空間のあるじ
ミコ(演・尾崎ますみ)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(田口勝彦監督/富田祐弘脚本)
5年3組はおんぶ競走を始めた。
ハテナマン・ミコ組とガンモ・ショースケ組はともかく、
ぽっちゃりちゃんを背負ったチクワはふらふら。
よーいドンなわけだが、上空に運悪くベルバラが…。
ベルバラはミコを落としてすり替わる。
曽我さんがスリムといっても1.5倍増量、ハテナマンはフラフラだし、ミコも追いかける。
ハテナマンはとうとうベルバラを振り落とす。
改めてミコが乗り込んでレース再開。
腰を打って立てないベルバラはおんぶを所望するが、ミコはレースが大切。
くやじいいいっ! ピッ!
魔法組3人は逆回しでバックを強制される。
巻き込まれたぽっちゃりちゃん大迷惑です。
3組は激突してひっくり返った。
ベルバラを罵りながら立ち上がるが、ミコだけは目覚めなかった。
5年3組全員駆け寄り、ベルバラは予想外の惨状に逃げ去った。
気付いた珠純子さんが駆け寄り、ミコを姫抱っこで保健室へ連れ去った。
初めて見る人ではないだろうに、あの人は誰?状態。
そんなわけでサブタイどずん。
大慌てのカンザブローは保健室に怒鳴りこむ。
脳震盪で寝てます、お静かに。
…と静まったカンザブローだが、こっそり窺う魔法組に気付いて大爆発。
乙竹先生がやんわりと追い返したあとで、ミコが目覚める。
とりあえずカンザブローは安心した。
ミコは顔を隠して反省する。

学級会では危険な遊びの禁止が議題に挙がった。
おんぶ競争・チャンバラ・靴取り・すいらん本かん・はさみっこ・電気鬼…
危険かおい? どこが?
さらに相撲が追加された。
ガンモから豪快に投げられた奴がさっそく提案、さらに多数決で承認。
野球とゴム飛びも追加…フライを追って激突した2人が提案、やっぱり承認。
竹馬・バドミントン・リレー…きりがなくてカンザブローがストップをかける。
カンザブローが熟慮を求めるが、5年3組は全部禁止でいいという。
少数派の魔法組が困惑する中、回復したミコが教室に戻ってくる。
堪りかねたミコは止めに入るが、相撲モヤシは「2階から飛び降りるくらい危険」とほざく。
ミコは食い下がるが、抗議中に意識が遠のく。
ミコは早退決定、乙竹先生が送ることにした。
かえってダメ押しになってしまった。
無念のミコのポケットに、ハテナマンはこっそりMJバッグを潜り込ませる。
万一の時は医者を呼べるように…なんだが、ミコが別の用途を考えるのよね。
…ということで、遅ればせながら乙竹姫子先生の紹介です。
純子さん以来久しぶりです小野さん。

ミコは禁止だらけで残念がる。
ルールさえ構築すればなんてことないのだがね…ということで、乙竹先生は改善を誓う。
見送りついでにユリ1本をプレゼントしてくれた乙竹先生をミコは気に入った。
床に就いていると、部屋の外に気配を感じた。
寝たふりしていると、ベルバラが見舞いに現れた。
だが、乙竹先生の一輪にケチをつけてポイしたので、ミコはバンノーダーを取り出す。
アバクラタラリン・理科室の…
シーツをすっぽり被ってベルバラを待ち受ける。
寝顔観察…はい理科室の骨格標本とご対面です。
追っかけられたり抱きつかれたり踊ったり…あわあわでベルバラは逃げ出した。
わっわっみんなでぱるぱれ~

さて学校。
いくらカンザブローが発破をかけても、5年3組はどんよりしている。
授業中誰も一言も喋らない。
元気出せと言われても、元気の出し場がありゃしない。
楽しい遊びが全部禁止…ミコは責任を感じる。
いやいや民主主義の自業自得です。
禁止したはずの5年3組が自ら首を絞めて活気を失っていた。
校庭でも、5年3組はおろか全校児童の姿もない。
しょんぼりしていると、音楽室から定番の乙女の祈りが聞こえてきた。
駆けつけてみると乙竹先生の演奏だった。
気付いた乙竹先生は音楽室に魔法組を招き入れる。
モヤシ大嫌いの乙竹先生はオクラホマミキサーのLPを掛ける。
さあ踊るべ。
そんな乙竹先生をミコは乙姫様のように感じる。
乙竹先生は前任校ののびのび振りを紹介する。
ちょっとの擦り傷にへこたれない田舎の小学校だ。
ということで、ハテナマンは今すぐ見に行くことにした。
魔法組はマジッカーでひとっ飛び。
北東小学校に到着。
鬼ごっこと竹馬が交錯し、竹馬から男の子が叩き落とされるが、男の子は平然と乗り直す。
相撲を取れば、豪快な投げの打ち合いが繰り広げられる。
誰も非難する連中はいない。
ミコは一大決心をする。
擦り傷も瘤もへこたれない子供であるべきことを5年3組に証明してやる。
その手段は…「2階の窓から飛び降りる」
…おいおい違うだろ…。

