚くほど充実の風景…。
かって知ったるレジャーランド、園長さんに歓迎される。
さあ来ましたよ、今なお保存中のC58に連結したSLホテル。
ホテルの中はオロネ10そのまんまで旅気分も盛り上がる。
ここでママさんは婚約指輪を取り出す。
新婚旅行の時は、嵌める間もなかった指輪をパパさん自ら嵌める。
これにて新婚旅行のやり直しは完了。
でも子持ちです…新婚気分のパパさんママさんはからかわれて照れまくる。
いい話なのにアイキャッチはいつものように元気よく!

ではロボコンの案内でレジャーランドの番線再開。
…2000年に閉園してますけどね…今は緑地公園。
そんなわけで、BパートはDC-3喫茶室から。
そこに久々の由美子が駆けて来る。
第2クールとは正反対の歓迎ムード、ここの従業員ということだそうな。
ロボデキもミニ新幹線の運転手を買って出て堪能していた。
レジャーランドから遥かに見下ろす石狩川に小川家は行くことにした。
ママさんは河原から川にちゃぷんと入る。
入ってしまってから、指をを嵌めっ放しなことに気づく。
パパさんに預けたいが、届かない。
ロボコンは腕を伸ばして指輪を預かる。
どんなもんだ…てけてけてけてけ…
足を走る黒い影…。
G------------------------------!
ロボコンは川に飛び込んで足を洗う。
ああやっぱり指輪がちゃぷん…
ママさんは指輪を追うし、パパさんは助けに飛び込む。
パニックしながら上陸したロボコンに、マミは正体を教える。
はさみむし!
………亜寒帯な北海道の野ッ原にGがおるかヴォケ!…すすきのにはおるけどな。
きっとロボコンはコオロギ幼虫を見ても発狂します…。
指輪消滅…パパさん大激怒、ごめんじゃ済まない。
シシムはかの有名な相場を無視して「また買えばいい」とロボコンを庇う。
相場に関係なくプライスレスな価値を突きつけて、ママさんも絶望する。
そう言われちゃ、ロボコンは探し当てることを約束する。
畳の上じゃあるまいし、相手はあの大河石狩川だってば。
ロボコンは何とかの一つ覚えで為せば成る。
しょうがない、パパさんは小川家を層雲峡に誘うが、ママさんは気が気じゃない。
川に踏み込もうとするところを引き止めて、ロボコンは皆さんを車に向かわせる。
どんと構えて送り出してみたものの、ロボコンにも自信はなかった。
腕を伸ばしてじゃぼじゃぼじゃぼじゃぼ…。

そんなわけで、小川家は層雲峡へ到着した。
とりあえず絶景を堪能していたが、家族写真を…シシムが消えていた。
熊牧場を捜し歩いてみたが、シシムの姿は見当たらない。
一周して駐車場に戻ってみれば、シシムは車内に籠城していた。
ロボコンがいないなら層雲峡も見ない腹づもりだそうな。
そのロボコンだが、一押し二押し三に押しでじゃぼじゃぼ…蟹に挟まれましたよ。
ということで、小川家は上川から深川へ逆戻り。
牧場のホルスタインにとりあえず和んだが、ロボコンは相変わらずじゃぼじゃぼじゃぼ。
とうとう小川家が戻ってきた。
もうだめ…ロボコンはママさんに泣きつき、罰として石狩川に投げ飛ばすよう求める。
もう十分、ママさんはロボコンを許す。
悪気があったわけじゃないのは分かってる。
指輪のダイヤは自然に帰りたかったと割り切ることにする。
パパさんの念押しにもママさんは迷わなかった。
ロボコンはかえって意地でも見つけようとする。
こんな幕引きじゃ気が済まない。
ならばお任せ、パパさんとママさんは苦笑しながら戻っていく。
ロボコンはママさんに喜んで欲しい一心…のところに助け舟かお邪魔虫か…。
降下してきたロボメロに迫られて、あーうざっ。
突き飛ばしたら、ロボメロの傘が吹っ飛んで川の中へ。
あああまた拾わなくっちゃ。
のところだが、ロボメロはオートコントロールの投げキッスで傘を呼び戻す。
ロボメロが傘を振ってかざしますと…
傘に溜まったお魚とともに、指輪も河原にこぼれ落ちた。
あったー!
途端にロボメロに感謝するのだが、調子こいたストーカーはチューを迫る。
いやああああーーーーーーっ!!

ではテレビ中継で理不尽タイム。
無断旅行のロボメロ0点と手伝いご苦労のロボデキ80点は軽ーくね。
ということで、自信満々のロボコンであった。
ろ~ぼこん0点。
見つかったのは偶然、なくした奴の責任は当然…うらら~。
パパさんは、なぜ捜索を止めさせたのかママさんに問う。
ママさんは北海道効果でゆったりできたからだと考える。
ふと夫婦2人でゆっくり歩く楽しみを実感した
…のだが…
コブつき+うるさい赤いのが小川家には存在するもので。
場内カートに誘うロボコン、やっぱり空気読めずに取り残される。
夫婦のあっかんべ~に腕組み思案するロボコンであった。

空間の詳細
常連総裁閣下からの頂き物。船上シーンで空間発動。上甲板に駆け上がって深呼吸している間に、スカートがはためいて前の白い逆三角形が姿を現す。

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あるじのその他の分布地
・秘密戦隊ゴレンジャー#10「赤い風船! 風速100メートル」(1975年)
・アクマイザー3#14「なぜだ!? 一平がふたり」(1976年)
・超神ビビューン#13「ハニワが歩いた? 怪奇な足跡」(1976年)
・5年3組魔法組#24「ガンモの初恋」(1977年)
・快傑ズバット#29「父母なき子 涙の復讐」(1977年)
・バトルフィーバーJ#5「ロボット大空中戦」(1979年)
さすが70年代後期を代表する子役だけあって、出演作品は多い。79年の映画「ガラスのうさぎ」の入浴シーンは今となっては伝説の域に達している。その後もシャイダー14話やメタルダー12話などのゲスト出演はちょくちょくある。