帰郷したミコは、公園のアーチに登って予行演習に取り掛かった。
魔法組は止めるが、ミコはちゃんと計算はしていた。
メタモライトを使ったトリックだ。
猫に変身してやり過ごす気だ。
ハテナマンは納得したが、ガンモには理解の範囲を超えていた。
猫はどんな体勢からもうまく着地できるしね…という再現フィルム登場。
ああなるほどね、ガンモも把握してリハーサル開始となった。
アバクラタラリン・猫になれ・そして元に戻れ
飛び降りたミコのスタントは空中で猫になり、着地してミコに戻る。
…バレバレですが実験大成功。
ただ、真似る奴やカンザブローの大爆発が心配だ。
それでも、ミコは覚悟は承知で本番を待つ。
しかし、その夜…
ベルバラはミコの部屋を訪ねる。
MJバッグを開き、中身を偽物にすり替える。
寝入って気付かないミコに代わり、MJくんが抗議する。
聞く耳持たず、ベルバラはMJくんの口にガムテを貼ってしまう。
明日の本番、どうなりますやら…ミコ大ピンチとは当人も知らない…。

乙竹先生の体育の授業が始まった。
第1クールではちょうちんだったブルマがショーツ型にリニューアルされてる…。
覇気のない返事に喝を入れ、チャンバラを指導する。
チャンバラは禁止…ととりあえずチクワは言うが、乙竹先生は「剣道」に訂正して続行する。
しかも新聞紙竹刀だし。
女の子がそれでも「ぶちっこ禁止」で食い下がる。
乙竹先生はあきれ返る。
ここで教室から見学中のミコが相槌を入れる。
ミコは5年3組の意気地なしを責め立てる。
ミコはさっそく飛び降り宣言、もちろん乙竹先生は止める。
騒ぎを聞きつけたベルバラやカンザブローも校庭に集まってくる。
ミコは絶対の自信を持って窓の桟に登る。
カンザブローは教室に駆け上がって止めようとする。
ベルバラは階段に画鋲を巻いて邪魔をする。
手すりを這い登ろうとするカンザブローだが、手すりにも画鋲の群れ。
転げ落ちて針の山…うわあ痛そう…。
止めようとする多数派にまぎれて、ミコを煽る魔法組。
そこにベルバラが現れて真相を明かす。
となれば止めなきゃ!
だが、魔法組の声はミコに届かない。
知らないままミコは飛び降りた。
同時に乙竹先生は気合一発で飛び出す。
変身できないまま、ミコはメタモライトを取り落とす。
ミコ人形まっさかさま。
着地点に到達した乙竹先生が姫抱っこでキャッチした。
超人的なキャッチにハテナマンは魔法を使ったのかと思った。
乙竹先生は合気道だと即答する。
驚いたベルバラは乙竹先生を試そうと魔法をかける。
が、先に殺気を感じた乙竹先生の一喝で、ベルバラはひっくり返った。

ミコが目覚めるなり、乙竹先生は怒り狂う。
魔法組全員、授業終了まで校庭に立つべし。
カンザブローも厳禁を厳命してそこまでにした。
改めて5年3組に禁止したことを問い直す。
もちろん本音は遊びたい。
よーし、魔法組以外思いっ切り遊んで来い!
朝礼台の5人以外、校庭で遊び回る。
ルールを守り、遊びを選んで伸び伸び過ごせることを2人の先生は願う。
乙竹先生に感謝するカンザブローだが、乙竹先生は魔法組に手柄を譲る。
ミコは乙姫先生を超えた鬼姫先生がますます好きになった。
心配掛けてごめんなさい…それでも笑顔のミコだった。

空間の詳細
いろんなシーンで空間発動。いちばん分かりやすいのが本番飛び降りシーン。教室の手すりをまたぐ時に、真下からスカートの中のブルマを逆さ撮りで眺められる。他にも気絶シーンや北東小学校到着シーンなどでもブルマが拝める。

イメージ 2
あるじのその他の分布地
・キカイダー01#6「魔術師対ゼロワンの秘密能力!!」(1973年)
・仮面ライダーX#18「恐い! ゴッドの化け猫作戦だ!」(1974年)
・ザ・カゲスター#29「カラスガー 死の四次元作戦!」(1976年)
・UFO大戦争 戦え! レッドタイガー#7「吼える超高層ビル」(1978年)